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人間関係における「フェードアウト」の意味とは? 本来の意味や使い方などを紹介

にほんご倶楽部

人間関係をフェードアウトする人の特徴

では、人間関係をフェードアウトする人にはどのような特徴があるのでしょうか?

(1)優しすぎる

優しすぎる性格の人は、相手が苦手であっても「いきなり別れを伝えたら傷つけてしまう……」と心配してしまいます。

相手の悲しむ顔を見たくないので、自分から別れを告げるのではなく少しずつ距離を置こうとする場合があります。フェードアウトするのは相手のためなのです。

(2)面倒くさがり

面倒くさがりな性格の人は、別れを伝えることを面倒に感じて後回しにしがち。

「連絡をもらっても返信が面倒で、気づいたら何日もたっていた……」といったことも珍しくありません。

その結果、本人にそのつもりがなくても相手や周囲から「フェードアウトした」と思われることがあります。

(3)人への執着が薄い

人への執着が薄い人は、相手との関係性が長続きしづらい傾向にあります。さらに、関係を終えようと思った時、わざわざ話し合うことに労力を割くのも面倒だと感じるタイプ。

相手に連絡することを忘れて趣味など別のことに熱中してしまうので、はっきりとした別れがないままフェードアウトしてしまいがちです。

「フェードアウト」の人間関係における意味は「少しずつ関係が希薄になる」こと

「フェードアウト」は、人間関係において「少しずつ関係が希薄になる」ことを意味します。「連絡頻度や会う回数が減って最終的に縁が切れること」と捉えて良いでしょう。

また、恋愛関係や友達関係の解消だけでなく、イベントや飲み会からこっそり抜け出す時にも「フェードアウト」が使われることもあります。

人間関係をフェードアウトする人の特徴として「優しすぎる」「面倒くさがり」「人への執着が薄い」などが考えられます。フェードアウトされてモヤモヤしたら、相手がどのタイプに当てはまるか考えてみると、相手の気持ちが分かるかもしれません。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2024年09月11日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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