Omiaiはこのほど、Parasolが運営する未婚男女のマーケティング研究機関「恋愛婚活ラボ」と共同で、「Omiai」を利用する男女へのアンケート・分析を行い、2025年の「恋愛・婚活の利用実態」を発表しました。
■約半数がマッチングアプリを使用していると回答
2024年ではこども家庭庁による調査(※1)で4人に1人がマッチングアプリ婚であるという発表があるなど、マッチングアプリの利用が社会的に浸透し、恋愛や婚活の姿に大きな変化を与えています。今回はそんな中、2025年の「恋愛・婚活実態」を調査しました。
マッチングアプリの浸透度について聞くと、2人に1人が自身と周囲の約半数(46.4%)がマッチングアプリを使用していると回答。「堂々とマッチングアプリの話ができるようになった」との声もあり、着実にマッチングアプリの利用と理解が広がっていることがわかりました。
※1出典: 2024年8月 こども家庭庁webアンケート調査結果
■2人に1人が2個以上のアプリを並行利用している!
現在、利用しているマッチングアプリ数を尋ねると、約半数の方が2個以上のアプリを利用していると回答。4人に1人がマッチングアプリ婚となるほどマッチングアプリが浸透している現代では、複数のマッチングアプリの並行利用も当たり前になってきているのかもしれません。
■公的マッチングサービス利用者は約1割⁉
2024年に話題となった都道府県や市などの自治体が運営する公的マッチングサービスについての利用実態を聞くと、実際に現在利用していると回答した人は約1割(13.4%)と、まだまだ利用者が少ないという結果に。
利用者の中では、「自治体が運営主体のため安心感、信頼感がある」との声もある一方、利用していない人からは「利用者が少なくマッチングしづらい」「そもそも存在を知らない」との声も多く見受けられました。
また、結婚相談所の利用についても聞くと、現在の利用者は3.6%と、公的マッチングサービス同様に非常に少ない結果となりました。
◇恋愛婚活ラボ所長 伊藤早紀氏より
マッチングアプリは過半数が利用しているなど、出会いのインフラと化しました。
一方で去年は行政もマッチングアプリを提供するなど、様々なマッチングアプリがある中で、マッチングアプリを複数利用し活用しているユーザーもいれば、どんなマッチングアプリを使ったらいいかわからない・いまいち活用できないといった声も聞くことがあります。
マッチングアプリはプラットフォームであり、あくまで出会いの場であることを理解しマッチングアプリを賢く使うためのリテラシーを上げる必要がある一方で、マッチングアプリ各社も、使いやすいような設計や、マッチング精度向上など今後も努力が必要だと感じます。
調査概要
【2025年】恋愛・婚活実態調査
調査期間:2025年1月7日〜1月15日
調査対象:マッチングアプリ「Omiai」ユーザー
調査数:467名
調査方法:Webアンケート
(エボル)