8割以上の人、スマートフォン専用サイトの必要性を感じていないことが判明
有限会社いろはの代表取締役兼経営コンサルタント・竹内謙礼が、「ネットで売れるもの売れないもの 増補改訂版」(日本経済新聞出版社)を8月2日に発売するにあたり、楽天リサーチを活用して、スマートフォンユーザー100名に対して、アンケート調査を行った。
同調査では、スマートフォンで一般的に表示される「PCサイト」と、スマートフォンの画面の大きさに合わせて表示される「スマートフォン専用サイト」と、どちらが活用されているのかを中心に尋ねた。
まず、「スマートフォン専用サイト」と「PCサイト」、どちらが使いやすいか質問したところ、「スマートフォン専用サイト」と回答した人が39%だったのに対して、「PCサイト」と回答した人が45%と、6ポイント上回る結果となった。「特に意識はしていない」と回答した“どっちでもいい派”の人が16%いることから、6割以上の人がスマートフォン専用サイトに対して利便性を感じていないことがわかる。
また、スマートフォンの画面が見づらくて、表示画面を切り替えた経験があるかどうかを質問したところ、「スマートフォン専用画面に切り替えた」と回答した人が29%にとどまったのに対して、「PCサイトに切り替えた」と回答した人は63%だった。さらに、「特に画面を切り替えた経験がない」と回答した人23%を加えると、8割以上の人がスマートフォン専用サイトの必要性を感じていない現状が判明した。
※この記事は2013年07月31日に公開されたものです