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人に好かれる人の特徴6つ! 「好かれる人」診断つき

高見綾(心理カウンセラー)

あなたの周りに、なぜか人に好かれている人はいませんか? そういう人を見ると、「できれば自分も人に好かれたい」と思うこともありますよね。今回は心理カウンセラーの高見綾さんに、人に好かれる人の特徴や診断、人に好かれる方法を解説してもらいます。

誰しも人に好かれたいと思いますよね。では、人に好かれる人にはどういった特徴があるのでしょうか。詳しく解説します。

また、人に好かれる人がしない言動についても見ていきましょう。人に好かれるために今から実践できる簡単なポイントについても併せて紹介します。

「人に好かれる人」ってどんな人? 自分も人に好かれるには

一緒にいる時に、相手が心地良い気分を感じていれば、相手から好かれます。

つまり、人に好かれる人というのは、「一緒にいる人をポジティブな気持ちにさせる人」であると言えるでしょう。

一般的に、人に好かれる人は、自然体で誰に対してもオープンです。

周りをよく気にかけていて自分から声を掛けたりするので、そうした態度に周りは安心感を抱き、うれしい気持ちになることが多いでしょう。

私の身近にいる人に好かれる人には、気さくで聞き上手、穏やかな性格の男性や、ユーモアがあって、ハキハキとした裏表がない女性などがいます。

タイプは違いますが、一緒にいると楽しい気持ちになれたり安心できたりと、心地良い気分になるのが共通点ですね。

とはいえ、どんなに感じの良い人であっても、人には好みがありますので全員に好かれるわけではありません。

人に好かれる人もそのことを知っていて、「気の合う人と付き合えればOK」と、肩の力を抜いた感覚でいることが多いようです。

人に好かれる人であった方が、お金や情報、チャンスに恵まれ、楽しく過ごせる点が大きなメリットであるといえるでしょう。

仕事でも、困った時に周りから助けてもらえますし、必要な情報がたくさん集まってくるということも考えられます。

出世や給料アップの可能性が高くなり、新しいチャンスにも恵まれやすいといえます。

恋愛においても、出会いのチャンスが増えますし、恋愛そのものも安定してうまくいく可能性が高いでしょう。

もしうまくいかないことがあっても、相談に乗ってくれる人がいるので心強く思える点もメリットですね。

人に好かれる人の特徴6つ

人に好かれる人には、以下のような特徴があります。

(1)努力家で謙虚

何事も前向きに頑張るタイプの人は、人に応援されやすいです。

そのひたむきな姿に、人柄の良さと信頼感を覚える人も多いでしょう。

うまくいった時に、周りへの感謝を示し、「おかげさまでうまくいきました」という姿勢を見せる人は好感を持たれやすいです。

(2)自然体で分かりやすい性格

人に好かれる人は、分かりやすい性格をしていることも特徴です。

というのも、「何を考えているのか分からない」というだけで、人は警戒してしまうからです。

自然体で裏表がなく、喜怒哀楽が分かりやすいタイプの人は、周りに安心感をもたらしてくれます。

(3)口が堅い

口が堅く、秘密を守る人は信頼されます

人に好かれる人は、「これは言わないでね」と言われたことは外に漏らすことはありません。

公にして構わない話なのかそうではない話なのかを読み取る力もあるので、その場の空気を読んで「今、この話はしない方が良いな」と臨機応変に判断することができます。

(4)周りに関心を持っている

人に好かれる人は、周りに関心を持っていて、相手が話した些細なこともよく覚えています

そのため、「こないだ、甘いもの好きだって言ってましたよね? これお菓子のお土産です」などと、会話の中で相手を気に掛けるような発言をします。

このような発言や行動で、「私のことを覚えていてくれたんだ」と相手はうれしく感じるのです。

(5)ちょっとした思いやりを示す

人に好かれる人は、「自分は人に何ができるのか」をいつも考えています

例えば、仕事で疲れている後輩に飲み物をプレゼントしたり、落ち込んでいる友達に励ましの言葉を掛けたり、自分の知っている情報は惜しみなく伝えてあげたり。

相手に対して思いやりの気持ちを表すのが上手です。

(6)相手に気持ち良く話してもらうことが上手

人に好かれる人は話を聞く時、体を相手の方に向けて、きちんと目を見ます。

そして、「うんうん」「それでどうなったの?」と適度に話を促す相づちを入れます。

相手の話を遮ることなく最後まで興味を持って聞くので、相手は「自分に興味を持ってもらえた」とうれしくなり、「もっとこの人と話したいな」という気持ちになるのです。

あなたはどう? 「人に好かれる人」診断

人に好かれる人のポイントを以下にまとめました。いくつ当てはまるか、診断してみましょう。

・何事も「まずやってみる」という姿勢で前向きに取り組む方だ

・周りから「分かりやすい性格」と言われることがある

・口は堅い方だ

・人に興味関心がある

・周りに応援したいと思う人がたくさんいる

・人の役に立てるとうれしく感じる

6個中4個以上あてはまった場合は、かなり人に好かれているといえるでしょう。

これはNG! 人に好かれる人がしないこと

人に好かれる人は、相手を不快にさせることはしないものです。

人に好かれたいのであれば、以下のようなことはしないようにしましょう。

(1)自己卑下して周りの気を引こうとする

自分に自信がないと、「どうせ私なんか」と話して、「そんなことないよ」と相手が言ってくれることを期待してしまう場合がありますよね。

相手はコントロールされているように感じてしまうので、ほどほどにしましょう。

(2)思い通りにいかないことを他人のせいにする

何事も思い通りにいかないことはあるものです。その際に、「○○さんのせいだ」と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、他人だけのせいにするのはNG。人に好かれる人は、「自分にも改善点があったかも」とちゃんと自分と向き合おうとします

(3)謙遜に見せかけて自慢する

「私なんか大したことないですよ」と言いつつ自慢してしまったことはありませんか?

裏の意図は大抵相手にバレてしまいます。この場合、むしろ「聞いてほしいことがあるの!」と素直に言った方が印象は良いでしょう。

(4)価値観を押しつける

距離が近い関係性で起こりやすいことですが、相手を自分の思い通りに変えたくなったら要注意。

「こういう時は○○すべきでしょ」など、価値観を押しつけるのはNGです。

参考記事はこちら▼

自然と周りを引き込むような魅力を持っている「好かれる人」。あなたの好かれる人度を10の質問で診断します。

人に好かれる人になるには?

人に好かれるのはうれしいものですよね。どうすれば人に好かれるようになれるのでしょうか?

(1)相手の名前を呼ぶ

話し掛ける時に、「○○さんは、△△についてどう思います?」など、相手の名前を呼ぶと、印象アップに繋がります。

名前を呼ばれると、相手は親しみを覚えてうれしく感じます

毎回のように呼ぶのは逆効果ですが、普段あまり相手の名前を呼んでいないと思う人にはおすすめです。

(2)うれしかったことは素直に伝える

他人にしてもらってうれしかったことは、できるだけ素直に伝えましょう。

「先日話を聞いてもらえて元気が出ました」など、ありがとうの気持ちを言われて嫌な人はいません。感謝の言葉はケチらず伝えましょう。

(3)他人の話には共感して肯定する

人に好かれる人は聞き上手です。

何か気の利いたことを言おうとか、結論を出してあげようとする必要はありません。

「そうかー、そんなことがあったんですね」と寄り添って聞くだけでも、十分相手はうれしいものです。共感しながら肯定的に聞くことを意識してみましょう。

(4)他人の長所を褒める

人に好かれる人は、他人の長所をよく見ています。

「○○さん、こういうところすごいですね」と伝えるだけでも印象アップにつながります。

ポイントは、本心で思ったことを伝えること。お世辞はバレてしまいます。

無理のない範囲で「好かれる人」を目指そう

人に好かれる人は、相手の視点に立って物事を見られるので、周りをポジティブな気持ちにさせてくれます。

とはいえ、「全員に好かれなければいけない」とプレッシャーに感じる必要はありません。気の「合う」「合わない」はあるものです。

ちょっとした言動に気をつけるだけでも印象は良くなりますので、できることを少しずつやっていきましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

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