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「空気が読める人」と「空気が読めない人」のちがい

すずや鈴音(元キャバ嬢ライター)

あなたの周りに「空気が読めない人」はいますか? また、彼氏や気になる男性から、「空気読んでよ~」と言われたら、ショックですよね。「空気を読む」ってよく考えれば難しいこと。この記事では、「空気が読める女性」と「空気が読めない女性」のちがいと、「空気が読める人」になる方法を解説します。

ひと昔前にすい星のごとく突如あらわれた「KY」の二文字。ええ、「空気が読めない」の略語です。

でも日常的に「あの子KYだよね~」なんて使っているものの、よくよく考えると空気を読むって難しいことじゃありません? もしかすると女性の中には彼氏から「今のところは空気読もうよ」「そこは空気読んでくれない?」などとダメ出しをされ、そのたびに落ち込んでいる人だっているのでは?

そこで今回は元キャバ嬢ライターの私すずや鈴音が空気の読めない女性の特徴とその解決策について、徹底的に解説させていただきたいと思います。

「空気を読む」とは?

空気読めない

そもそも遠い昔から協調性を大切にしてきた日本人。それもあり協調性のない人=空気が読めない人と思われがちですが、筆者個人としてはそうは思わないのです。

というのも協調性がない人と言われる人の中には、自分らしく自由に生きている人もいれば、自身の信念をかたくなに守る人もいる。いや~、かっこいいじゃないですか。そういう生き方って。

しかし! 協調性がないことにより他人に不快な思いをさせたり、迷惑をかけたりする人はもはやただの空気が読めない人です。それはかっこいい生き方ではなく、ただ自分勝手なだけの人です。

たとえるなら断りづらい飲み会でも「私は参加しません」とはっきり自分の意見が言える人はまわりに流されない自分の意見を持った人。

ただ飲み会に参加するものの、その場を自分の誕生日パーティーとでも勘違いしたのか、自分が好きなメニューだけ頼み、会話も自分のことばかりを話すだけといった感じで飲み会を進行していき、ほかの参加者を不快な気分にするのはまぎれもなく空気の読めない人なのです。

なぜ男性から「空気が読めない」と言われてしまう?

空気読めない

よく男性は論理的、女性は感情的なんて言われますが、必ずしも世の中すべての男女にあてはまるわけではありません。ただ感情的な部分が人一倍強い女性は、男性から「空気が読めない」と思われる可能性が高くなるのです。

その理由としては、まず感情的になりやすい女性はつらい出来事や怒りを覚えることがあると、頭で考える前に気持ちの方が先に動いてしまいます。

もうそれはさっきまで静寂だった海が突如大荒れしたかのごとく「どうしてわかってくれないの!」「何で私ばかり悪者扱いなの!」といきなり感情を相手にぶつけてしまいます。

当然、思ったことを口に出し、自分でもわけがわからないまま悲しみや怒りを目の前の相手にぶつけてしまうため、相手のことを考える余裕など1ミリもありません。

しかし感情をぶつけられ放題の男性からすれば、たまったものじゃありませんよ。「いや、俺の言い分も聞いてくれない?」と思わずにはいられないほど理不尽な状況をただ見守るしかできない。それもあり、「この子って本当に空気が読めない子だよな」と思われてしまうのです。

また人一倍感情的な女性はうれしいことがあると、その喜びを相手にも共感してほしくてたまらない。そうなるともはやマシンガンのごとく一方的にひとりで喋(しゃべ)り続けます。

「ねえ本当にこれってすごくない?ちょっと、ちゃんと聞いてくれている?」と怒涛の共感くれくれアピールがはじまるため、相手の男性も会話に入るどころか、相づちを与えてもらう暇さえない。

そんな一方的に自分の感情を押しつけ、無理にでも共感を得ようというエゴな一面も持ち合わせているため、このような状況の際も男性から空気が読めない女性扱いされてしまうのです。

恋愛で「空気が読めない」女性の特徴

ではそのように「空気が読めない」女性認定されてしまう人にはどのような特徴があるのでしょうか。

相手の話題を横取りする

空気読めない

まずなんといっても典型的な空気が読めない女性の特徴といえば、相手の話題を横取りするという行為。

男性が楽しそうに雑談をはじめた瞬間、「わかるわかる、私もこの間ね~」とさりげない感じで会話に割り入り、気づけばなぜか女性側の雑談タイムに突入している。

もうこうなると、男性も呆然とするしかないですよね。「あれ、俺の話どこいったの?」と楽しそうに話し続ける女性をただ見守るしかないですよね。

そして当たり前ながら心の中で「やべえ、こいつ本当に空気が読めない」と幻滅することになるのです。

沈黙が続くと耐えられずにべらべら話しはじめる

空気読めない

会話中の沈黙を恐れる人も意外と多いはず。特に男性とふたりきりのときに長い沈黙が流れると「やばい、この場の空気を変えないと」と焦り、とりあえずどうでもいいことをべらべら話しはじめるなんてこともあるのでは?

ただ男性の中には突然スイッチが切れたかのように頭の中で考えごとをはじめだす人もいます。それもあり、急な沈黙が訪れてしまうこともあるのですが、決してこの沈黙は悪いことではありません。

反対に考えごとをしている最中に隣にいる女性からどうでもいいことをべらべら語りかけられてしまうと「ちょっと、今考えごとをしている最中なのだけど」と苛立ちが生じる可能性も。

場の空気を変えるためによかれと思ってはじめた沈黙を打ち破る行為も、場合によっては空気が読めない女性の烙印を押される行為となってしまうのです。

相手の考えや意見を聞かずに勝手な行動を取る

空気読めない

冒頭でもお話した通り、空気が読めない女性とは相手を不快な気持ちにさせたり、迷惑をかけたりしてしまう人のことを言います。

そのため相手の考えや意見を聞かずに、一方的に自分勝手な行動を取るという行為は空気が読めない女性だと思われる可能性が高いのです。

男性とふたりで出かけた際なども「私イタリアンが食べたいからイタリアンでいいよね?」「やっぱりイタリアンじゃなくて和食にすればよかった」「何だか疲れたからもう帰ろうよ」ともはや自己中そのものでしかない行動を続けると、確実に空気が読めない女性扱いされてしまうことでしょう。

質問や相談を持ち掛けておいて興味を持たない

空気読めない

意外と空気が読めない女性に多いのが、質問や相談を持ち掛けておきながら、相手の意見に興味を一切持たないというケース。

「転職すべきか悩んでいるのだけど」といった相談を持ち掛け、相手が「もう少し今の会社でがんばってみたら?」「転職をするなら今の時期がいいかもね」と必死でしぼりだしたアドバイスをかけているにもかかわらず、「てか今の会社が嫌な理由がさ~」と話が全然ちがう方向に飛んでいってしまう。いや、こっちが必死で考えてかけたアドバイスには一言も興味なしかよ! ……と思わずツッコみを入れたくなる、この一連のやりとり。女性は意見ではなく共感を欲する生き物なんて言われることもありますが、もう男性からしたらただの空気が読めない女性でしかありません。

「空気が読める」女性になる方法

そんな空気が読めない女性認定されている、みなさま。おそらくできることなら好きな男性からは空気が読める女性と思われたいはずでしょう。そのための方法をご紹介いたします。

相手が話し終わるまでは聞き手にまわる

空気読めない

先ほどから何度も話していますが、空気が読めない女性は一方的に自分の話ばかりをしてしまいがち。

特に感情的になったときやテンションがあがったときは、まわりが一切見えていないかのごとく、自分語りを延々としてしまうのではないでしょうか。

でもそれこそ空気が読めない女性と思われる第一歩なのです!

そこで男性との会話ではどれだけ楽しくてもぐっと我慢して聞き手にまわることを意識してみましょう。聞き手にまわる癖がつけば、これまでのように一方的に自分の感情や話ばかりを相手にぶつけることも徐々に減ってくるはずです。

会話の最後に余計な一言を入れない

空気読めない

空気が読めない女性の中には、なぜか会話の最後に余計な一言を入れてしまう人もいます。

「本当に〇〇君って優しいよね。たまに自分勝手なところもあるけど」なんて、もうなぜ最後にその一言を入れちゃったの? と誰から見ても謎でしかない余計な一言を口にして相手を不快にさせてしまう女性もいます。

もし「本当に余計な一言が多いよね」と男性から言われた経験があるのであれば、会話の中では最後の一言をぐっと我慢しましょう

もうのどの奥にまで出かかっていてもそこは我慢して! そしてその余計な一言をごくっと飲みこんじゃって! その一言さえなければ、空気が読めない女性から憧れの空気が読める女性へとステップアップすることができるから!

苛立ちそうになったらまずは深呼吸

空気読めない

怒りを覚え苛立ってしまうともはや自分でも自分をとめられず、思ったことを次々に口に出してしまう感情的なタイプの女性。でもこれって結局自分もすっきりしなければ、相手も不快な思いをするうえ、空気が読めない女性に見られるという誰も得をしない行為でしかないのです。

もしちょっとイラっときて感情的になりそうなときは、まず深呼吸。大きく息を吸って、吐いて。またまた大きく息を吸って、吐いて……とひとまず自分で自分を落ち着けるようにしましょう。

そして冷静さを取り戻せば、先ほどまで心の中にたまっていたどす黒い怒りも多少はおさまりを見せているはず。ここまでくれば感情的に相手にぶつかってしまうこともなくなるはずです。

相手の気持ちにたったうえでの言動を心掛けよう

空気読めない

空気を読むと一言でいっても意外と難しいもの。時に場の空気をよくするためにとよかれと思ってやった行動が裏目に出て、空気が読めていない人間扱いされてしまうなんて理不尽な目にあった経験のある女性も中にはいるはず。

そんな空気が読めない女性扱いをされないためには、まず相手の気持ちにたったうえでの言動を心掛けることが大切。それさえ心掛けていれば、もう二度とまわりからKYだなんて言われなくなります。

なにより「余計な一言が多い」と言われがちな私すずやも、相手の気持ちにたったうえで会話中は極力黙るようにしたら空気が読めないと言われることもなくなったからね! その代わり「全然おもしろくない女」と言われるようになっちゃったけどね! まあ空気が読めない女性よりはまだマシだと自分自身に言い聞かせているよ!

(すずや鈴音)

※画像はイメージです

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