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2017年秋メイクの最新トレンドはコレ! ポイントとやり方をいち早く紹介

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

季節が変わって、ファッションや小物は秋モードにシフトチェンジし始めました。それなら、メイクも秋のトレンドを取り入れてトータルに秋を装いたいですね。そこで、2017年秋メイクの最新トレンドとやり方を、カラーアナリストで美容研究家の西田美穂さんに詳しく解説していただきました。

2017年秋メイクのポイントは?

まず、去年2016年秋の流行を振り返りながら、2017年秋のトレンドメイクを西田先生に教えていただきました。

秋メイク2

2016年と2017年、秋メイクのトレンドの違いは?

西田:2016年の秋は、赤みアイ、赤みブラウン、平行太眉、ツヤ肌、コントゥアリング、ダークカラーリップ……などがトレンドでした。そして2017年秋、去年と変化した点は「肌」と「眉」ですね。去年までのツヤ肌は落ち着いて「セミツヤ」な質感へシフトしながら、眉は「アーチ」が復活し「ハンサムアーチ眉」がトレンドです。リップは「赤みカラー」や「ダークリップ」が引き続き定着しつつ、さらに「寒色系」のアイテムも取り入れられるようになっています。

2017年秋メイクのトレンドカラー

西田:まずは「ブラウン」が人気です。リップが印象的ですが、目元と頰にワントーンメイクとして使われることもあります。「オレンジ」から「ブラウン」にかけての色みが豊富で、「パープル」もモーヴ系からプラム系まで、幅広くトレンド入りしています。こちらもアイシャドウを中心に、チークやリップにも新商品が多く見られます。そして、あえての寒色系「ブルー」もトレンドで、淡くくすんだトーンや、ダークなターコイズ系が見られます。

2017年秋メイクの流行とメイクポイント

西田:トレンドはますます多様化を見せ、シーンやなりたいイメージに合わせて、選ぶ楽しみが増えていると言えます。リップメイク熱は夏から継続していますが、アイメイク熱も高まり、女性らしい色気の中にマニッシュな強さを出す動きを感じます。

パーツ別、トレンド秋メイクのやり方とは?

今年の秋メイクのトレンドや流行りの色はわかりました。次は、具体的にパーツごとのメイク方法について教えていただきましょう

 

ベースメイク編

西田:肌は「セミツヤ肌」がトレンドです。秋の新作からも多く出ていますし、ロングセラーと言われる商品にもそうした仕上がりのものが多くあります。選択肢はたくさんありますが、リキッドタイプだと質感を出しやすいです。

(1) 肌をトーンアップするタイプの下地を全体に塗ります。

(2) ファンデーションはブラシを使うと、均一に伸ばしやすくて便利です。頰の中心から外へ広げていきます。毛穴が気になる箇所は、ブラシをトントンと置くように動かすときれいに入ります。

(3) 額、鼻、アゴも同様に行い、目の周りはほんの少量を取って薄くのせます。

(4) 仕上げに、透明のルースパウダーを鼻と額を中心に、パフを使って押さえるようにして全体にのせます。

アイメイク編

アイシャドウ

西田:2017年秋は「スモーキーアイ」に注目が集まっています。囲み目メイクです。コレクションなどでは、黒やシルバーグレーで囲むメイクがありましたが、日常にはちょっと難しそう。そこで、くすみトーンのオレンジなど、柔らかい色を使うと取り入れやすそうです。

(1)明るいベージュのアイシャドウをアイホールに広げて、オレンジを二重幅と下まぶたに入れます。

(2)ブラックのペンシルアイライナーで、目頭を除いてぐるっと囲みます。黒目の上は粘膜までインラインを。

(3)ブラウンのアイシャドウを使ってラインを軽くぼかし、目頭に明るいベージュをくの字に入れます。

アイブロウ

西田:眉は「ハンサムアーチ眉」がトレンドです。少し強めの眉頭、自然な太さを残しつつ、眉山を意識しながら緩やかにアーチを描き、眉尻に向かって細くなっていくイメージです。色は、グレイッシュカラーがトレンドの兆しです。

(1) パウダーで、眉頭から眉山へ向かって同じ幅を保って色をのせていきます。眉山は目尻ラインと黒目の間を目安に、眉尻は眉頭の下のラインと揃えて。

(2) 眉山から眉尻はペンシルで、なだらかなアーチ状になるよう描いていきます。アーチのカーブは、目の形と平行になるよう意識すると自然な形になります。ブラシで全体を整えて、眉頭の毛を上方向へとかして流れをつけます。ぼかしすぎず、強めの眉を楽しむのも今年らしいです。

チーク編

西田:チークは「カラーレスチーク」がトレンドです。チークを使わない、のではなく、使ってない風に見える色を仕込んで、骨格と肌がきれいに見えるようにします。目元や口元の色みを効かせるメイクの時に、バランスがよいです。シアーな発色のブラウン〜ベージュ系のチークを選びます。頬骨の高いところからやや下に、耳の前に向かって入れます。

リップメイク編

西田:リップメイクは「マットリップ」がトレンドで、ブラウンのマットな質感の口紅を選んだら、即今年顔になれます。同色系のリップライナーで輪郭をとると立体感が出せ、少しオーバー気味にラインを取るとより今年らしい印象になります。リップは筆に取ってていねいに色をのせて、上品に仕上げましょう。

「2017年秋のトレンドとやり方」のまとめ

秋メイクのトレンドを、パーツ別に教えていただきましたが、参考になりましたか? 秋のトレンドをいち早く取り入れた旬の顔で、秋のファッションを楽しみましょう。

(監修:西田美穂)

※画像はイメージです

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