ピアスの位置に意味はある? 左右の意味を男女別に解説
ピアスの個数による意味の違い
では、つけるピアスの個数によって意味の違いはあるのでしょうか。
偶数個のピアスの意味
両耳に偶数個のピアス
両耳に偶数個のピアスをつけても、特に意味はありません。単なるファッションとして見られるでしょう。
右耳に偶数個のピアス
右耳に偶数個のピアスをつける意味は、男女別に異なります。女性の場合はより女性的な優しさをアピールする、男性の場合は恋愛対象をアピールする意味で捉える人がいるようです。
この場合も一説に過ぎず、ファッションでつけている人もいます。
左耳に偶数個のピアス
左耳に偶数個のピアスを開ける意味は、男性の場合はより男性的な強さを、女性の場合は同性愛のアピールとなる場合があります。
しかしながら、これはあくまでも一説です。もちろん単なるファッションでつけている人もいるでしょう。
奇数個のピアスの意味
左右にひとつずつ、あるいは両耳に奇数個のピアス
多くの人がつけているのが、左右にひとつずつのピアスではないでしょうか。これといって意味もなく、ファッションピアスとして見られるはずです。
左右それぞれに奇数個のピアスをつけている場合も同様です。
右耳に奇数個のピアス
女性が右耳のみ奇数のピアスを開けるのは、女性らしさをアピールすることにつながります。男性の場合は、恋愛対象を表しているというイメージを与えるという説があります。
左耳に奇数個のピアス
女性が左耳のみ奇数個のピアスをつけていると、自分は同性愛者だというアピールにつながるという説があります。男性の場合は、強い印象を与えるためにつけるようです。
偶数と奇数、縁起がいいのはどっち?
ピアスの数について、日本では「奇数個」の方が縁起が良いとされています。というのも、古来より日本では、「割り切れない」奇数が慶事用、「割り切れる」偶数が弔事用とされているから。
例えば、結婚式のご祝儀を包む際、2万円など偶数の数字は、割り切れる=2人が別れることを連想させてしまうため、奇数になる金額を包むのが礼儀とされています。
しかしその一方、西洋では偶数個が縁起が良いとされます。シンメトリーであることが美しさの基本であり、価値があると考えられてきたからです。地域によって、縁起が良い数は異なるのですね。
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