自己紹介ゲーム8選。社会人・大学生向けアイデアに子どもでも簡単にできるものまで
初対面同士が集まる場で必須の自己紹介ですが、普通に行うのでなく、ゲームにすればアイスブレイクにもなってより親密度が上がるはず。本記事ではさまざまな自己紹介ゲームを、コラムニストのみくまゆたんさんに紹介してもらいます。懇親会の幹事、学校の先生など、面白い自己紹介方法を探している方は参考にしてください。
自己紹介ゲームは、楽しみながらお互いに自己アピールできる、アイスブレイク方法の1つ。ゲーム感覚でできるので、ワイワイと盛り上がれるはずですよ。
本記事では、大人向け・子ども向け別に「自己紹介ゲーム」を8個紹介します。懇親会やイベント、クラス替え後の新学期など、初対面の人同士が集まる場所でぜひ試してみてくださいね。
【自己紹介ゲーム】社会人・大学生向けのアイデア4選
社会人や大学生の場合は、ちょっと難易度が高いものや、インパクトのある自己紹介ゲームがおすすめです。下記で具体例を紹介します。
(1)漢字自己紹介
漢字自己紹介とは、自分のことを漢字一文字で表現した上で、なぜその漢字なのかを交えながら自己紹介する方法です。生い立ちや趣味、信念などから連想したものを選ぶといいでしょう。
例えば「私を漢字で表すなら『風』です。風の強い日に生まれたということもありますが、風のようにしなやかで自由でいたいからです」「私を漢字で表すなら『緑』です。理由は、自然が大好きで、キャンプやアウトドアなどによく行くからです」といった具合です。
子どもでも楽しめますが、多くの漢字を理解する必要があるので、大人同士で行うことをおすすめします。
漢字一文字だけなら、たくさんの人がいても、おのおのの印象を覚えやすいのがメリット。また、納得感のある漢字を選ぶ必要があり、自分を深く理解する力や、アウトプット力などの向上が期待できそうです。
(2)実は○○なんです
初対面同士だと、当たり障りのないことばかり話しがちなため、いまいち会話が盛り上がらない場合もあるでしょう。そんな時におすすめなのが、「実は○○なんです」という形で自己紹介する方法です。
ルールは、1人ずつ「実はヒンディー語がペラペラなんです」「実は休日はエキストラ俳優として活動しています」「実はアラスカ出身なんです」など、ちょっと意外性のある、ディープな内容を入れ込んで自己紹介を行うというもの。
やり方は簡単ですが、ありきたりな話だけではなく、相手が驚くような自己アピールをすれば、盛り上がりが期待できます。「えっ、ヒンディー語を話せるの? 何か話してみて!」と、興味を持たれることもあるでしょう。
子どもだと少し難しいかもしれませんが、大人であればさまざまな人生経験をしている人が多く、ネタが見つかりやすいため、取り組みやすいでしょう。
(3)積み木自己紹介
積み木自己紹介とは、参加者全員が1列に並び、あるお題について前の人が言ったことを順番に覚えながら、自分の紹介を重ねていくというもの。
例えばお題が「名前」であれば、1人目は自分の名前を言い、次に2人目が1人目の名前を言ってから自分の名前を言います。3人目は1人目・2人目の名前を言ってから自分の名前を言うという形で、積み木を重ねていくように自己紹介を続けていくゲームです。
お題は名前の他にも、好きな食べ物や趣味など、さまざまなものを設定できます。他の人にまつわることを覚えないといけないので、自然とその人たちの印象が深まるのがメリットです。
なお、最初の人は簡単ですが、後ろになるほど覚える個数が増えるため、難易度が上がっていきます。そのため、お題を変える時に、順番を入れ替えるといいでしょう。また、人数が多すぎると後ろの人が大変なので、8~10人くらいの少人数で試すのがおすすめです。
(4)ヒーローインタビュー式自己紹介
ヒーローインタビュー式自己紹介とは、インタビュアー役の人が、ヒーロー役の人に「今までで一番の成功体験」についてみんなの前でインタビューする形で、自己紹介をする方法です。
初対面だと何を話せばいいのか分からないケースも多いものですが、この方法なら内容が「今までで一番の成功体験」と決められており、またインタビュアーの人の質問に答える形で話せばいいので、スムーズにいきやすいでしょう。
インタビュアー側は、相手の話す内容に合わせて「それはいつのことですか?」「なぜそのようにしたのですか?」「その時、どんな風に思いましたか?」など、深堀する質問をしていきましょう。
聞き手としての傾聴力や質問力も鍛えられるので、コミュニケーション能力のトレーニングにもなるでしょう。