【実体験エピソード】お金の管理、家事分担……同棲に多い揉め事とは？　仲良く過ごすための秘訣も聞いてみた

揉め事とまではいかないかもしれませんが、家事に対してモヤッとしたことはあります。タイミングや出来栄えに関して気になるところがどうしてもあって……。たとえば私はご飯のあとに洗い物をしてからゆっくりしたい派ですが、彼はゆっくりしてから洗い物をする派で。「早く済ませてしまいたいけど今日は私の分担ではないからなあ」と我慢しています（笑）。

家事は揉め事の原因になりやすいなあと感じます。お互いに分担通りにやったとしても、相手の求めるレベルに達していないときもありました。でも指摘されたときに「じゃあ自分でやれば？」と返してしまうと、ケンカに発展するかもしれません。だからまずは「やってくれてありがとう」という気持ちを伝えるように心がけています。

まだ揉めたことはありません。これまでの生活や価値観がお互いに異なっていると同棲を始める前からわかっていたので、そこをきちんとすり合わせておきました。おかげで揉め事を回避できたと思います。

お金をかけたい部分を明らかにしました。お互いの趣味の領域にどれくらいお金が必要か、とか。私の場合は推し活や化粧品にお金を使いたいので、だいたいの相場を伝えました。

まさか1万円もする化粧水があるなんて！　僕は1,000円以下の安い化粧水を使っているので本当に驚きました（笑）。

私は車代が意外とかかることに驚いた記憶があります。同棲前は彼が車で迎えに来てくれて助かる、と思っていたのですが、家計を共にして初めて維持費の高さを知って。「今までひとりで負担させていてごめんね！」と思ったくらいです。

駐車場代や燃料費、保険料とか、挙げたらキリがないよね。

あと事前に確認しておいてよかったのが、加入しているサブスクです。サブスクに加入している人が払うのか、割り勘して払うのかなどの認識を合わせました。そうしないと「私はこれを使っていないのになんで払わないといけないんだろう」とモヤモヤしてしまうので。

同棲あるあるを周囲から聞いておいたおかげで、準備ができました。特にお金の話題は、相手が彼女や奥さんだとしても話しにくいと思います。でも、そこがいちばん揉め事の火種になりやすいと聞いていたので、お金の使い方は最初にすべて洗い出しました。

同棲を始める前に確認できて本当によかったです。

お金の使い方もそうですし、価値観の違いは同棲で揉める原因のひとつだと思うんです。

今でも家具の色を決めるときに2人で揉めるもんね（笑）。日常的に小さな揉め事が起こるものなので、事前に解決できそうなことには取り組んでおくといいと思います。

30万円ほどです。家賃がいちばんかかっていて、あとは車の保険代や駐車場代などが多いです。

ほかに気になっているのは通信費ですね。スマホ代とインターネット代がそこそこかかっている印象です。

僕だけでインターネットを毎月70GB使っているので、先日電気屋さんにもびっくりされました（笑）。通信費はどうしてもかかってしまうので、少しでも安くしたいです。

自炊くらいです。でも光熱費がかかってしまいますし、外食の頻度も月によって異なるので、安定して節約はしにくいと感じています。

僕はひとり暮らしをしていた頃、節約のために通信費を見直したことがあります。通信費って、一番節約しやすい部分だと思うんです。すぐに安くなる可能性もありますし、どれだけ減ったかが目に見えやすい。契約先をきちんと選んで、少しでも自分たちの趣味や時間を充実させるお金を増やしたいです。

660円も……！　しかも無期限で割引になるのは嬉しいですね！　スマホ代もインターネット通信費も毎月必ずかかってくるものなので、長い目で見るとかなりの節約になりそうです。

彼の金銭感覚がしっかりしているので助かっています。同棲前に、家計簿用のスプレッドシートが送られてきたときは驚きましたけど（笑）。

家計簿をつけて、「今月どれくらい貯金できそうか」が仮にわかれば、数ヶ月先にはいくら貯まっているかを予想できます。そうすると貯金が楽しくなりますし、固定費のどこを減らせるかも見えやすくなると思いました。

こまめに家計簿をつけるタイプだったなんて、同棲するまで知りませんでした。

でもひとり暮らしの頃は貯金ができなくて。気づいたらボーナスで入ったお金を使い終わっていた、といった経験があったんです。彼女ができて結婚を視野に入れ始めたとき、「貯金もきちんと考えないと」と思ったので、家計簿をつけるようにしました。

旅行です。僕はずっとサッカーをやっていて、土日も練習や試合に行っていました。だから彼女と泊まりがけの旅行をしたことがあまりなくて。せっかく同棲をしているのでサッカーを一度やめて、土日に一緒にいる時間を増やそうと思っています。

固定費が浮いたら外食も楽しみたいです。おいしいものを食べる機会を増やすなど、日常生活をもっと充実させたいと思います。

お互いに今まで住んできた環境が違うので、価値観のすり合わせはきちんとすることをおすすめします。自分の生活は自分にとっては当たり前ですが、相手にとっては違うかもしれません。だからこそ普段の暮らし方をしっかり伝えて、知ってもらうことが大事だと思います。

趣味も共有できるのが理想ですが、ひとりの時間を尊重することも忘れないでほしいです。それぞれの趣味やコミュニティに使う時間があるのだと事前にわかっていれば、お互いに気兼ねなく過ごせるようになると思います。
また、定期的に固定費を見直して、節約できそうな部分を見つけることも大事ですね。「浮いたお金を貯めて2人で旅行しよう」など目標があれば、楽しんでできるかなと思います。