人の痛みがわかる人の特徴とは。人の痛みを理解できる人になる方法も紹介
人の痛みがわかる人になるための方法
強さと優しさを持ち、周りを救うことができる「人の痛みがわかる人」。尊敬の気持ちと同時に、自分もなりたいと思う方もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、人の痛みがわかる人に近づくための方法について、解説します。
(1)自分の感情と向き合う
人の痛みをわかるようになるには、まず自分の感情と深く向き合うことから始めるといいでしょう。そうすると、人はどういったことに対してどういった気持ちを抱くのか、どうされたら楽になれるのかなどの傾向を理解できるはずです。
つらい出来事や壁にぶち当たることがあった時、傷つきたくなくて向き合わないようにしたり、自分の至らなさに気付いて情けなくなったりするような場合もあるかもしれません。
それでも勇気を出して、本当の自分を知るのが、人の痛みを理解するための第一歩だと考えましょう。
(2)多様な人と関わる
自分の価値観と似た人とだけ一緒にいると、安心できる一方、固定概念や閉鎖的な思考を招く可能性があります。
人が痛みを感じるポイントや程度はさまざまなので、それを理解するためには、年代や育ってきた環境が異なる人や、価値観が合わないと感じるような人とも付き合ってみるといいでしょう。
自分が知っている世界や考え方の狭さに気付いたら、変化し始めたといえそうです。
(3)人の話をよく聞く
相手の立場に立って考えられるようになるために、参考にできる材料は多ければ多いほどいいでしょう。そこで普段の会話においても、相手の本音や価値観に触れることを意識してみてください。
たとえ会話が盛り上がっていると思っていても、表面的な話だけで終わっているケースは意外と多いもの。相手の言うことを注意深く聞き、何が起きたのかだけでなく、その時どう感じたのか、これからどうしたいのかなども、深堀してみましょう。
もちろん、話したくないことまで聞き出そうとするのはNGです。相手の感情を読み取る訓練も兼ねて、意識的に会話をしてみましょう。
人の痛みがわかる人への第一歩は自分と向き合うことから
人の痛みがわかる人になるには、苦労を乗り越えて精神的に強くなるとともに、他人のことを理解する洞察力が必要だと考えられます。
難しそうに思えますが、起点は自己理解からといえるでしょう。自らの経験を振り返り、自分という人と向き合えれば、段階を経て、他人のことを理解する力が身に付くはずですよ。
(井口 藍)
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※この記事は2024年09月06日に公開されたものです