【心理カウンセラーが解説】“第2の勝負下着”でオンもオフもはかどる!? その理由とは
1日のテンションを上げるために、朝から好きなものを食べたり、お気に入りの服や香水をまとったりする女性は多いもの。さらに最近では、対男性を意識してではなく、仕事で気合いを入れるためにお気に入りの下着=“第2の勝負下着”を身につける人も増えているよう。その行為、心理学的にも良い影響があるのでしょうか?
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ズバリ、自分のために着る“第2の勝負下着”には心理的に良い影響がある?
教えてくれたのはこの方!
小高千枝
心理カウンセラー、メンタルトレーナー。心理学をはじめ、人間の老化現象を生物学、医学、社会科学、人間関係学、自然科学など多面的、総合的に研究する学問ジェロントロジー学を学び、内面から美しく年齢を重ねるための在り方を追求、美齢学指導員としても活動の幅を広げる。現在、講演会、セミナー、テレビ(日本テレビ「ナカイの窓」、NHK・Eテレ「Rの法則」、TOKYO MX「モーニングCROSS」コメンテーター等)、ラジオ、雑誌等で活躍中。著書『心理カウンセラーがこっそり教える やってはいけない 実は不快なしぐさ』(PHP研究所)ほか。
“第2の勝負下着”は心理面に影響を与えると思います。女性は、男性に比べて皮膚感覚が10倍敏感だと言われていますから、素肌に直接身につけるものに気持ちや感情が左右されます。ですから、特にカラダにぴったりフィットするガードルなどは、身につけることで気持ちまでピシッと引きしまる感覚を与えるのです。
というのも、ガードルに限らず、タイトな服など引きしめ感のある下着や衣服を身につけると、お腹が出ないようにしようとか、姿勢を正そうとか、自然と意識します。意識にポジティブな変化がみられるとやる気も出てきますよね。こういった動機付けを心理学では“内発的モチベーション”と言います。
やる気を高めるのに大切な“内発的モチベーション”って?
内発的モチベーションとは、「自分がキレイでありたい」「今よりもっと成長したい」など“自分の意志”でやる気を高めるための動機をさします。 「お給料をたくさんもらいたい」「上司に褒められたい」といった外部からの報酬が頑張る源になる“外発的モチベーション”とは違い、自分の内側から出てくるものなので、モチベーションが長続きします。
内発的モチベーションをアップさせるには、好きなものを食べたり、お気に入りのアクセサリーをつけたりすることも有効なのだとか。
人間には心身の安定を保つために自尊心を高く維持したい“自己高揚欲求”があります。自分の気分が上がるものに囲まれていると高揚感が増すので、自尊心が生まれ、自分に自信もついていくのです。
そしてガードルは、この内発的モチベーションを上げるために使えるアイテムのひとつだそう。
普通の下着はさっと身につけられますが、ガードルはフィット感がある分、はくのにも気合いが必要ですよね。そういう意識を持った“身体動作”が伴うと、美しい自分の姿勢やスタイルに対する記憶が定着し、快感に繋がります。勉強をするときに、ただ読むよりも書いて覚えるほうが良いと言われているのと同じことです。美しい体型をキープしたいという自分の意志とともに、フィット感のあるガードルをはくことで、さらにやる気がアップしますよ。
気分を上げて恋も仕事も楽しく♪
“第2の勝負下着”を身にまとって
引きしまって気持ちも前向きに?
小高さんによると、「“今日は大事なプレゼンがある”など、仕事で気合いを入れたい日には、カラダにフィットした下着や衣服を身につけて物理的に体を引きしめることで、気持ちをコントロールすることができる」のだそう。
または、あえて通常業務の日に身につけてもいいかもしれません。ガードルやタイトな衣服には自分を律する良い影響が期待できますから、周りに惑わされず、集中力が増して、いつもよりスムーズかつ効率的に仕事が進みそうです。たとえば、“今夜はデートがあるから絶対に定時で帰りたい”という日に身につけるのもいいのではないでしょうか。
ただし、身につける場合には注意点も
女性は生理周期などによっては、逆にカラダがしめつけられることがつらいときもあるので、そういうときには無理しないようにしましょう。ここぞというとき、そして、身につけることでよりモチベーションが上がるときに、“第2の勝負下着”を活用してください。心もキュッと引きしまる“第2の勝負下着”
ベストな私で今日に臨む!
“第2の勝負下着”ガードルでオンもオフもはかどる私に!
心理カウンセラーから見ても、“第2の勝負下着”=ガードルは、働く女子の頑張りどきを支えてくれるよう。小高さんから、最後にアドバイスをいただきました。

自分らしさを保ちつつ、さらに女性らしさも培われる“第2の勝負下着”。気持ちも新たになる新年度を機に、みなさんも一度試してみては?
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