気温22度の日の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
22度というと、最高気温の場合は秋や春、最低気温の場合は夏や秋に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温22度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
コーディネートを決めるとき、気温を意識して決める人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、気温22度の日におすすめのコーディネートを紹介します。「気温22度のときの服装って?」「気温22度の日に何を着たらいいのか分からない」という人は必見! 季節に合ったコーディネートを、最高・最低気温別に紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
気温22度の基本情報と服装のポイント
「気温22度の日」といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかによって気候が異なります。
ここでは最高気温22度・最低気温22度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温22度の場合
「最高気温22度」は、季節でいうと秋と春です。月では10月中旬や4月下旬に多い気温にあたります。
秋は暑い夏から開放されてだんだんと涼しくなり始める頃、春は寒い冬からポカポカと暖かい気候に移り変わる頃。どちらも過ごしやすい日が増えるので、新しい服を着るのも楽しみになりますよね。
服装のポイント
最高気温22度を観測する時期は、日差しが出ている日中は暖かく感じても、朝晩は冷えることが多く寒暖差が激しいのが特徴。羽織の有無、衣替えのタイミングなどに悩む人も少なくありません。
この時期は、季節感やトレンドを取り入れつつ、薄手のコートや羽織で温度調節できるスタイリングがおすすめです。
<POINT>
・朝晩の寒暖差には薄手のコートで対応
・シャツやカーデなどのライトな羽織コーデで温度調節を
・袖をまくって着こなせる長袖のバリエーションを豊富に
最低気温22度の場合
「最低気温22度」は、季節でいうと秋と夏です。月では9月上旬や7月上旬にあたります。日中は22度よりも高く、夏日になることも多々あるため、基本的には半袖などの夏服がベストです。
服装のポイント
夏服がベストとはいえ、9月上旬であれば秋っぽい装いがしたくなってくる頃ですよね。
ポイントは、シアー感のある素材や色で季節感を取り入れること。例えば、半袖でもモノトーンや秋色をチョイスすることで新鮮な着こなしになります。
<POINT>
・シアー感のある長袖で涼しげ&軽やかに
・夏服でもモノトーンや秋色を先取りして新鮮に
・黒で引き締めて落ち着いた印象に
【秋】最高気温22度のときにおすすめの服装は?
ここでは、最高・最低気温22度のときにおすすめの服装を季節別に紹介します。
今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。
カジュアルコーデの場合
秋の最高気温22度の日なら、日中の気温は22度以下であることがほとんどなので、軽めの羽織ものが必須。
ただ、暖かい日もあるので、シアー感のあるシャツで体温調節しましょう。ルーズに着ることでコーディネートに抜け感が出ます。
軽やかできれいめなシアー感のシャツには、ミリタリーのパンツを合わせることでカジュアル感がプラスされて、デイリーにも着やすくなります。
ヒールのパンプスを履くとダボッとしたパンツを引き締め、スタイルアップに効果絶大!
きれいめコーデの場合
ベージュとブラウンのワントーンでまとめることで、きれいめな秋の雰囲気を演出。
最高気温22度の秋の季節は過ごしやすく、ちょっと肌寒い日も。ジャンパースカートは、インナーとのレイヤードを楽しみながら1枚でもしっかり映えるので、この時期の万能アイテムです。
幅が広めの袖口なら、薄手のタートルネックやボリューム袖のインナーも自由自在。
ほどよくボディラインを拾うマーメイドシルエットは、全体的にスタイル良くきれいに見せてくれる効果も。
足元にはレザーブーツをチョイスして、秋の雰囲気を高めて。
シンプルコーデの場合
最高気温22度では、1枚で着こなせる長袖のロングワンピースがおすすめ。デザインが入っているとレイヤードを気にしなくて済むので楽チンです。日中は袖まくりをして自然なルーズ感を楽しんで!
パフスリーブやドルマンスリーブなどのボリュームスリーブデザインなら、華やかかつ二の腕周りをカバーできます。また、ボディラインを拾わないシルエットなら、お腹周りやヒップ周りをカバーできますよ。
長袖のワンピースって重たそう……と不安な人は、ゴールドアクセやビビッドカラーのバッグで遊び心をプラスしてみてください。つま先が出ないタイプのサンダルなら、この時期でも夏っぽすぎず、足元が軽やかに見えます。
ワンピースは、ブラックやキャメルなど1枚で秋の季節感を感じる色味をチョイスしてみて。
【春】最高気温22度のときにおすすめの服装は?
続いては、春の最高気温22度の日におすすめのコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
4月中旬はすっかり暖かい日も多くなり、おしゃれして出かけたくなる季節。ただ、日中は暖かくても朝晩は冷えることが多いので、羽織を持っておくと安心です。
羽織にはデニムジャケットをチョイスすることで、肌寒い日でも安心。きれいめでシックなワンピースもカジュアルに仕上げてくれます。
黒アイテムやきれいめなパンプスを選ぶことで、大人カジュアルなコーデが完成。
足元はスニーカーでもOK。真っ白なスニーカーなら、軽快さがアップしてさわやかな印象になります。
きれいめコーデの場合
最高気温22度の春の季節には、薄手のアウターがあると便利。紺のダブルジャケットは、さらっと羽織るだけできちんと感を演出します。
きちんと感も大事だけどちょっとラフな雰囲気も欲しいという方は、ジャケットを肩に掛けるのもおすすめ。
白色のTシャツやスウェットなどは、カジュアルアイテムの中でもきれいめな印象に仕上げてくれるので、春や秋のあいまいな天候には大活躍するアイテムです。
とことんきれいめにしたいときの足元は、パンプスやブーツで。もちろんスニーカーでスポーティーにハズすのもGOOD。
シンプルコーデの場合
春の最高気温22度には、少し厚めの長袖が活躍します。
例えば、ゆったりサイズのスウェットなら着心地も気温調整も叶えてくれます。ショート丈なので、ロングスカートやワイドパンツなどハイウエストコーデにぴったり。かごバッグや透け感のあるバッグを持つと春コーデを盛り上げてくれます。
カジュアルなスウェットに合わせる足元選びは、つま先のとがったポインテッドトゥのパンプスだと大人っぽくまとまります。
【夏】最低気温22度のときにおすすめの服装は?
続いては、最低気温22度の日におすすめの服装を紹介します。
まずは夏にぴったりな服装を、カジュアルコーデ・きれいめコーデ・シンプルコーデ別に紹介します。
カジュアルコーデの場合
最低気温22度を観測するのは7月上旬頃。夏コーデがたっぷり楽しめる季節です。
夏でもカジュアルコーデに欠かせないデニムには、ブルー・イエロー・ピンクなどの鮮やかな夏色チュニックブラウスを合わせて、さわやかで元気な印象を与えましょう。
ふんわりボリュームのあるチュニックブラウスにぴったりなのは、細身のクロップド丈デニム。トップスとシルエットバランスを整えます。
クロップド丈なので、足元はスニーカーやストラップサンダルなどボリュームのあるものでもいいですね。きれいめに仕上げたい方は、パンプスやヒールサンダルをチョイスして。
きれいめコーデの場合
夏の最低気温22度の日は、朝晩は過ごしやすくても日中は日差しがきついのでノースリーブスタイルでもOK。
ロングベストにロングワンピースをレイヤードすることで、いつものコーディネートがちょっとこなれた印象になります。
暑い夏はワンピース1枚が楽チンですが、朝晩の涼しく感じる時間帯にはベストがあると体温調節にも◎。
ベストに合わせるワンピースはIラインシルエットがおすすめ。縦のラインが強調されて、スタイルアップが叶います。
細ストラップのサンダルやレザーのバッグをプラスすると、よりスタイリッシュな印象に。
シンプルコーデの場合
夏の汗ばむ季節にはカットソーは必須アイテムですよね。サラッとした肌触りのカットソー素材は、夏でも快適な着心地を実現。
特に、ゆったりしたトップスは風通しが良くベタつかないので、夏はヘビロテしやすいアイテムの1つです。
ゆるっとしたカットソーはラフになりすぎるので、ボリューム袖や大胆なフリルなどあしらわれているとラフ感を軽減してくれます。
ボトムスもゆるっとならないように、タイトスカートやきれいめなクロップド丈のパンツなどを合わせてメリハリをつけ、全体のバランスをキープしましょう。ヒップが隠れる長めの丈感なら体型カバーにも一役。
夏ならではの大ぶりのバングルやかごバッグをプラスすると、シンプルなカットソーコーデにも季節感が出て◎!
足元は、ボリュームがあるサンダルやスニーカーよりもストラップサンダルやパンプスにすることで、カットソーを取り入れたスタイルも大人っぽくなりますよ。
【秋】最低気温22度のときにおすすめの服装は?
続いては、秋におすすめしたい最低気温22度の日のコーディネートを紹介します。
カジュアルコーデの場合
最低気温22度が観測されるのは9月上旬頃。まだまだ残暑が厳しく、日中は日差しが厳しい時期です。
そんな秋の最低気温22度の日には、腕を出した涼しげなトップスに、ほんのり秋っぽさを感じさせるチェック柄のロングスカート合わせがおすすめ。チェック柄が季節感を演出してくれます。
カジュアルな夏のTシャツコーデには、レザー素材のバッグが大人っぽく、秋の雰囲気を高めてくれます。
足元は、ハイテクのスニーカーを合わせてボリュームを出すことで、カジュアルなロングスカートスタイルが完成します。
きれいめコーデの場合
暑い日は続くものの、秋っぽくシックな着こなしがしたくなりますよね。最低気温22度の秋コーデにおすすめなのが、モノトーンコーデ。
例えば、ボリュームたっぷりの袖がポイントの白トップスに黒のハーフパンツを合わせれば、大人っぽい雰囲気に仕上がります。
バッグは、秋らしい印象のレオパードがおすすめ。まだまだ暑い日が続く季節なので、小物だけは秋気分で先取りしたいですよね。レオパード以外にもチェック柄やツイード柄なども◎!
実はハーフパンツは、ボリュームスニーカーからブーツ、サンダル、ヒールパンプスなど比較的どんな靴もOK。きれいめコーデの場合は、ヒールのあるサンダルやパンプスで脚長効果を高めて!
シンプルコーデの場合
テラコッタ系の秋色ワンピースは、最低気温22度の秋コーデに活躍します。半袖でカットソー素材なので、暑さをカバーしながら秋っぽくまとまります。
日中はまだ暑さを感じる秋には、1枚で着こなせるワンピースがおすすめ。シンプルな半袖カットソーのワンピースは、部屋着感が出てしまいやすくなるので、ワンポイントでデザインがあるものがこなれて見えます。
例えば、アシメギャザーやフリル使いなどのデザインが入っているものは、シンプルコーデでも女性らしい印象を与え、部屋着感っぽく見えません。
カジュアルでラフなカットソーワンピースには、黒のレザーバッグやサンダルを合わせることでシックな印象をつくり、キリッと引き締めてくれます。
気温22度の日には温度調節しやすい服選びを
気温22度は、最高気温・最低気温によって気候が異なります。最高気温22度は春や秋、最低気温22度は夏や秋に観測されますが、いずれも朝晩は過ごしやすく日中は日差しが厳しいといった共通点があります。
そんな気温22度の日の服装選びのポイントは、温度調節のしやすさです。着脱可能なシャツやカーデ、羽織などで寒暖差に対応できるようにしましょう。
また、季節の変わり目でもある時期なので、色や柄、素材で季節感を出すことも大切。気温や季節に合ったアイテムを選んで、おしゃれを楽しんでくださいね。
(文:道面 梓 / イラスト:コシカワ ミキ)
※記事内に記載している気温は気象庁の気象データ(2013~2022年)から算出
※この記事は2023年07月12日に公開されたものです