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「好きなのかわからない」という心理って何?

ラブホの上野さん

彼氏のことを「好きなのかわからない」と感じたことはないでしょうか。また、彼氏に「好きなのかわからない」と言われたことはないですか? これらは一体どのような心理なのでしょうか。ラブホの上野さんに教えてもらいました。

「彼のことが好きかどうかわからなくなりました」とおっしゃる女性はたくさんいらっしゃいますが、これまでの人生の中で「好きかどうかわからない」が「好き」であった試しが御座いません。

大抵の場合、そんなことを悩んでいる時点で既に好きではないのです。

ただ「どうして自分がそう思ってしまったのか」ということがわからなかったり、それを言語化できなかったりするため「好きかどうかわからなくなった」という言葉を使っているにすぎません。

ですので、もしも皆さまが恋人のことを「好きかどうかわからない」と感じてしまったとしたら、それは相手のことが好きではないと考えてもほぼ問題ないでしょう。

ただし、だからといって別れろとは言いません。

たとえ本当に恋人のことが好きではなくなったとしても、本当に好きではなくなっているのかはまだわからないのです。

彼氏が「好きなのかわからない」という気持ちの正体

人間は波のある生き物で御座います。

女性の生理周期などはその際たる例でございますが、生理周期ほど明確ではなくとも人間の体調や感情には一定の波があるのは間違いありません。

どれほど大好きな恋人であっても、波が沈めば一時的に「嫌い」まで好感度が下がることも御座います。逆にそこまで好きではない恋人であっても、波が高まっている時であれば相手のことを「大好き」と感じてしまうこともあるでしょう。

皆さまが恋人に対して「好きかどうかわからなくなった」と思ったその瞬間に関していえば、間違いなく恋人ことを好きではなくなっております。

しかしその感情が永続的なものなのか、それとも波による一時的なものなのかはその時点ではわかりません。翌日になればそんな気持ちは消え失せて、恋人のことを大好きな状態に戻っている可能性も十分に考えられるのです。

ですので、もしも「好きかどうかわからなくなった」という感情が長続きするのであれば、その感情は「恋人のことが好きではない」という気持ちといえますが、そうではないのであればそれは一時的な気の迷いにすぎません。

おそらくこの記事をお読みの方は「恋人のことが好きかどうかわからなくなった」という不安を抱えていらっしゃることと思いますが、その感情はいつ頃始まったものでしょうか?

もしも最近始まったものであれば、それは波による一時的なものかもしれません。

そんな一時の感情で別れを決断をしてしまうのはあまりにも危険でしょう。どれほど大好きな相手であっても一時的に嫌いになることは往々にして御座います。

そんなことで一々別れを切り出していたら、どんな相手とも長い関係を築くことはできません。

自己診断はNG。好きかどうかわからない時の対処法

「恋人のことが好きかどうかわからなくなった」と不安になった方は、得てして自分の気持ちがどちらに傾いているのか判断するための証拠を探し始めます。

しかしこれは大変危険なことであると言わざるを得ません。

先ほど申し上げた通り「好きか嫌いかわからなくなった」と考えているその瞬間の皆さまは恋人のことを好きではなくなっているのです。それが一時的なものなのか永続的なものなのかはわかりませんが、少なくともその瞬間は好きじゃなくなっていることは間違いありません。

そんな状態で証拠集めをしてしまったら、間違いなく「嫌いな証拠」ばかり目についてしまうはずです。

本心では好きではないと気が付いているのですから、その気持ちが納得できる証拠ばかり集めて、好きの証拠は「これは違う」と言って捨ててしまいます。

すると本来であれば一時的なものであったはずの「嫌い」が、永続的な「嫌い」になってしまいかねません。

ですので「好きかどうかわからない」という状況になってしまったら、証拠探しはせずに少しだけ時間を置くと良いでしょう。

この際に恋人に対して「好きかどうかわからなくなったから、一時的に距離を取りたい」というようなことを言ってしまうと完全に別れ台詞に聞こえてしまいます。

そのようなことを言わずに「今週はちょっと予定があるから、来週でもいい?」といった前向きに見えるような形で少しだけ時間を開けることをおすすめさせていただきます。

参考記事はこちら▼

彼氏のこと、本当に好き? 今のあなたの気持ちを診断でチェックしてみましょう。

彼氏に「好きかどうかわからない」と言われた場合

「好きかどうかわからなくなった」と感じた場合、間違いなくその瞬間は相手のことを好きではありません。

しかし、前述した通り、その感情が一時的なものなのか、永続的なものなのかはその時点ではわからないのです。ですので、その感情に引っ張られて嫌いな証拠探しを始めたり、いきなり別れを切り出したりすべきではありません。そんなことをしていたら、どんな相手との関係も絶対に長続きしないのです。

ただし相手からそう言われた場合、話は別。

「好きか嫌いかわからなくなった」という感情と「好きか嫌いかわからなくなった」という言動は全く違うのです。

恐らく皆さまの中にも、相手を傷つけないために曖昧な理由で誰かを振ったことがある方は多いでしょう。

「好きか嫌いかわからなくなった」というのは別れる理由の鉄板ネタ。本人は全くそんなことを考えていないものの、恋人を傷つけないためにその理由を口にしているだけの可能性が非常に高いのです。

ですので、残念ながら恋人からこの言葉を言われてしまったら、それはもう恋が終わったと考えた方が良いでしょう。

そしてそんな言葉だからこそ、皆さまがたとえそう感じても一時の迷いでこの言葉を恋人に口にしてはいけないのです。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

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