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2022年04月26日 16:50 更新

こどもの日を離乳食でお祝いしよう!初期・中期・後期・完了期のおすすめレシピをご紹介【管理栄養士執筆】

5月5日はこどもの日ですね! 初節句のお祝いをする男の子の赤ちゃんファミリーも多いのではないでしょうか。できれば食事でも祝いたいところですが、離乳食ともなるとちょっと迷いますよね。今回は離乳食の初期・中期・後期・完了期それぞれの時期にぴったりのこどもの日レシピをご紹介します。

離乳初期>>とろとろ鯉のぼりがゆ

初期:とろとろ鯉のぼりがゆ

■材料(約1回量)
・10倍がゆ 40g
・にんじん(裏ごし) 小さじ1/2
・ブロッコリー(裏ごし) 小さじ1/2
・しらす(裏ごし) 小さじ1/2
・小松菜(裏ごし) 葉2枚

※しらすは、おかゆや野菜になれたころから食べさせます。
 まだ離乳食を始めたばかりの場合は、しらすなしで作ってあげてください。
 ▶︎離乳食のしらすについての記事

■準備するもの
・つまようじ 1本
(その他いつもの離乳食調理道具)

■作り方
① 10倍がゆをお皿に盛り付けて、しらすで鯉のぼりの棒を作る
② にんじんとブロッコリーで鯉のぼりのからだを作る
③ 10倍がゆを少量とって、鯉のぼりの白目を作る
④ 小松菜で黒目を作る
⑤ 鯉のぼりの周りに、余った材料で飾りを付ける

トロトロすぎると上手に形が作れないので、食材は裏ごした後にしっかり水気を切るのがポイント!食べさせる時は10倍がゆに少し混ぜて食べさせてあげると、初期の赤ちゃんでも食べやすくなります。

離乳中期>>もぐもぐできる柏餅

中期:もぐもぐできる柏餅

■材料(2個分)
・じゃがいも(つぶし) 20g
・片栗粉 小さじ1
・ブロッコリー(つぶし) 5g

■準備するもの
・つまようじ 1本
(その他いつもの離乳食調理道具)

■作り方
① じゃがいもに片栗粉を加え、しっかりと混ぜる
② ①の1/4量にブロッコリーを混ぜる
③ ①と②の2種類を各2等分に丸める
④ ②を小判型に成形して①に被せて巻きつける
⑤ 耐熱皿に盛り付けて、つまようじで葉を型取り、葉脈を書く
⑥ ふんわりとラップをして電子レンジ500Wで40秒加熱する

マッシュ状のじゃがいもなので、舌で簡単につぶせて中期ごろの赤ちゃんにピッタリ。水分が欲しい場合はおかゆなどに少し混ぜてあげてもいいですね。

離乳後期>>ちまき風焼きおにりぎり

後期:ちまき風焼きおにりぎり

■材料(1合分)
・米 1カップ
・水 2合の目盛より少し下まで
・にんじん 1/2本
・干ししいたけ(乾)  3g
・しょうゆ 小さじ1.5
・みりん 小さじ1.5
・片栗粉 小さじ1
・サラダ油 少々

■作り方
① 干ししいたけを水で戻してみじん切りにする
② にんじんをみじん切りにする
③ 炊飯器に洗った米、水、①、②、しょうゆ、みりんを加えて炊飯する
④ 炊き上がったごはんのうち80gと片栗粉をしっかり混ぜておにぎりの形に成形する
⑤ フライパンにサラダ油を熱し、④を中火で両面焼く

こどもの健康を祈るために食べるちまきは、本来もち米で作りますが軟飯でも作れます! やわらかい軟飯に片栗粉を混ぜることで食感が変わり、成形もしやすくなります。1合分で炊いて余った分は冷凍保存もできるので離乳食ストック作りのついでに作れます。

離乳完了期>>こどもの日鯉のぼりプレート

完了期:こどもの日鯉のぼりプレート

■材料(約1回量)
・ごはん 80g
・焼きのり 少々
・スライスチーズ 少々
・アスパラガス 1本
・にんじん(花形) 1.5cm

※のりは大きすぎると喉に張り付いてしまいます。
 なるべく小さく切ってあげましょう。
 ▶︎離乳食ののりについて

■準備するもの
・ストロー
・花形
・ハサミ
(その他いつもの離乳食調理道具)

■作り方
① ごはんは丸く握って表面を平らにする
② 焼きのりは鯉のぼりの形と小さい丸(黒目)に切り取る
③ チーズはストローで丸型を切り抜き白目を作る
④ ③に②をのせる
⑤ アスパラガスは固い部分をピーラーでむいて、ゆでた後3等分に切る
⑥ にんじんはゆでて花形で切り抜く
⑦ ごはんに鯉のぼりの形の焼きのりと④をのせてお皿に盛り付ける
⑧ ⑤、⑥を皿に盛り付ける

手づかみもできて、見た目もカラフルなので赤ちゃんも興味津々になれるプレート!小さいハサミを使うと細かい作業もしやすくなりますよ。

(レシピ考案・撮影:谷岡友梨 先生)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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