何もしたくない時のスピリチュアルな意味とは？　やる気が出ない時の対処法も紹介

なぜか急にやる気がなくなってしまったり、寝てばかりで1日が終わってしまったりする日が続くと、何か理由があるのではないかと気になりますよね。

また、その状態から抜け出したいとは思いながらも、どうすれば良いのかわからず、モヤモヤや焦りが募ることもあるでしょう。

今回は、何もしたくない時にスピリチュアル的にはどのような意味があるのか解説します。また、やる気が起きない時の対処法についても紹介しますので、無気力な日々が続いているという人は要チェックです。

何もしたくない時のスピリチュアルな基本の意味

まずは、スピリチュアルな観点で「何もしたくないこと」が何を意味するのかについて見ていきましょう。

（1）エネルギーが不足している

私たちはただ生きているだけでも大量のエネルギーを消費するといわれています。

そのエネルギーが不足すると、やる気が起きないだけでなく、体調不良を引き起こすこともあるといわれています。心と体は相互に繋がっているので、あなたの気力を奪う何らかの存在があるのかもしれません。

（2）身近に負のエネルギーを発する人がいる

スピリチュアルの世界では、魂は波動を起こし、自分だけでなく他者にも影響を与えるといわれています。あなたの周りにマイナスのエネルギーを発する人がいる場合は、それが原因となっている可能性も。

身近に人の悪口をよく言う人や、ネガティブな言動が目立つ人はいませんか？

誰しもマイナスのエネルギーを発する瞬間はありますが、それが強すぎるためにあなたの活力まで奪われてしまっているのかもしれません。

（3）魂からのメッセージ

「何もしたくない」ということは、結果的にあなたの行動を止めたり、鈍らせたりしますよね。これは、魂があなたの体や心を止めるために、メッセージを送っている可能性があります。

今のまま行動し続けると、悪いものに取りつかれたり、良いご縁を逃したりしてしまうかもしれません。それを防ぐために魂があなたを制御しているといえるでしょう。

（4）人生を振り返る時

「元気なはずなのに、なぜ何もしたくないのだろう？」と思う時は、忙しい日々を過ごしていて、行動ばかりに目が向いているのかもしれません。

そんなあなたへ「一度立ち止まって自分と向き合い、人生について考える時だ」というメッセージである可能性があります。今が未来の幸せを引き寄せるための大切な時期だということを魂が教えてくれているのでしょう。

【状況別】何もしたくない時のスピリチュアルな意味

疲れていれば、何もしたくないと感じることはあって当然。ただし、状況によって示される意味には違いがあります。

ここでは、シチュエーション別のスピリチュアルな意味について解説します。

（1）寝てばかりで起き上がりたくないのは「魂が浄化されている」

睡眠時間は足りていて、体に疲れがあるわけでもないのに眠気が続く時は、魂が浄化されている暗示でしょう。

これは、仕事の山場を越えた時や、試験のようなプレッシャーから解放された時などに見られることが多いようです。魂を浄化して、良い状態に変わりゆくタイミングだといわれています。

今は休息が必要な時だと理解して、心身共にゆっくり休むのがおすすめです。

（2）家事のやる気が起きないのは「前世の自分の声」

家事など日常生活で当たり前のようにこなしていることが急にやりたくなくなることもあるでしょう。

心の声を受け入れ、「やらないこと」を選択できるなら大丈夫ですが、やりたくない自分や、やらない自分を責めてしまう人は注意が必要。

なぜなら、罪悪感を抱くのは前世の自分からの声に惑わされている可能性があるからです。実際には休むことが必要なのに、過去生のあなたが邪魔をしている状況といえるでしょう。

現世の自分が「何もしたくない」と思うなら、その気持ちを尊重して「やらない」という選択をすることが、自分の心を安らかに保つ方法でもあるのです。

（3）仕事のやる気が起きないのは「魂の疲弊」

仕事のやる気が起きないのは、魂の疲弊を意味している可能性も。

働くことは単にお金を稼ぐだけの手段ではなく、そこで得る充実感や楽しさが、魂を癒やす働きもあるといわれます。

ただし、誰しもが好きな仕事に就けたり、不満のない状況で働けたりするとは限りませんよね。そういったストレスのある環境下で心の中に負の感情をため込むと、魂が疲れ切ってしまうのです。

時々でも良いので、自分にご褒美をあげたり、誰かに話を聞いてもらったりして、心のバランスを保つようにしてくださいね。

（4）やる気はあるのに何もできないのは「エネルギー切れ」

やる気と行動が一致しない時は、エネルギー切れを起こしていると考えて良いでしょう。

気持ちばかり焦ると、より動けなくなり、悪循環に陥ってしまいます。これまで無意識のうちに頑張りすぎて、体力をかなり消費していたのかもしれません。

一度ゆっくり休んでエネルギーチャージをしましょう。

（5）途中でやる気がなくなるのは「今頑張る必要はない」

周囲からの依頼や、自分の意志で始めたことなのに、途中でやる気がなくなってしまう時は、実際には自分に必要がなかったという暗示かも。今頑張らなくても良いということを、魂が教えてくれているのです。

一度やり始めたことを、途中でやめるのには勇気がいることもあるでしょう。ですが、無気力なまま続けることで得るものはありません。思い切って手放す勇気も大切ですよ。

何もしたくないと思いやすい人の特徴【スピリチュアル】

スピリチュアル的な影響を受けやすいために、やる気が出なくなっている可能性も。ここからは、影響を受けやすい人の特徴を紹介します。

（1）責任感が強い

責任感が強いというと、良いことだと考える人が多いのではないでしょうか？

自分1人で頑張ろうとする人の心の底には、「やらなければいけない」「周囲からの評価を下げたくない」といった、自分自身に対する不安がある可能性があります。

他者のためを思うよりも、自分への思いや負担が強くなることで、結果的に気力が失われてしまうのです。

1人でため込みすぎず、時には周囲に頼るということも大切ですよ。

（2）本心を見せられない

自分の心の内を人に見せることが苦手な人もいるでしょう。分かってもらえなくても平気だと思っていても、魂は「外に感情を示したい」「誰かに分かってほしい」と感じているのかもしれません。

本当の願いを閉じ込めてしまうことがあなたにとって大きな負担となり、「何もしたくない」と気力を失う形で心のSOSが表れることがあるようです。

まずは信頼できる人に本心を打ち明けてみてはいかがでしょうか。

（3）理想が高い

理想を持つのは大切なこと。夢や目標があることで、ひたむきに努力するエネルギーが生まれるからです。

ただし、理想が高すぎると現実とのギャップが大きくなってしまい、現状に満足ができなかったり、未来に不安を覚えたりすることも。

その結果、心が疲弊してしまい何事もやる気が出ない状態になってしまうこともあるようです。自分の理想が高すぎないか、一度振り返ってみると良いかもしれません。

（4）忙しすぎる

物事に一生懸命に取り組む人や、忙しく過ごすことで充実感を得る人も存在します。本当は少し休みたいと思っていても、目の前に「やれそうなこと」「やりたいこと」があると、それをやらずにはいられないのです。

その結果、知らず知らずのうちに疲労が蓄積し、ふとした瞬間に「何もしたくない」と限界を感じてしまうのでしょう。

意識的に休息を取るようにして、心身共にゆっくりと休むようにしてくださいね。

何もしたくない時の対処法

やる気が出ない時は、どう過ごすのが良いのでしょうか？　ここでは、何もしたくない時の対処法を紹介していきます。

（1）原因追及をしない

何もしたくないと思う時、なぜやる気が出ないのかを考える人は多いはず。もし考えてみて、思い当たる原因が見つかり、行動を起こせるのなら良いでしょう。

ですが、理由が分からず悩み続けてしまったり、考える気にもならなかったりする場合は、原因追及は手放しましょう。

これからどうしたいのか、どう過ごしたいのかに専念して、意識を未来に向けることが今のあなたには必要なのです。

（2）考えを書き出す

自分と向き合おうとすると、自身の足りないところやこれまでの失敗、今の喜ばしくない状況など、嫌なことばかり見えてくるかもしれません。

そんな時は、素直に感じていることや気持ち、心配事などを書き出してみましょう。あえて願望に切り替えて書くのもおすすめです。

書き出す作業を通じて心が整理されると、気づきや気持ちに変化が生まれてくるでしょう。

何もしたくない自分のことも受け入れて

何もしたくない時ほど、何かしなければと焦ったり、何もできなかった自分に落ち込んだりしてしまいがちですよね。

ですが、これは将来の幸せのために必要なタイミングなのかもしれません。素直に受け入れて、次の一歩を踏み出せるように自分を大切にしてあげましょう。

（井口　藍）

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※画像はイメージです

※この記事は2023年09月28日に公開されたものです