意外! りんごの美肌成分は皮と果肉の間に集中!?
働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。
◆焼きりんごのシナモンメープルパンプディング
こんにちは、北海道のフードアナリスト・Jr野菜ソムリエ Mimiです。
こちら北海道では、道内の果樹園でりんご狩りがはじまりました。10月には各地でりんごまつりも開催されるんですよ。
昨今、1年中スーパーで見かけるようになったりんごですが、やはり旬の美味しさは格別。収穫時期も品種によってさまざまですので、りんごの食べ比べを楽しめるのも、この時期ならではです。
今回は、そんなりんごを使った美肌対策にぴったりなスイーツを紹介します。
しっとりパンにトロトロりんごをのせた「焼きりんごのシナモンメープルパンプディング」。作り方は、(1)炒めて、(2)並べて、(3)焼くだけの3ステップと簡単です。
事前に用意しておいて食べたいときに焼き上げることもできますので、忙しい朝の食事にも向いています。
☆丸ごと食べたい! じつは、りんごの美肌成分は「皮と果肉の間」に多い!
リンゴの主な栄養素は、銅、カリウム、多種類のポリフェノール、食物繊維です。
リンゴに含まれる水溶性食物繊維のペクチンには、体内のお掃除をする効果があります。腸がきれいになり、吹き出物などの肌トラブルを改善する効果が期待できますよ。
もうひとつ女性に嬉しい注目成分は「りんごポリフェノール」。りんごポリフェノールには、美肌をキープする凄い効果があるんです!
紫外線を浴びたときに活発になる、肌老化の原因“活性酸素”の働きを抑え、なおかつ、シミ、ソバカスの原因となるチロシナーゼの働きも抑えてくれるのです(出典:2008年度日本農芸化学会大会学会発表)。
夏の間、既に浴びてしまった紫外線もなかったことにしてくれる効果も期待できるという点もうれしいところ。継続して食べ続けて、結果として美白できたらいいですよね。
そして、ぜひ知っておいていただきたいのは、美肌効果抜群のりんごポリフェノールが、皮と果肉の間に多く含まれるということ。ですので、丸ごと食べることがオススメ。
とはいえ、あのゴワゴワとした食感が苦手という方も多いでしょう。そのような場合の対処法は、こちらのレシピのように加熱すること。皮も柔らかくなりますので、りんごの皮が苦手という方でも美味しく食べられますよ。
真夏に紫外線をたっぷり浴びたお肌は、早めの対応が大事。今年の秋は、りんごパワーも味方につけて美肌ケアしてみませんか?
材料(2人分)調理時間40分
- りんご(酸味がある紅玉がオススメ) 1個(約200g)
- 砂糖(グラニュー糖を使用) 25g
- バター 10g
- シナモンパウダー 小さじ1/4弱~
- ホワイトラム(なくても可) 小さじ1
- パン(フランスパンなら1/3本、食パンなら6つ切1枚で70g)
- *牛乳(豆乳) 200cc
- *卵 1個
- *メープルシロップ 大さじ1
- ☆バター 6~7g
- ☆好みで、砂糖(グラニュー糖) 大さじ1
作り方
- りんごを洗い、皮つきのまま4等分する。芯をとり、櫛切りにする(12~16等分くらい)。砂糖をまぶし水分が出てくるまで15分程度放置する。
- パンを大きめにカットし、*を混ぜ合わせたソースに浸しておく。
- 熱したフライパンにバターを溶かし、1のりんごを中火でソテーする。飴色になるくらい煮詰まったら(6分位)、お酒を振り入れて香りづけする。
- 火を止め、シナモンを振って全体にからめ、粗熱をとる。
- 耐熱皿に、りんごとパンを並べる。ソースが余った場合は上からかける。※並べ方はお好みで
- 焼く直前に照り&風味UPのため、☆のバターを小わけにしてのせて、お好みで砂糖を振る。
- 200度予熱済オーブンで15分~好みの焼き色がつく程度焼く。※2皿にわけてオーブントースターでチンしても◎でした。1000W使用
*フードアナリスト×ジュニア野菜ソムリエMimiさん*
普段は食品会社に勤務。そのほかに、北海道野菜の魅力を伝える「ジュニア野菜ソムリエ」としての取材・告知活動、食の情報を解説する専門家「フードアナリスト(協会本部広報委員)」としても食トレンド情報をアグレッシブに発信中。
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※この記事は2013年10月04日に公開されたものです