「女郎相(じょろうそう)」を持つ女性は上昇志向が強くモテる反面、手段を選ばないところがあり、人からねたまれやすいようです。そのため、一般には凶相とされています。
「女郎相は凶相」と聞くと、自分や身近な人が女郎相に当てはまるのか、気になる人はいるでしょう。
この記事では、女郎相の特徴や女郎相を持つ人の性格について解説します。
■女郎相とは?
女郎相は、女性だけに現れる凶相です。女郎相には「小さくて黒目が黄ばんだ目」「酔っているような目」など、いくつかの特徴があります。
女郎相を持つ人は性的欲求が強くモラルをあまり気にしないとされており、自分の欲望を満たすためなら手段を選ばないようなところがあるでしょう。そのため、周囲から恨みを買いやすいといわれています。
一方、狙った男性を落とすのは得意で上昇志向もあるため、戦略的に恋愛を進めたり上位の役職に登り詰めたりする人も多いかもしれません。
■女郎相の特徴4つ
では、女郎相とはどのような人相をいうのでしょうか。いくつか特徴を挙げていきます。
◇(1)小さくて黒目が黄ばんだ目
女郎相の特徴として、目が小さく、黒目が黄ばんでいることが挙げられます。このような目は「邪視(じゃし)」と呼ばれます。
人相学において、黄ばんだ黒目は邪悪な心の表れ。人のために尽くすことを好まない一方、自分には尽くしてほしいと考える傾向にあります。そのため、人の恨みを買いやすいでしょう。
◇(2)酔っているような目
眼光に淀みがあり、酔ったような目のことを「酔眼(すいがん)」といいます。瞳には赤みや黄みが見られることも。このような相も女郎相とされます。
酔ったような目は色っぽく見えることもあり、引き寄せられる男性は少なくありません。そのため、男性とのトラブルが多くなりがち。
また、波乱万丈な人生を送ることになる人もいるようです。
◇(3)充血した白目
白目が充血しているのも、女郎相の特徴の1つ。特に理由がなくいつも目が充血している女性は、頑固だといわれています。
自分の意見をしっかり持っているのは良いことですが、人の意見を素直に聞けず、人間関係のトラブルに発展する可能性も。人間関係がこじれ、孤独を感じることも少なくないかもしれません。
ただ、一匹狼で生きていくタイプではないため、自分のそばにいてくれる都合の良い相手を探そうとするでしょう。
◇(4)高い位置にある頬骨
女郎相の特徴として、高い位置に頬骨があることも挙げられます。
人相学において、高い位置にある頬骨は「人よりも優位に立ちたい」という意識の表れ。この相を持つ女性は、男性を踏み台にして高い地位に登り詰めようとする気持ちが強いでしょう。
上昇志向が強く栄華を極める可能性もありますが、人の恨みを買って足を引っ張られ、転落する可能性もあります。
■女郎相を持つ人の性格
では、女郎相を持つ人はどのような性格なのでしょうか。人相学の観点から解説します。
◇(1)腹黒く平気でうそをつく
女郎相の女性は、腹黒く平気でうそをつくといわれています。
自分を大きく見せたい欲求が強く、そのためにうそをつくことがあるようです。うそをついて自分を大きく見せようとする背景には、自信のなさがあるのかもしれません。
うそをつくことにあまり罪悪感がなく、「だまされる方が悪い」と思っている人もいるでしょう。
◇(2)わがままだがモテる
女郎相を持つ女性は、わがままでもモテるでしょう。
男性に言うことを聞いてもらうためにはどう振る舞えば良いのか、よく理解している人が多いようです。
一度手に入れた男性の前では、自分勝手に振る舞う傾向があります。それでも相手に「わがままなところがかわいい」と思わせることができるので、男性の心をつかむのはかなり上手です。
◇(3)感情的になりやすい
女郎相を持つ女性の性格として、感情的になりやすいということも挙げられます。自分の思い通りにことが進まないと、ヒステリックになりがち。
また、プライドが高いので、ばかにされたらかなり根に持つタイプです。相手が反省して謝るまで、こっぴどく仕返しをすることもあるでしょう。
◇(4)男性よりも優位に立ちたがる
女郎相に見られるように頬骨が高い女性は、主義主張がはっきりしているといわれています。また、男性よりも優位に立とうとする意識が強いでしょう。キャリアウーマン志向ともいえます。
この相を持つ女性は、男性におとなしく付き従うタイプではありません。「自分には能力がある」と信じておりプライドが高いので、それ相応の待遇を受けないと気が済まないようです。例えば、職場では高い地位に登りつめたいし報酬もたくさん欲しいタイプです。
恋愛においては、男性に貢がせたいと考える女性もいます。そのような女性は、お金が愛の証明だと思っているようです。
□性格は人相だけで決まらない
ここまで、女郎相の特徴や女郎相を持つ女性の性格について解説してきました。
ただし、人相学は統計のようなもの。「こういう顔の人にはこういう傾向がある」というパターンがあっても、全員に当てはまるわけではありません。
もし、あなたや身近な人に女郎相の特徴があったとしても、必ずしも性格が悪いとは言い切れないのです。
「人間関係で大切なのは人相ではなく内面」ということを覚えておきましょう。
(紅たき)
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