やめとけ。「女友達に相談しないほうがいいこと」3つ
あなたには、仲のいい女友達がいますか? 恋愛や仕事、人生に悩んだ時に女友達の存在はとても大きいですよね。でも実は、同性の友達だからこそ相談しないほうがいいこともあるようです。コラムニストの石谷ちよさんに教えていただきました。
同性の友達ってどんなことでも気兼ねなく話せますよね。悩み事があるときに真っ先に相談する相手として、女友達が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
その悩み相談、女友達にするのはやめておいたほうがいいかも。内容によっては、安易に相談することで悪い結果をもたらす可能性があります。
では、具体的にはどんな悩み相談をもちかけるべきでないのでしょうか。今回は、「女友達に相談しないほうがいいこと」について解説します。
(1)付き合っている彼についての相談
女友達とする会話の定番といえば、やはり恋愛トーク。片思い中に励ましてくれたりアドバイスをしてくれたりする女友達は、とても心強い存在ですよね。
でも、恋人に関する相談は、女友達にはしないほうがいい場合もあるんです。
例えば、恋人との喧嘩についての相談。そのときのあなたは、腹が立って彼のことを悪く言ってしまいがち。友達はあなたの味方でありたいという姿勢なので、それを鵜呑みにしてあなたの言葉に共感します。
女同士共感し合い、話していくうちに“酷い彼”というイメージがエスカレートしてしまい、冷静に喧嘩の原因や最善の対処法についての判断ができなくなってしまう可能性があるんです。
感情に左右されやすい内容は、当事者どちらの肩も持たず客観的に判断できる人に頼るのがいいでしょう。
(2)高価な買い物についての相談
SNSで見つけた可愛いブランド物のコート。安い買い物ではないし、買おうかどうか悩む……。そんなときに、女友達に買うべきかどうか相談することもありますよね。
でもその相談が原因で、友達との関係が悪くなってしまう……なんてこともあります。
友達も同じ系統の服装が好きで被りたくないと思っていたり、それいいな……と羨んでいたりして、「可愛いけど、○○には似合わない気がする」なんて下心があるアドバイスをしてくるかもしれません。
それでも欲しくて購入・着用しているのがその友達に見られれば、「助言を求めてきたのに、結局買ってるじゃん」と不満を抱かれることになります。
友達の言う通りに購入を諦めても、「やっぱり欲しかったな。相談するんじゃなかった」と後悔することになれば、どちらにしてもその友達との関係にはヒビが入ることに。
また、それが高価で簡単には手に入らない商品だったとすれば、そんな気がなくても「私、こんな高い物買えるの」と、マウントをとっているように感じられることもあるでしょう。
化粧品の使用感についての口コミ的な内容については女友達に相談するのもいいですが、ファッションの好みや金銭的な面が関係してくる問題は自分の中で解決するほうがいいかもしれません。
(3)共通の知り合いについての相談
「職場のあの子と言い合いになった」「最近あの人が面倒くさい」。こういう相談をしてしまうことがあると思います。
本当に信頼している親友になら、そういった相談や愚痴を言ってもいいと思いますが、そうでないなら共通の知り合いに関するネガティブな話はトラブルの元になりかねません。
噂話が好きな女性は一定数います。
相談を受けている時は親身に聞いていても、次の日には「あの人とあの人がこんな状況なの」と、悪気はなくても噂を広めてしまう可能性があります。
誰かに話を聞いてもらって楽になりたいからと、軽い気持ちで女友達に相談をしてしまうと、一気に周りに広まってしまうかもしれません。
女友達から相談を受けたら……
女性は基本的に、問題に対し共感して助け合うという能力が高いといわれています。だから、女友達って、ただ話を聞いていつでも味方でいてくれますよね。でも反対にいえば解決のための的確な助言が必要な場合には、女友達への相談は向いていない場合もあります。
恋人と別れたくないのに別れを告げられそうになっているときなどは、女友達に助けを求めず、自分で冷静に原因を考えて解決法を探すほうがいいかもしれません。
反対に、女友達から重要な相談を受けたときは、相手の話に共感するだけでなく、“彼女がどうしたいのか”を引き出してあげるといいかもしれませんよ。
(石谷ちよ)
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