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ワクワク体験で幼少期から発想力を伸ばす、鹿児島県錦江町のふるさと納税寄附金の使い道とは?

ワクワク体験で幼少期から発想力を伸ばす、鹿児島県錦江町のふるさと納税寄附金の使い道とは?

九州最南端の鹿児島県大隅半島南部に位置する錦江町(きんこうちょう)は、海・山・川などの豊かな自然が残るまち。

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農業・水産業・畜産業がまちの基幹産業であり、野菜をはじめ、果物や肉、魚などの高質な「食」を生産。全国的にも有名な焼酎「魔王」や、牛や豚の畜産物、錦江湾で養殖された魚、クラシック音楽を聴き育ったブドウやマンゴーなどが、返礼品として提供されています。

そんな錦江町では、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てており、今回はその中から「子どもなど将来の社会の担い手の育成に関する事業」の「STEAM教育」という取り組みを紹介します。「未来の新しい価値を創る当事者」を育む学びとは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「STEAM教育」という錦江町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!

錦江町のふるさと納税寄附金の使い道「STEAM教育」について

・対象年度:令和6年度
・対象使途:STEAM教育
・対象事業:子どもなど将来の社会の担い手の育成に関する事業
・その事業に費やした総費用:120万円
・総費用のうち寄附金活用額:120万円

錦江町では深刻な少子高齢化問題を真摯に受け止め、子どもや孫たちに希望あふれる未来を渡していくため、平成28年度にまちの総合戦略を抜本的に見直しました。地方創生事業の柱を「未来づくり」に大きくシフトして始まったのが「錦江町『MIRAI』づくりプロジェクト」です。

まちが目指す未来は、以下の4つです。

住民や移住者が、明日への希望を持ってビジネスや地域づくりにチャレンジできる町 住民と移住者が一緒になって、世界で勝負できる価値創造型ビジネス創りや新たな集落支援活動にチャレンジできる町 なりたいもの、やりたいことがある子どもたちが、夢にチャレンジできる町 町民が胸を張って「錦江町に住んでいる」と誇れる町。誇りとワクワク感に満ちた希望の「MIRAI」が想像できる町

これらの未来に向けて、同町では「『土台』づくり」「『しごと』づくり」「『なかま』づくり」「『ひと』づくり」「『新しい絆』づくり」の5つをプロジェクトの柱として掲げています。

その中の「『ひと』づくり」は、子どもたちや若い世代を対象とした最新技術を体感できるワークショップや高齢者の方々による個規模ビジネスの起業方法を学べる機会など、年齢性別を問わず、それぞれが強みを生かした未来づくりを目指せる場を作っていく事業。 STEAM教育は「未来の新しい価値を創る当事者」を育む学びのことで、「錦江町の子どもたちが自ら考え、創り上げていく発想力を養ってほしい」という熱い想いのもと、さまざまな取り組みを行っています。

活動の実績としては、同町のこども園にて「STEAM JAPAN」の松下さんと、昭和女子大学の白數(しらす)先生を招き、「STEAM教育」として、園児約50名とその親でエッグドロップチャレンジ体験をしました。

卵を落としても割れないように、考え、工夫し、たくさんの発想が生まれ、賑わったのだとか! 実際に高いところから卵を落とす時は、みんなドキドキな顔をしていたそうです。 また、アクティビティカードを使って、アニメーションの第一歩に親子で取り組む体験も実施。

担当者によると「保育士の方たちも、子どもたちのいろいろな発想に驚いたり、感心していました。保護者の方たちも、我が子と一緒に体験し、子どもの発想のお手伝いをしてもらいました。いろいろ口出ししたいけど我慢して子どもたちの力を引き出すためにお手伝いをしていました」とのこと。

自治体からのメッセージ

地域の未来を作っていくのはまさしく「ひと」であり、これから大転換を迎える世の中を乗り越えるために「人材育成」が重要なキーワードとなります。この事業では、子どもたちや若い世代を対象とした最新技術を体感できるワークショップや高齢者の方々による個規模ビジネスの起業方法を学べる機会など、年齢性別を問わず、それぞれが強みを生かした未来づくりを目指せる場を作っていきます。

錦江町のふるさと納税返礼品について

この取り組みは、「子どもなど将来の社会の担い手の育成に関する事業」へのふるさと納税寄附金により行われています。そんな錦江町の返礼品から「手作り味付けミックスホルモン」を紹介します。昭和32年創業の地域に密着したまちの精肉店が提供しており、おかみさんが丁寧に処理、味付けをしている、地域でも知る人ぞ知る隠れた名品なのだそう。

手作り味付けミックスホルモン

・提供事業者:内門精肉店
・鹿児島県肝属郡錦江町
・内容量:約1kg
・寄附金額:1万2,000円

未経産の「かごしま黒豚」の一頭買いにこだわりのあるお店「内門精肉店」がつくる、地元の人々に昔から愛されている大人気の「手作り味付けミックスホルモン」。長年培ってきたプロの技術で手間ひまかけて下処理しているため、臭みがなく、ニンニクのきいた手作りのタレが食欲をそそる逸品です。

今回は鹿児島県錦江町のふるさと納税寄附金の使い道「STEAM教育」と、隠れた名品の返礼品を紹介しました。幼少期から発想力を育むことができる知育・教育事業は、子どもが楽しみながら学べたり、親と一緒に体験できたりと、未来を見据えた魅力にあふれる取り組みでした。取り組みに興味をもった人は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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※この記事は2025年02月06日に公開されたものです

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