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はやく帰ってきて! 夫の帰宅時間が早くなる家づくりのポイント・5つ

斉田直世/CaSy

歩くビジネスマンみなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!

退社時間がすぎても、デスクに座ったままぼんやりしたり、帰宅途中、コンビニで時間を潰したりする既婚男性たち……「家に自分の居場所がない」「家にいると妻から不平不満を言われる」など、帰りたくない理由は様々です。

結婚して、馴れ合いの関係になると、パートナーに対しても文句が多くなりがちですが、「帰宅拒否症状」を起こしている夫に対しては、「もっと早く帰ってきてよ!」と訴えるより、「早く帰りたい」と思える家づくりをするほうが効果的です。というわけで今回は、ご主人が帰りたくなる家づくりのポイントをご紹介したいと思います。

・明るく出迎える

夫が帰ってくる時間には、玄関の電気を点けておきましょう。とくに一人暮らし経験のある男性にとって、「帰ったときに、家の明かりがついている」のは、結婚したよろこびを感じる瞬間です。さらに、「おかえり」と妻や子供の明るい笑顔が迎えてくれれば、仕事の疲れも吹き飛ぶことでしょう。

・食べる楽しみを与える

昔から、「男は胃袋を掴め」と言われるように、食事をおろそかにしてはいけません。「夕飯はなにがいい?」と聞いて、リクエストに応えると、夫は食事を楽しみに帰宅します。特別な日でなくても、「今日は、あなたの好きな○○買っておいたよ♪」とメールしてみる、普段飲んでいるものよりワンランク上のビールを用意しておくなどして、帰る楽しみを増やしてあげましょう。

・手抜きの料理にもひと手間を

共働きで忙しい、育児で手一杯……そんなときはスーパーのお惣菜やレトルト食品で済ませることもありますよね。忙しいのは承知のうえでも、買ってきたときのパックのまま食卓にだされると、内心ガッカリしてしまうのが男性。面倒でもお皿に移す、付属の薬味も袋のままでなくお皿の端に出しておく、こういったひと手間を惜しまないことです。

・部屋のニオイに注意

中にいるときは気づかなくても、外から帰ってくると、敏感に感じ取ってしまうのが、お部屋のニオイ。玄関を開けた途端、生ゴミのニオイ、洗濯物の生乾きのニオイがする家は、誰でも嫌になってしまいます。また、物が積まれた食卓やソファ、洗い物が溜まったキッチンなどもゲンナリの元。片付けが間に合わないときは、せめて夫の視界に入らない場所に移動しておきましょう。

・スッピン力を上げる

自分の選んだ女性には、いつまでも魅力的であってほしい、というのが世のご主人たちの願い。しかし、深夜帰宅する夫のためにバッチリメークでいるのは、お肌にとっては負担ですよね。素顔で向き合う時間が増える結婚生活では、肌の美しさや、キレイに整えられた眉毛、スッキリとしたフェイスラインなど、「スッピン力」を上げることが大切。部屋着やエプロンもオシャレを心がけ、だらしないものは避けましょう。

おわりに

仕事=ON状態、家庭=OFF状態である男性にとって、家の中は、「完全にリラックスできる場所」であるのが理想です。ガミガミネチネチ言わず、外での疲れを笑顔で癒やしてくれる、そんな暖かな雰囲気の家庭なら、「一刻も早く仕事を終わらせて、家に帰ろう!」という意識が芽生えるはず。

(斉田直世/CaSy家事代行)

※この記事は2015年03月09日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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