セックスは恋人とのコミュニケーションの1つとして大切な役割を果たします。ただ、初めてのセックスだと不安や緊張もあるはずです。
この記事では、初セックスにありがちな不安や悩みを紹介します。さらに、初セックスでの注意点や成功させるコツも解説。少しでも不安を減らして、恋人と充実した時間を過ごしていきましょう。
■初セックスにありがちな不安とは?
初めてのセックスだと「うまくできるだろうか」「相手が喜んでくれるだろうか」など、不安や悩みが出てくるはずです。初セックスへの不安はなるべく減らしておくと、当日にリラックスして臨めます。
そこで、初セックスにありがちな不安と対処法を紹介します。
◇(1)体の匂いが気になる
セックスでは裸で体を密着させるため、自分の体の匂いが気になる人もいます。
ただ、普段通りにお風呂に入ったり、清潔な服を着たりしていれば問題はありません。どうしても気になる場合は、香りのきつくない制汗シートなどで拭いておいたり、ボディコロンやボディミストをつけておいたりすると安心できるでしょう。
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◇(2)どんな手順で進めればいいか分からない
初めてのセックスだと何からすればいいか分からない人も多いはずです。
まずはムードづくりから始めて、優しく体に触れるようにしましょう。
前戯をする時は、上から下にかけてゆっくりと行うのがコツです。
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◇(3)どこを触ればいいか分からない
初セックスだと、相手の体で触って良い場所とだめな場所が分からないことも多いはずです。
相手を興奮させたいと思っても、最初から敏感な箇所に触るのはやめておきましょう。まずは相手の反応を見ながら、腕や頭、顔などをなでるように触ることが大切です。
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◇(4)痛くないか怖い
特に女性側が初めての場合、痛くないか不安を抱くことは多いでしょう。初セックスだと相手を傷つけないために痛みを我慢してしまう人もいます。
しかし、痛みを我慢すると体が傷つく可能性もあるので、我慢は禁物です。無理せず相手に伝えましょう。
◇(5)コンドームをうまくつけられるか不安
セックスが初めての男性の場合、コンドームをきちんとつけられるか不安な人もいるはず。
装着に時間がかかりすぎるとムードが崩れてしまったり、焦ってきちんとつけられなかったりする恐れもあります。
コンドームは当日暗い中で装着する可能性も高いため、事前に練習しておくと良いでしょう。
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■初セックスにおける注意点
初めてのセックスは気持ちも高ぶりやすく、思わぬ失敗をしてしまう可能性もあります。
ここからは初セックスでの注意点を解説するので、本番がうまくいくようにイメージをしてみましょう。
◇(1)相手への思いやりを忘れない
セックスは相手とのコミュニケーションのため、思いやりの心が大切です。
自分本位の行為では相手を傷つけたり、セックスにネガティブなイメージを与えたりする原因になります。相手とペースに合わせてお互いが満足できるようにしましょう。
◇(2)避妊はきちんとする
相手を大切に思うからこそ、避妊はきちんと行うことが重要です。たとえ興奮していても、避妊は怠らないようにしましょう。
心配な場合は避妊の方法について調べておくと良いです。また、コンドームは女性側でも準備しておくと安心できます。
◇(3)爪は短く切りそろえておく
セックスでは相手のデリケートな部分にも触れるので、爪は短く切っておきましょう。
特に男性は女性の局部に触れる際に傷つける恐れもあるので、必ず爪のケアは徹底してください。
◇(4)清潔な状態で行為をする
セックスの前にはシャワーを浴びるなど、清潔な状態で臨みましょう。体を洗わない状態だと匂いが気になって集中できない場合もあります。
お互いが気持ち良くセックスするためにも、体は清潔にしておくといいでしょう。
◇(5)完璧にしようとしなくていい
初めてのセックスでは完璧を目指す必要はありません。初体験をいいものにしようと張り切ってしまいがちですが、初めてでは難しいです。
完璧を求めるより、多少ぎこちなくても相手との時間を楽しむことを優先させましょう。
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■初セックスを成功させるポイント
初めてのセックスでは不安が出てきてしまいます。不安を解消するためには相手を喜ばせるためのポイントを知っておくことが大切です。
そこで、初体験を少しでも成功させるためのコツを紹介します。
◇(1)前戯には時間をかける
前戯は30〜60分を目安に時間をかけることが大切です。ハグやキスといったボディタッチを丁寧にしてから、服を脱がすようにします。
前戯のコツについての詳細は、以下の記事も参考にしてみてください。
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◇(2)敏感な箇所はすぐに触らない
お互いに敏感な箇所は焦って触らないようにしましょう。相手の心や体の準備ができていないうちに触れると、嫌がられる可能性があります。敏感な箇所は、お互いの気持ちが高まってきてから触るようにしましょう。
また男性は挿入時、女性の局部が十分に濡れてから行うようにしてください。無理に入れると痛みの原因になってしまうので、興奮していてもきちんと手で触れて確認することが大切です。
緊張で濡れない場合に備えてローションを準備しておくのもいいでしょう。
◇(3)気持ちを言葉で伝える
セックス中は自分の気持ちを相手に伝えるようにしましょう。
初めてであれば、お互いにどんな気持ちなのか不安もあります。「好き」「気持ちいい」など、素直に言葉で伝えると気持ちも通じ、感度も高まってくるはずです。
◇(4)痛みを感じたら無理せずにやめる
行為中に痛みを感じたら無理せずに中断しましょう。初体験では痛みを感じて思うように楽しめないこともあります。
セックス中には相手を気遣って言い出しにくい場合もあるので、始める前に痛みを我慢しないことを約束しておくと安心です。
◇(5)行為の後もコミュニケーションを取る
セックスが終わってからのコミュニケーションも忘れてはいけません。行為の後にすぐに寝たり、スマホをいじったりすると体目当てなのかと勘違いされる恐れもあります。
お互いに軽いボディタッチなどをしながら、雰囲気や会話を楽しみましょう。
■初セックスを大切にして恋人に気持ちを伝えよう
今回は初セックスにありがちな不安や初セックスでの注意点、そして成功させるコツを解説しました。
初体験なら成功するか、相手が喜んでくれるかなど不安も大きいはずです。
本番では気持ちも高ぶってしまうので、事前にイメージをしておきましょう。特に避妊をきちんとすることやコミュニケーションを大事にすることは、念頭に置いておくと安心して当日を迎えられます。
注意点やコツを取り入れて、相手との初セックスを良い体験にしてみてください。
(岡裕之)
※画像はイメージです