人を見抜く力がある人の特徴とは。力を高める方法や仕事でのメリットも紹介
人を見抜く力を身に付ける方法
人を見抜く力を持つことにはメリットもデメリットもありますが、やはり魅力的な力だと思う方も多いのではないでしょうか? ここでは、人を見抜く力を身に付ける方法を解説します。根気強く続けていけば、少しずつ力がつく感覚を得られるはずですよ。
(1)人をよく観察する
これまで何気なく見ていた、他者の発言や表情、行動に注目するようにしてみましょう。言っていることに矛盾がないか、言葉と行動にズレがないかなどを見ます。
ある状況において、周りの人たちがどのような反応を示すか、人それぞれの違いに目を向けるのも有効でしょう。
実際の人間関係の中でトレーニングするのが難しいと感じたら、ドラマや映画のような客観的になりやすいもので挑戦してみましょう。
(2)先入観や固定概念にとらわれない
思考停止にならないために、先入観や常識を疑う習慣を持つといいでしょう。「みんなが良い人って言うから」「上司や取引先から指示されたから」という感覚で人や物事を判断しがちな方は、特に注意が必要です。
習慣になっていることを見直してみるのもおすすめです。本当に必要なのか、もっとうまいやり方はないのかなどを考えると、何か気付きが得られるかもしれません。
(3)多様な人と関わる
気の合う人とばかり付き合っていると安心感がありますが、視野は狭くなりやすいといえます。そこで職場やプライベートで出会う人の中で、世代や育ってきた環境、価値観などが異なる人と積極的に関わるようにして、人のデータベースを増やしてみましょう。
特に違和感や不快感があったら、引っ掛かる感覚に目を向けると、相手のことがよく分かったり、視野が広がったりするはずです。
(4)物事を2つ以上の視点で解釈する
人を見抜く力を育てるには、物事を一方向から把握する癖をなくすことが大切です。例えば関わりのある人に対して抱いた印象について、長所と短所の両面の視点から言語化してみましょう。
物事について考える時も、自分と考え方の異なる人だったらどう捉えるかを想像してみると、視点が増えていきやすいです。
日常生活の小さな工夫で人を見抜く力を身に付けましょう
人を見抜く力を身に付けたいとしても、一朝一夕では難しいでしょう。広く深く考える力や、違和感に気付くアンテナに磨きをかける努力が必要です。
日々何気なくしていることに一工夫を加えて、気長にチャレンジしてみてくださいね。
(井口 藍)
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※この記事は2024年07月19日に公開されたものです