初めは普通の会話だと思っていても、質問される内容や頻度によっては、詮索されているように感じることもありますよね。なぜ根掘り葉掘り聞いてくる人がいるのでしょうか?
今回は、詮索する人の特徴や心理を解説。また、彼らと上手に付き合うための対処法についても紹介します。
■詮索する人ってどんな人?
詮索する人とは、^他人のプライベートな情報を執拗に聞いてきたり、初対面にもかかわらず根掘り葉掘り探ってきたりする人のこと^を指します。
「詮索する」の類義語には、「干渉する」「深入りする」などがあり、少々ネガティブな印象がある言葉ともいえるでしょう。
プライベートな部分をしつこく質問されることに対して、不快感を抱く人も少なくありません。
■詮索する人の特徴
ここからは、詮索する人の特徴を紹介していきます。
◇(1)相手の気持ちを考えない
詮索する人の大きな特徴として、^自分の「聞きたい」「知りたい」という感情を優先するため、他者の気持ちを考えない傾向にあります^。
相手が答えにくいような質問も平気で聞いてくるので、無神経な発言だと捉えられることも少なくないでしょう。
◇(2)自分の話をしたがらない
詮索しない人は、相手の個人的な情報をよく聞くにもかかわらず、^自分の話はしたがらない傾向にあります^。
彼らは他人の弱みをつかむためにあれこれと探りを入れる一方で、^自分自身が話の中心になったり、うわさのネタになったりすることは避けたい^のです。
周囲の意識が自分の方に向いているのを感じると、話を逸らすなど歯切れが悪くなる可能性が高いでしょう。
◇(3)うわさ話が好き
詮索する人の特徴として、^うわさ話が好き^なことも挙げられます。
少しでも多くゴシップネタを仕入れるために、あれこれと情報を探ろうとする人が一定数いるのです。
そんな人に秘密を知られたら最後、すぐに周囲へと広まってしまうでしょう。
◇(4)他者との距離感が近い
詮索する人は、情報を探るためにいろいろと質問することが多くなるので、他者との距離感が近い傾向にあります。
中には、^社交性に優れており、コミュニケーション能力に長けている人もいる^はず。初対面でもすぐに打ち解けられるため、初めはフレンドリーな印象を受けることが多いでしょう。
◇(5)寂しがり屋
詮索する人の中には、^寂しがり屋な人も一定数います^。
孤独を感じて不安になりやすいために、他人とのつながりを求めて情報を深く探ろうとしてしまうのです。
もしかすると、仲良くなろうとするがあまり、悪意なく根掘り葉掘り質問してしまっているのかもしれませんね。
◇(6)おせっかい
詮索する人は、^おせっかいな一面も^。
彼らは人の役に立ちたいという思いから、周囲の人の困り事や悩みを知ろうとして干渉しすぎてしまうことがあるようです。
本人には悪気がないため、指摘しづらいタイプだといえますね。
◇(7)暇で時間に余裕がある
^時間に余裕がある人もおのずと詮索する人になってしまいがち^。
他意はなく、単純に暇で時間をつぶすために、個人的な情報まで深く質問してしまうのでしょう。
このタイプは、相手に興味や関心があるわけではなく、とりあえず話を広げるためにいろいろ聞いていることが考えられます。
■詮索する人の心理
次に、詮索する人の心理を見ていきましょう。
◇(1)精神的に優位に立ちたい
^相手よりも精神的に優位に立ちたいという思い^から、詮索する人も一定数存在します。場合によっては、相手の弱みにつながる情報を探っているケースも。
マウントを取りがちな人がこのパターンに当てはまります。周囲にいる場合は、何でも正直に答えるのは避けた方が無難ですよ。
◇(2)もっと親密になりたい
相手との深いつながりを求めるあまり、プライベートなことを執拗に聞いてしまう人もいます。
彼らは、会話をする中で^お互いの共通点や親しくなるためのきっかけを見つけたい^のでしょう。
このパターンの場合、距離の詰め方に戸惑ってしまうかもしれませんが、本人に悪気はなく、^単純に仲良くなりたいという気持ちが強い可能性が高い^です。
◇(3)会話のネタが欲しい
^会話のネタが欲しいという思いから、ついつい詮索してしまう人もいます^。
おしゃべり好きな人は、話が途切れることや、沈黙の時間を防ぐために、常に話題を仕入れておきたいと考えるのです。
他の人との会話で盛り上がるネタがほしいという心理が働いて、詮索につながってしまっているのでしょう。
◇(4)他者に興味がある
^「知りたい」という気持ちが強い人は、さまざまな物事に干渉しがちな傾向があります^。
このタイプは人に対しても同様であり、プライベートに関する個人的な情報も詮索して、自分の好奇心を満たそうとするでしょう。
相手への配慮が欠けてしまうこともあり、自己中心的な印象を持たれてしまう人が多いのが特徴です。
◇(5)相手のことが信じられない
詮索する人の心理状態として、^疑心暗鬼な気持ち^も挙げられます。
疑い深い性格が原因で相手の回答を素直に受け入れられず、「本当にそう思ってる?」などと何度も執拗に確認してしまうのです。
このタイプは、自分が納得するまで質問することになるため、周囲から疎まれてしまっている可能性も高いでしょう。
■詮索する人への対処法
詮索してくる人に不快感を抱く人も多いのではないでしょうか。
特に、職場など身近にいる場合は、彼らと全く関わらないというのは難しいですよね。自分の負担になりすぎないようにするためにも、上手なかわし方を把握しておくのがおすすめです。
ここでは、詮索してくる人の対処法について紹介します。
◇(1)正直に話しすぎない
プライベートについて根掘り葉掘り聞かれる場合は、^正直に答えすぎず、適当にあしらうのが有効な手段^です。
例えば、事前に表向きの返答を考えておくと、上手にかわすことができるでしょう。あくまでうそではなく、^ごまかす程度の返しを考えておくのがポイント^ですよ。
◇(2)一定の距離感を保つ
詮索する人にはなるべく近づかないようにするなど、^一定の距離感を保つのもおすすめ^です。
話し掛けられた場合は、電話対応の素振りを見せてその場から離れるなど、必要以上に関わらない環境を意識してみましょう。
しかし、無視などのあからさまな態度を取ることは、今後の関係に悪影響を及ぼしかねないので注意してくださいね。
◇(3)同様の質問をする
^自分にされた質問を相手にも同様に聞き返すことで、詮索が止まりやすくなるかもしれません^。
深入りしてくる人の中には、自分のことを聞かれるのが苦手という人もいます。そのため、意識を相手に向けることで、会話を途切れさせることできるでしょう。
根掘り葉掘り聞かれて不快感を抱いた時は、質問に対してオウム返しのように聞き返してみてください。
◇(4)不快な気持ちをはっきりと伝える
詮索してくる人の中には、悪意なくあれこれと質問をしている人もいるため、^不快に感じていることをはっきりと伝えることも重要^です。
相手からの印象が悪くなることを心配する場合には、一言謝罪を添えて「質問には答えたくない」という意思を述べましょう。
自分の気持ちを正直に伝えることができれば、モヤモヤと悩むことも少なくなるはずですよ。
■詮索する人の特徴を理解して上手に関わっていこう
詮索する人は、個人的な情報を執拗に質問してしまうために、他者からネガティブな印象を持たれることがほとんど。
プライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのはストレスになりかねないので、正直に話しすぎない、答えたくないことには回答しないなどの対処が肝心ですよ。
詮索する人の特徴や心理を理解した上で、自分に合った方法で対処していってくださいね。
(#Lily_magazin)
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