外国でのお正月にどんな習慣があるの?「タイでは年3回正月がある」
日本のお正月は、「いかにも日本」という行事や習慣がたくさんありますよね。街の雑踏の中ではなかなか日本らしさを感じることがなくても、年越しそばやおせち料理、初詣などで、いやでも日本らしさを感じる数日間がやってきます。
でも、日本がこれだけ「日本らしい」のだから、外国にもきっとその国らしい風習があるはず! ということで、調べてまいりました。
えっ!? 赤い○○○をはく?
日本でも意外と多くいるらしい、「お正月にはおろしたての下着を身につける」という習慣。確かに、新しい年に新しい下着……気持ちも身体もさっぱりとしそうですよね。
しかし、海外にはさらに上をいく下着にまつわる習慣があります! それは「お正月に赤いパンツをはく」というもの。イタリアや、南米のいくつかの国でこんな習慣があるそうですが、なぜに赤……と思う人もいることでしょう。
赤には「情熱」「愛情」「強運」などの意味があるんだとか。どうやら、赤いパンツをはいて、新年も運気をアゲて行きましょー!ということのようです。
また、ボリビアには赤ではなく黄色のパンツをはく習慣もあるとか! こちらは金運アップを祈願してのもの。さあ、あなたは何色パンツにチャレンジしてみますか?
お正月は1月1日とは限らない
中国などが「旧正月」を新年のはじまりとしてお祝いするのは有名ですよね。他にも、タイでは年3回(1月1日、旧正月、タイ暦の正月)お正月のお祝いをしたり、シンガポールやマレーシアでは、なんと年4回もお正月がやってくるそうです!
そして驚きなのはスリランカ。スリランカのお正月は毎年4月12日~14日の間で、毎年占星術によってその日を決定するのだそう。変動制のお正月というのも、ちょっと新鮮ですね。
オーソドックスなカウントダウンパーティ
アメリカやヨーロッパ諸国では、新年のお祝いは意外とあっさりしていることが多いようです。それよりもむしろ、12月のクリスマスの方が重要で、家族が集まってパーティをしたり、教会の礼拝に参加したり、定番のお料理を堪能したり、プレゼントをもらったり……と、日本のお正月のように決まった行事があります。
そして、クリスマスは家族で過ごすけれど、お正月は大晦日から友人たちとカウントダウンパーティ!という人も多いようです。また年明けと同時に花火を上げる街も多く、テレビで中継される場所もあります。
まとめ
最後は「普通」な感じのご紹介になりましたが、こうして見てみると、日本のお正月はかなり独自の路線を走っていることがわかります。新年だからこその「日本らしさ」。新しい年も大切に味わい尽くしたいですね!