20代から始まる！？ 江崎グリコが、体も心も冷やす「冷え性」の実態を調査
朝夕に冷え込む日が多くなってきました。温かい飲み物や食べ物、厚手の靴下や下着などで体を冷やさない工夫をしても、冷え性に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
江崎グリコ株式会社が20代～60代の女性500人に「冷え性に関する調査」を実施したところ、約7割の女性が冷え性の自覚があり、9割以上の多くの方が「手足の末端の冷え」など血流の滞りによる冷えに悩まされていることがわかりました。
冷え性を自覚する女性にとって、これから10月～3月の半年間は冷えを感じるシーズン。「温かいものを食べる」｢体を冷やさないようにする」などの寒さ対策も、冷え性の自覚のある方のほうが、無自覚の方よりも積極的に取り組まれています。
しかし、冷えを自覚する平均年齢は24.6歳。“冷え性を自覚する女性”の平均年齢が41.5歳なので、20代からだんだんと冷え性になり、17年近く寒さ対策を色々としても改善されず、悩まされている実態が見えてきます。
体が冷えるだけではなく、心も冷える「冷え性」
また、冷え性の自覚をしている女性の7割が「動くのがおっくう」と感じていて、順に「仕事や家事に集中できない」「生活が楽しめない」と答えていて、いずれも冷え性ではない女性よりも多くなっています。もしかすると、冷え性が、生活の質にまで影響するのかもしれません。
なんとか冷え性の改善に取り組みたいところですが、冷え性を自覚している女性で積極的に取り組んでいる方は、なんと1割未満……。そして3人に1人は何もしないで放置しているそう。
その理由は、6割の人が「効果的な対策がわからないから」と答えています。
様々な冷え対策方法がありますが、満足いく方法を見つけるのはけっこう難しいのかも……。今年こそは、正しい知識と方法を得たうえで、寒い冬を越したいものです。
江崎グリコの「冷え性」に関する研究と取り組み
江崎グリコでは、企業理念である「おいしさと健康」を実現するために、生物化学研究所を前身として、「グリコ健康科学研究所」を設置し、約30年に渡り研究に取り組んでいます。当研究所では、「糖」と「糖質関連酵素」を中心に基礎研究を行い、研究成果をグループ全社の財産として共有することで、多様な商品を生み出す力を高めています。
冷えで低下した血流を整える
青みかんのポリフェノール「ヘスペリジン」
江崎グリコでは、青みかんのポリフェノール「ヘスペリジン」の研究を20年以上行ってきました。血管の健康に役立つとされる「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」は、従来のヘスペリジンに比べ吸収力が3倍に高まっていますので、高い生理機能が期待できます。糖転移ヘスペリジンの主成分である「モノグルコシルヘスペリジン」を続けて摂取することで、末端の血流を整え、冷えを軽減します。「モノグルコシルヘスペリジン」摂取群とプラセポ群が手を水につけた後、皮膚の血流量の変化を見ると、下記の図の通り、プラセボ群と比べ冷却15分後の血流量は1.5倍に増えています。
※1 モノグルコシルヘスペリジンは、糖転移ヘスペリジンの主成分です。 ※2 血流量：冷却前、ヘスペリジンまたは偽薬を摂取したときの血流量を100とした時の数値（15℃の水に手を１分間浸漬した後の皮膚温度変化、冷えを訴える健常日本女性11名）吉谷佳代ら.日本栄養・食糧学会誌61,233-239(2008)
江崎グリコ株式会社健康科学研究所
マネージャー
宅見央子（たくみ ひろこ）さん
西洋医学では「冷え」は疾病とみなされませんが、東洋医学では「冷え」は病気の前駆症状（未病）の状態と見なされ、「冷えは万病のもと」と言われています。
「冷え」の原因の１つは、血流が悪いこと。血流が悪いと、手足が冷たくなり、ひどいときには痛いと感じるまでになりますし、肩こりや腰痛にもなりやすくなります。
また、美容の面では肌の調子が悪くなり、目の下のくまが目立ちやすくなってしまいます。寒さ対策も必要ですが、体を内側からケアする冷え性対策もぜひ行っていただきたいです。
『グリコ健康科学研究所』のヘスペリジン・冷えに関する検証・実験はこちら
手や足といった末端の冷えに悩まされる人が多い、という調査結果が出ていましたが、体の内側から温めることも大切なようです。「ヘスペリジン」はドリンクやサプリメントでも手軽に取れる成分なので、ぜひ寒い時期のお供として試してみては？
アンケート：江崎グリコ株式会社 プレスリリースより│20代～60代の女性500名
提供：江崎グリコ株式会社
