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「垢バン(垢BAN)」とは何のこと? 意味や事例を紹介

武田 麻希

SNSやオンラインゲームを使っていると、「垢バン(垢BAN)」という言葉を目にする機会があるかもしれません。しかし「垢バン」は造語なので、意味が分からない人もいるでしょう。ここでは、「垢バン」の意味、垢バンされる例などを紹介します。

SNSやゲームで絡んでいた人が、最近見かけないなと思ったら「垢バン(垢BAN)」されていた、ということはしばしばある話です。

しかし、どこまでが「垢バン」という言葉で表現できるのか、言葉の由来などはよく知らない人も意外と多いでしょう。

そこで今回は、「垢バン」の意味や垢バンされる原因、垢バンされた例などを紹介します。

垢バンとは

まずは、垢バンという言葉の意味や由来を見ていきます。

言葉の意味

ネットスラングとして使われる「垢バン」には、このような意味があります。

垢バン(アカバン)

オンラインのサービスで、運営者からユーザーアカウントを削除され、利用を停止されること。BANとは英語で「禁止」や「権利剥奪」の意。迷惑行為を繰り返すなどの悪質なユーザーに対する強制的な権利行使として行われることが多いとされる。

(『実用日本語表現辞典』)

「垢BAN、アカバン」と書く場合もあります。

 

由来

「垢」はアカウント、「BAN」は「禁止」や「追放」を意味する英単語。この2つを組み合わせて「垢バン」というネットスラングが生まれました。

一時的な停止で済む場合もありますが、場合によってはアカウントが削除されてしまうこともあります。

垢バンされる原因

垢バンされてしまう場合、大きく分けると2通りの理由があります。

1つは、サービス提供者が作成したガイドラインに違反している場合。

もう1つは、画像や動画、音楽など他社に著作権がある作品を使ってしまった場合です。

垢バンされた例

ここからは、垢バンに至ってしまう具体的な理由について見ていきましょう。

ゲームでの垢バン

オンラインゲームにおいて、「課金アイテムを無課金で手に入れる裏技」がネットなどを介して有名になることは多いです。

しかし、このような行為は不正行為とみなされることがあり、場合によっては垢バンになってしまうこともあります。

ゲームで垢バンされることを防ぎたいなら、運営に禁止されている行為は避けましょう。

SNS(Instagram、Twitterなど)での垢バン

SNSなどで、一部のユーザーが他のユーザーに対して悪口などの不快な発言をしたり、利用規約に何度も抵触したりしてしまうことがあります。

これらの行為は垢バンの原因になりやすいです。

垢バンされると一時的な停止では済まないこともありますので、人に迷惑をかけるような使い方は避けましょう。

通販サイト(Amazonなど)での垢バン

Amazonなどの通販サイトでも、垢バンされてしまうことがあるようです。一時的に利用停止になったり、アカウント自体が閉鎖・削除されたりする可能性があります。

例えばAmazonで垢バンされる理由として考えられるのは、不正なAmazonギフト券の使用や購入した商品の大量キャンセル・返品をした場合など。

Amazonの利用規約をきちんと守って使っていれば垢バンされることはないので、アカウント登録をする場合は目を通しておくと安心かもしれません。

垢バンされないように注意

今回は、ネットスラングの「垢バン」が「SNSやネットゲームなどで、運営者からアカウントを削除され、利用停止されること」であることを紹介しました。

主な原因は、ガイドライン違反か著作権違反です。

場合によっては一時的な利用停止で済む場合もありますが、完全にアカウントが削除されてしまうこともあります。

垢バンされるということは、運営や他の利用者に何らかの迷惑をかけていることが多いです。心当たりがあるなら、垢バンされる前にこれまでの使い方を見直すのが良いでしょう。

(武田 麻希)

※画像はイメージです

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