人間関係がしんどい。疲れやすい人の特徴と対処法を解説
人間関係がしんどい時の対処法
どうしても人間関係がしんどくなってしまった時、どうすればしんどさから解放されるのでしょうか?
今のしんどさを一気になくすのは簡単ではありませんが、少しずつ改善することや、しんどくなりにくい環境をつくっていくことはできます。
ここでは、人間関係がしんどい時の対処法について解説します。
(1)自己開示をする
自分の気持ちや考えを周りに伝える練習をするイメージです。いきなりハードルが高いと感じるなら、趣味の作品をSNSに投稿したり、前の日に観たドラマの感想を話してみたりするなど、できることから取り組んでみると良いでしょう。
自己開示ができるようになると、緊張が解け、自然体でコミュニケーションが取りやすくなります。ありのままの自分で他者に向き合うことが怖くなくなれば、人間関係にしんどさを感じることが減るでしょう。
また、相手に嫌なことを言われた時には、我慢せず「○○が嫌だった」と伝えるのも一種の自己開示です。相手と素直な気持ちで向き合うことができると、しんどい気持ちから解放されるかもしれません。
(2)コミュニティを広げる
「自分の居場所はここしかない」と思うほど、相手に執着したり、気を使ったりしやすいので、しんどくなってしまいます。
趣味やボランティアを始める、他部署の人に自分から話しかけてみるなど、交友関係を広げてみましょう。あるコミュニティでの常識が、別の場所では全く違うことが分かったりして視野も広がり、気持ちが楽になるかもしれません。
意外かもしれませんが、人間関係がしんどい時こそ、あえて人と接する環境をつくることも1つの対処法なのです。
(3)どうしても合わない人とは付き合わない
性格や行動習慣が合わない人と無理して付き合ってしまっているなら、思い切って付き合いをやめてしまうのも1つの手です。
誰とでも仲良くしなければいけないという価値観に縛られる必要はありません。周りをよく見渡してみると「合わない人とは合わない」と割り切って、つらくならない範囲で付き合っているものです。
時にはしんどさを感じる前に距離を置くことも、自分を守るために必要だと言えるでしょう。
周りへの気配りを自分に向けてあげて
人間関係をしんどく感じる時は、周りに振り回されていたり、気を使いすぎていたりします。そんなあなたは、もっとわがままに振る舞ってみてもいいのかもしれません。
周りに向けるパワーや優しさをほんの少しだけでも自分自身に向けてあげると、しんどさが軽くなっていくはず。人と関わることの素晴らしさを思い出せるようになると良いですね。
(井口 藍)
※画像はイメージです
※この記事は2023年10月19日に公開されたものです