お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

だらしない性格を直したい! だらしない人の特徴と原因

高見綾(心理カウンセラー)

「だらしない」とは、ほぼマイナスの意味で使われる言葉です。あなたは彼氏にだらしないと言われたことはありませんか? あなたのことが好きであっても、だらしない一面が見えるとよくない印象を与えてしまうことも。できれば綺麗好きの素敵な女性を目指したいものですね。だらしない女性の特徴やその原因を紐解き、だらしない性格の改善方法をご紹介します。

だらしない人とは

だらしない人とは、具体的にはどういうときに使う言葉なのでしょうか? だらしない女性の特徴についてご説明します。

「だらしない」とは

「だらしない」とは、身だしなみや行動がきちんとしていないことをいいます。また、いい加減で節度や締まりがないことや、気力がないことなどを表す場合もあります。「だらしなさ」は、外見と性格の両方がありますが、基本的に悪い意味で使われます。

だらしない女性の特徴

自分の見た目に無頓着

シワや毛玉のついた服、はげたネイル、メイクを落とさずに寝たことによる肌荒れ、汚れてかかとがすり減った靴、寝ぐせのついた髪など、だらしない女性は自分の外見に無頓着です。このような清潔感のない身なりをしていても、本人たちはだらしないことに気づいていません。

部屋が汚い

片づけや掃除が苦手で、部屋が汚い傾向があります。使った物を元の位置に戻すことができないため、すぐに散らかります。ゴミを放置したまま、部屋が汚れていてもそれほど気にしていません。バッグの中も散らかっている人が多いです。

時間や約束を守らない

遅刻癖がある、仕事の締め切りに間に合わない、といった傾向があります。お金や物を借りても返すのが面倒になり、先延ばしにしてなかなか返そうとしません。

料理や洗濯が苦手

だらしない人は、自分の身の回りのことをするのが苦手です。自炊が面倒で外食ばかりする、使った食器を洗わずに翌日に持ち越しする、洗濯物をため込む、洗濯物を干したあと畳まないなど、家事全般が苦手な傾向があります。

だらしないことのデメリット

だらしない性格にはどんなデメリットがあるのでしょうか。だらしない女性を男性はどう思うのかについてもご紹介します。

だらしない性格のデメリットとは

「自己管理ができていない人」と見られる

身なりに清潔感がないと、自己管理ができていない人だと思われます。自己管理は社会人としてのマナーだと考えている人は多いので、初対面からマイナスイメージを持たれてしまいます。

信頼してもらえない

約束や時間を守らない人は、人として信頼してもらえません。仕事も依頼されなくなりますし、プライベートにおいても、あてにされなくなり大事な話をしてもらえなくなります。

生活に無駄が多くなる

だらしない人は、よく物をなくします。物を探す時間もかかるうえに、見つからない場合同じものを重複して買うので無駄な出費が増えてしまいます。

まわりの人との関係性が悪くなる

あまりにだらしないと、周囲の人との関係に摩擦が起きます。だらしない性格を受けつけない人はそっと離れていきますし、親しい間柄の人とは喧嘩になることも多いです。

自堕落になる

メリハリのない生活を送っていると、心も体も自堕落になります。だらしない人は、自分の殻に閉じこもりがち。目標をもって努力することが面倒になるので、成長できる機会を失ってしまいます。

だらしない女性を男性はどう思う?

ガッカリする

好意を持っていた女性のバッグがぐちゃぐちゃだったり、お財布がパンパンだったり。だらしない一面が見えると、男性はガッカリして恋心が冷めてしまいます。

生活が心配になる

たとえば、クマのある目元にボサボサの髪など身なりに構っていなく、さらに遅刻癖もある女性がいたとします。すると男性は、ストレスが溜まっているのか、それとも面倒くさがりなのか、どんな生活をしているのか気になってしまうことが多いようです。

「結婚は彼女でいいのか?」と悩む

同棲しているカップルで、彼女のだらしなさが見えてくると、「結婚相手は彼女で本当に大丈夫だろうか?」と悩む男性が多いようです。

なんとかしてあげたいと思う

だらしない彼女を見て、なんとか助けてあげたいと思う世話好きの男性もいます。しかし初めはそれでよくても、彼女に改善の意思が見えないと男性は徐々にストレスが溜まっていってしまうようです。

だらしない性格の原因と直し方

だらしない性格は何が原因なのでしょうか。どうやったら改善していけるのか、性格の直し方について考えてみました。

なぜだらしない? 考えられる原因とは

自制心がない

自分に甘く、欲求に素直に従ってしまいます。これ以上食べたら太る、というときでも、食欲に負けてしまうことも。自分を律することが苦手です。

思いやりに欠ける

自分の言動が他者から見たときにどう見えるか? という想像力が働いていません。約束を守れない結果、どれだけ迷惑をかけることになるのか、相手はどう思うのか、といった他者目線の思いやりに欠けています。

楽なほうに流されやすい

何をするにしても、楽なほうへ流されがちです。実際は、面倒に思ってすぐやらないことで仕事を増やしているのですが、そのことに気づかず、「今」楽をすることに目が向きがちです。

先読みが甘い

基本的に管理することが苦手で、細かな計画を立てることができません。まあなんとかなるだろうと甘く見積もってしまいます。

だらしない性格を改善する方法

常に人に見られる状態をつくる

家に閉じこもらずに、人の輪の中に入っていき、誰かに見てもらう状態をつくりましょう。人の目を常に意識していれば、おのずと気が引き締まり、身だしなみなどに気を配るようになります。

すぐやる習慣をつける

なにごとも、後回しにすると面倒になるものです。ご飯を食べたらその流れで食器を洗う、お風呂に入ったらついでに風呂釜をさっと洗う、ゴミを見つけたらすぐにゴミ箱に捨てるなど、すぐやる習慣をつけましょう。習慣になるまでが大変ですが、だらしない性格を直したいという意欲を持って取り組んでみましょう。

物の定位置を決める

片づけが苦手な人は、定位置が決まっていないことが多いです。あらかじめ、文房具はこの引き出しのなか、郵便物はまとめて箱に入れるなど設定しておくと、迷子の物がぐっと減るはずです。

To Doリストをつくる

メモ帳でも、アプリでもいいので、いつまでに何をするのかメモします。終わったらチェックをつけておくと、自分があと何をすべきかがわかり、約束事を守りやすくなります。

小さな目標を設定する

たとえば「5分だけ、机の上を掃除する」など、それだけでいいの? と思えるくらいの小さな目標を設定して実行します。いきなり大きく変えるのではなく、物足りないくらいの目標にして、毎日続けていくことを大切にしましょう。

面倒くさがらずに、小さな目標から取り組んでみよう

だらしない性格は自分に対する甘さからきていることが多いです。自分を律することをしないと、どんどんだらしなくなっていきます。まずは身の回りの小さな目標を立てて、やるべきことをやっていくほうが簡単で楽に片付くことに気づくでしょう。自分のできる範囲で、だらしない性格を見直してみようという意欲を持ち、彼氏といい関係を築いていきましょう。

(高見綾)

※画像はイメージです

 

SHARE