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ストレートティーをおいしく飲むには? 合う茶葉や入れ方のコツ

上色ゆるり

紅茶のシンプルな味わいが楽しめる、ストレートティー。今回は、知っておくと便利なストレートティーの知識を紹介します。ストレートティーとは何か、茶葉の選び方や入れ方、アレンジ方法など幅広く解説するのでぜひチェックしてみてください。

紅茶には、レモンティーやミルクティーなどさまざまな飲み方がありますが、ストレートティーはやはり定番。年齢や性別問わず多くの人に好まれている飲み方です。

今回は、そんなストレートティーをより一層楽しむための知識を紹介します。

ストレートティーとは何か、どのような茶葉の種類と相性が良いのか、おいしく入れるコツなどを解説するので、紅茶に興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ストレートティーとは?

ストレートティーとは、ミルクやレモンなどを入れていない紅茶のこと。

茶葉から抽出した液をそのまま飲む、紅茶の飲み方の1つです。砂糖を入れない状態のものを指すこともあれば、砂糖を入れた状態でもストレートティーと言うこともあります。

茶葉本来の香りや色、味を楽しめるのが、ストレートティーの魅力。ホットはもちろん、氷を入れたアイスでも親しまれています。

ストレートティーに合う茶葉の種類と選び方

紅茶の茶葉には、渋みがあるものや甘みがあるもの、独特な香りがするものなど、それぞれ違う特徴を持つ種類がたくさんあります。

どのような茶葉がストレートティーで飲むのに適しているのか、茶葉の選び方とおすすめの種類を紹介していきます。

選び方のポイント

先に紹介した通り、ストレートティーは紅茶本来の色や香り、味を楽しむ飲み方。そのため、茶葉を抽出した時の色や香り、味が特徴的なものを選ぶのがポイントです。

例えば、フルーティーな香りがする、透き通った明るい色になるといった特徴を持つ紅茶がおすすめ。もちろん、あえて渋みを味わいたいなどであれば、そういった特徴を持つ茶葉の種類を選んでもOKです。

また、レモンやミルクを混ぜると風味が損なわれてしまうような、繊細な味の紅茶もストレートティーで楽しむ醍醐味があります。

ストレートティーにおすすめの茶葉

自分が味わたい風味の茶葉を選ぶのもいいですが、ストレートティーには「ダージリン」がおすすめ。

独特の風味と香りが楽しめる紅茶のため、ストレートで飲んでこそ良さが生かされます。特有のフルーティーな香りから、ダージリンは「紅茶のシャンパン」と言われることも。

また、「ヌワラエリヤ」もストレートティーで飲むのに人気が高い茶葉。

スリランカで採れる茶葉で、ストレートティーで飲むことにより、繊細な花の香りと爽やかな渋みが楽しめます。

また、これらを含め、気分や求める味わいによっておすすめの茶葉の選び方があるので、ぜひ以下もチェックしてみてください。

ストレートにおすすめの茶葉の例

・ダージリン:フルーティーで優しい口当たり

・ヌワラエリヤ:しっかりとしたコクや渋み

・ウバ:メントールの香りと爽やかな渋み

・キーマン:スモーキーな香りと甘み

・アッサム:芳醇な香りと強いコク

なお、ダージリン、ウバ、キーマンは三大紅茶と言われています。それぞれの味わいを楽しむため、ストレートで飲み比べてみるのもいいでしょう。あなたの好きな紅茶の傾向が分かってくるかもしれません。

ストレートティーのおいしい入れ方

ストレートティーをよりおいしく飲むためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

ここからは、ホットのストレートティーを入れる時のコツを、茶葉タイプとティーバッグタイプでそれぞれ紹介していきます。

茶葉でストレートティーを入れるコツ

茶葉でストレートティーをおいしく入れるには、以下のことに気をつけるのがポイント。

・ポットとカップを事前にお湯で温めておく

・紅茶を蒸らす最中に、お湯が冷めないよう注意する

せっかく沸かしたお湯が冷めてしまうと、味が落ちると言われているため、保温する工夫が必要です。ティーポットにかぶせて使う「ティーコージー」を使用すれば、手軽にお湯の温度を保てるのでおすすめです。

ストレートティーを入れる手順【茶葉編】

1.お湯をたっぷり沸かす。5円玉程度の大きさの泡がボコボコと吹き出すくらいが目安。

2.お湯を注いでポットとカップを温める。1分程度そのままにし、全体が温まるようにしておく。

3.ティーカップ1つ(1人分)に対し、ティースプーン1杯(3~4g)の茶葉をティーポットに入れる。つまり、2人で飲むなら、ティースプーン2杯が目安。

4.沸騰したお湯を飲みたい杯数分ティーポットへ注ぐ。1杯150ml程度が目安。注ぐ際は、ティーポットをやかんに近づけながら行う。

5.すぐにティーポットの蓋をして蒸らす。小さい茶葉の場合は2分半~3分、大きい茶葉の場合は3~5分程度を目安にする。

6.蒸らし終わったらティースプーンでそっとかき回す。茶こしを使いながら、濃さが均一になるように最後の1滴までティーカップに注ぐ。

なお、最後の1滴は「ベストドロップ」「ゴールデンドロップ」などと呼ばれ、おいしさが詰まっていると言われています。

ティーバッグでストレートティーを入れるコツ

ティーバッグタイプのストレートティーを入れる時は、以下のことに気をつけましょう。

・裏返したソーサーをカップに乗せ、蓋をして蒸らす

・スプーンでティーバッグを押しつぶさない

ティーバッグタイプは、ソーサー(ティーカップの下のお皿)を裏返して使うことで、ティーポットと同じように、紅茶をしっかりと蒸らすことができます。

また、早く紅茶が抽出されるよう、ついついティーバッグをスプーンで潰してしまいがちですが、余分な渋みが出てしまうので注意しましょう。

ストレートティーを入れる手順【ティーバッグ編】

1.ティーバッグの場合同様、お湯を沸かす。

2.お湯を注いでカップを温める。

3.2のお湯は一度捨て、飲む用に沸騰したお湯をカップに注ぐ。

4.ティーカップ1つ(1人分)に対し、ティーバッグを1つ使う。カップの淵から、静かにお湯の中へティーバッグを入れる。

5.1~1分半を目安に蒸らす(※商品の推奨時間でOK)。この時、ソーサーで蓋をしておくとティーポットと同じように蒸らすことができる。

6.ティーバッグを少し振って、静かに引き上げる。

自分にとってのベストなストレートティーを見つけよう

ストレートティーは、最もシンプルな紅茶の飲み方。一見単純そうに見えますが、茶葉の種類や紅茶の入れ方にこだわってみると、意外と奥が深いのも魅力です。

ぜひ、今よりももっとストレートティーを楽しめるよう、いつもとは違う茶葉や入れ方を試してみてくださいね。

(上色ゆるり)

※画像はイメージです

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