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「ゆるぼ」は何の略語? 意味と使い方を例文で解説

ひらり

ネットスラング「ゆるぼ」は何の略語かご存じですか? 今回は、「ゆるぼ」という言葉の意味と使い方を解説します。「ゆる募、助言って何!?」など、SNSで言葉の意味に迷った時の参考にしてみてください。

SNSなどで使われる「ゆるぼ」とは、一体どんな意味なのでしょうか。

文脈を見ると何かを募集しているようだけれど、ニュアンスまでは分からないこともあるでしょう。

この記事では、「ゆるぼ」の意味や使い方を解説していきます。

「ゆるぼ」は「ゆるやか募集」の略語

「ゆるぼ」とは「ゆるやか募集」の略語です。集まったらうれしいけれど、集まらなくてもそれほど支障がない、切迫感のない募集をしたい時に使われます。

「ゆる募集」「ゆる募」「緩募」「ユルボ」などと書かれることもり、それぞれほとんど意味の違いはありません。全て「ゆるやか募集」のことと考えてOKです。

(1)急募の反対「それほど急いでいない時」の募集

「急募」の反対語と考えると「ゆるぼ」のニュアンスが理解しやすくなります。

「急募」とは、なるべく早く、急いで人員募集をしたい時に使う表現。アルバイトの募集などで、この言い回しを見かけたことがある人も多いでしょう。

対して、スラングの「ゆるぼ」はSNSなどでの募集投稿を見た人が、見たタイミングで応募してくれたら良い、急ぎでない募集の時によく使われます。

(2)集まったらうれしいが集まらなくても困らない募集

また、「ゆるぼ」は期限だけでなく、募集に対する熱量がそれほど高くない時にも使われます。

集まったらうれしいけれど、集まらなくても何とかなるくらいの募集と考えても良いでしょう。

上記から分かるように、「それほど急がず」「それほど強い気持ちで募集していない」ニュアンスが含まれる「ゆるぼ」。集まったらうれしい程度の、ゆるやかなつながりが欲しい時に使う場合が多いようです。

「ゆるぼ」の使い方

「ゆるぼ」の使われ方にはいくつかパターンがあります。ここからは、具体例と共に使い方を見ていきましょう。

見出しとして使う場合

例文

・【ゆるぼ】イラストリクエスト

このようにSNSなどの投稿の見出しとして使うことで、「ゆるぼ」をしていることが一目で分かります。【】を使って「ゆるぼ」を強調し、分かりやすく使われるパターンが多いでしょう。

動詞として使う場合

例文

・○○をゆるぼします。

このように、動詞のような使い方で「ゆるぼ」を使うこともあります。

「○○を募集します」よりゆるいニュアンスにしたい場合、「募集」を「ゆるぼ」と書いて文章を作りましょう。

こんな場面で「ゆるぼ」を使うと便利!

「ゆるぼ」が使われる場面の具体例を挙げます。ラフに誰かを誘ったり、募ったりしたい時、こんなふうに使ってみましょう。

オンラインゲームの仲間を集めたい時

例文

・【ゆるぼ】○時からオンラインゲームの△△集合!

SNSなどでゲーム仲間を募集したい時に「ゆるぼ」を知っていると便利。

相互フォローしている仲間に募集をかけたり、全く知らない人に呼び掛けたりさまざまなパターンがありますが、お互い気軽に集まることができます。

アイデアが欲しい時

例文

・【ゆるぼ】時短家事のアイデア募集

全力で解決しなくて良いかもしれないけれど、ちょっと困っていることに対してアイデアを募る時にも使える表現です。

友人同士の雑談のように、「どうすれば良い?」「こんなことしたいんだけど」と気軽なやり取りを求めている時に使われます。

「ゆる募、助言者」や「ゆる募、ネコの捕まえ方」って何?

SNSで「ゆる募、助言者」や「ゆる募、ネコの捕まえ方」などの表現を見かけたことはありませんか? 「ゆる募(ゆるぼ)」のスラングは理解できても、何を指しているか分からないという人も多いはずです。

これは、今大流行しているゲーム『ウマ娘』で発生するイベントのこと。

「ゆるぼ」と書いてあるのに何かを募集している様子がなければ、「ウマ娘」のイベントのことを指しているのかもしれません。

豆知識として知っておくと、スラングをより使いやすくなるはずです。

「ゆるぼ」で人を集めよう

「ゆるぼ」とは「ゆるやか募集」の略で、集まったらうれしいけれども、それほど急ぎではないことを表すネットスラングです。

緩やかなつながりを持ちたい現代にぴったりの募集文言と言えるでしょう。相手に無理をしてまで参加してもらいたいニュアンスではない時など、すごく使い勝手のいい言葉ですよね。

あなたが仲間を探したい時、「ゆるぼ」をしてみるのも良いかもしれません。気軽に多くの人とのコミュニケーションが楽しめるメリットが、そこにはありそうです。

(ひらり)

※画像はイメージです

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