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話が面白くない人に共通する特徴。話がつまらないのはなぜ?

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

自分では楽しく話しているつもりでも、イマイチ会話が盛り上がらない……そんな不安を持ったことはありませんか? この記事では、話がつまらない人の特徴と面白く話せるようになるためのヒントをコラムニスト・ひろたかおりさんが紹介します。

友人たちとの会話や男性もいる合コン、自分では楽しく話せていると思っているけど、何だか反応がイマイチだし盛り上がらない……。

「私って話が面白くないのかも」と不安になると、誰かと話すのも苦痛になりますよね。

話が面白い人や話をして楽しい人は、必ずその場の空気を読んだ発言ができるもの。

話がつまらない人の特徴を知れば、「もっと話したい」と思われるにはどうすればいいかが見えてきます。

話が面白い人になるためのヒントについて、ひろたかおりがお話します。

話が面白くない人の特徴

まず、話が面白くない、つまらないと思われる人にはどんな特徴があるのでしょうか。

(1)否定から入る

たとえば、「○○さんって最近キレイになったよね」と誰かが口にしたとき。

「そうだよね」とうなずく人がいるなかで「でも太ってない?」「もう少しメイクを工夫すればいいのに」とまず相手の言葉を否定する発言から入る人は、「つまらない人だな」と思われます。

同意がほしくて出した話題なのに、第一声で「私はそう思わない」と返されてしまうと話す気が失せますよね。

(2)話を聞いていない

みんなが話しているとき、スマホの画面ばかり見ていたり、上の空で話に集中していなかったり……。

「話を聞いていない」人がいると、それだけで場の雰囲気が悪くなります。

「つまらなそう」「退屈しているのかな」とまわりに気を使わせるような人は、一緒にいても楽しい会話ができるとは思われません。

(3)オチがない

話題によくついてきてくれるし、相づちもたくさん打ってくれる。

それはうれしいけれど、話しはじめるといつまで経っても終わらず、とりとめのない話ばかりする人と話すのは苦痛です。

オチのない話を延々と続けられると、飽きてくるし返事をするのも億劫になりますよね。

まわりが黙りがちになっているのに平気で話を続けてしまう人は、「つまらない人」と思われます。

(4)場に合わないテンションで話す

友人が「彼氏と別れちゃって」と落ち込んでいるのに、「そっか、でも次があるよ」と脳天気な発言をしてしまう。

また、明るい話題で盛り上がっているときに、「それって楽しそう」と返しながら顔がこわばっていたり声が小さかったり……。

その場にそぐわないテンションで話されると、空気が壊れるし話も止まってしまいます。

(5)身内ネタばかり話す

話がつまらない人でよくあるのが、自分の仲間や親しい人にしか通じない話題をどんな場所でも持ち出すこと。

4人中3人にしかわからない話をされると、残されたひとりは決していい気がしませんよね。

身内ネタは確かに盛り上がりやすいですが、場所と人を選ばず話してしまうと「空気の読めない人だな」と思われます。

(6)興味がない話には黙る

たとえば、自分の知らないことや興味がない話題が出ると、途端に口を閉じてしまう。

聞いてはいるのだけど、一切話に加わらない人というのは、「つまらないのかな」とまわりに気を使わせます。

話したい話題とそうでないときとでテンションに差がある人は、一緒にいても「面白くないな」と思われてしまいます。

(7)冗談が通じない

親しい友人同士なら、「ほしいワンピースがあるんだけど、体型が不安で……」と話しているときに、「もうちょっとダイエットすれば?」などの軽い冗談を口にして笑い合うこともありますよね。

そんなときに、「ひどい!」と言葉を真に受けられると空気が悪くなるし、それ以上会話を続けられなくなります。

「この人、冗談が通じないんだな」と思うと打ち解けた気持ちになりにくく、会話も窮屈になってしまいます。

話が面白い人ってどんな人?

それでは、「この人と話すと楽しいな」と思われるような、話が面白い人にはどんな特徴があるのでしょうか。

(1)話題に合ったテンションで話す

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「彼氏と別れちゃって」と言う人がいるときは、「そうか、つらかったね」とやさしい声で返したり、「仕事でいいことがあったの!」と言う人がいるときは、「よかったね!」とポジティブな言葉でこたえたり……。

そのときの話題に合ったテンションで会話ができる人は、話しているほうも「通じている」という安心感を持ちやすく、心の距離が近くなるのを感じます。

「感情を共有できる」と実感できると、話すのが楽しくなりますよね。

(2)表情が豊かで、共感してくれているのがわかる

人との会話は、言葉だけでなくそのときの表情や態度にも感情が現れます。

悲しい話題のときはしんみりした表情で、楽しい話をするときは全開の笑顔でこたえてくれる人は、言葉が少なくても気持ちが伝わるもの。

言葉以外でもコミュニケーションが取れていることで「共感してもらえている」と実感でき、もっと話したくなるのです。

(3)「聞くとき」と「話すとき」を理解している

相手が話しているときは、相づちを打ちながら聞く姿勢を見せる。

そして自分が話すタイミングになってから意見を口にする。

話の途中で言葉を挟まれるとストレスになりますが、話していて楽しいと思われる人は「聞くとき」と「話すとき」のタイミングをしっかりと理解しているので、相手の気持ちを尊重した会話ができるもの。

話の腰を折らずに話を進められることは、話す側にとって大きな信頼感につながります。

(4)ポジティブなオチで終わる

たとえば「夏に向けてダイエットしなくちゃね」とたわいのない話題で盛り上がっているときでも、「どうせ何をしたって無駄だけどね」「去年と変わらないって」などのネガティブな結論で終わるのではなく、「新しい水着を買いに行ってモチベーションを上げる」「家で筋トレをはじめてみる」のように前向きなオチをつけられる人は、話していて「私も!」と思えます。

だらだらと話していられるのも退屈ではないですが、それよりもポジティブな提案があるとテンションが上がりますよね。

「話していて楽しい」と思われる人には、「どんな話題でも前向きな気持ちで終われる」という特徴があります。

「共感力」の高い人の話は面白いと思われる

「この人と話すのは楽しいな」「もっと話していたいな」と思われるのは、ズバリ「共感力の高い人」。

人は誰しも心のどこかで「理解してほしい」「わかってほしい」と思いながら話をします。

その気持ちを汲み、まずはその気持ちを肯定してくれたり、受け止めてくれたりする姿勢が見えることで、「話してもいいんだ」という安心感を得られるのですね。

表情が豊かだったりボディランゲージが多かったりと、言葉以外でもコミュニケーションが取れていると実感できることも大切。

全身で「聞いてくれている」ことが相手に伝わることで、話している側はより心を開こうと思えます。

まずは相手の話を聞こうとする意思を持ち、言葉に耳を傾けましょう。

楽しい会話は、お互いの感情を受け止め合って進むものだと心得たいですね。

(ひろたかおり)

※画像はイメージです

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