9月といえば？　風物詩・行事・食べ物・花など一覧で紹介

9月はまだまだ残暑が厳しい日も多いですが、少しずつ秋らしくなって行楽日和になる月でもあります。

シルバーウィークに合わせた旅行の計画や、読書の秋・芸術の秋・食欲の秋・スポーツの秋……とそれぞれの秋らしさを楽しめるでしょう。

今回は、「9月といえば」をテーマに風物詩・行事・食べ物・花などを紹介します。9月らしいイベントやグルメを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

9月の風物詩とは？

まずは9月ならではの風物詩を紹介します。

少しずつ秋めいてくる9月を最大限楽しむためにも、まずは代表的イベントや楽しみ方を知ることがポイントです。

（1）シルバーウィーク

シルバーウィークは、9月中旬にある敬老の日と秋分の日で挟まれる平日や土日を合わせた大型連休のことです。

カレンダー上は間の平日も多いので連休のイメージが薄いかもしれませんが、上手に有給休暇を組み合わせることで最大10連休前後になることもあります。

あえてお盆ではなくシルバーウィークに帰省したり、秋の行楽シーズンに合わせてレジャーを楽しんだりする人も多く、連休の少ない社会人にとっては貴重なチャンスとなるでしょう。

なお、シルバーウィークが誕生したのは2003年のハッピーマンデー制度ができてから。なので、意外と歴史は浅いことが特徴です。

敬老の日が9月の第3月曜日へ移動して初めてできた連休であり、ラッキーだと思った人もたくさんいるはずです。

（2）お月見

9月の十五夜は、別名「中秋の名月」とも呼ばれており、年間を通して満月を最も観賞しやすい日ともされています。

秋は空が澄み渡っていることが多いので、天気さえ良ければ思わずお月見したくなるような綺麗な月が見えるかもしれません。

残暑の空気を感じながら見る月は、いつもと少し違って感じられるはず。月見団子を食べながら、趣のある時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

（3）食欲の秋

秋は実りの多い季節として知られており、サツマイモ・栗・梨・秋刀魚・松茸など食の魅力がいっぱいです。従って、食欲の秋と呼ばれています。

幼稚園の芋ほり遠足から、有名ホテルの栗を使ったマロンフェアまで、さまざまなイベントが企画されるので秋を感じる機会も多いでしょう。

旬を迎える食材をおいしく食べ、夏に低下した体力を補ってみてはいかがでしょうか。

（4）読書の秋

日が落ちるのが早くなり夜が長く感じられる秋は、自宅でゆっくり読書を楽しむのに最適な時期です。

図書館や本屋でも、じっくり読むのに最適な本を紹介するコーナーが特設されるので、これを機に普段読まないジャンルに挑戦してみるのも◎。

読みたいものが多すぎて迷ってしまう時は、旅行本がおすすめ。行楽シーズンに向けて、情報収集するのが楽しいでしょう。

また、話題のヒット作や映画化されたタイトルの原作に手を伸ばしてみるのもおすすめ。

とりあえず手に取ってみることで、意外な楽しみが見つかるかもしれません。

（5）芸術の秋

読書と同じく、秋の夜長は芸術鑑賞にも向いています。

美術館や博物館では期間限定の企画展が開催されていることが多いので、足を運んでみましょう。混み合うことが予想される企画展は、事前予約もしくはチケット制を導入しているケースが増えています。従って事前リサーチは忘れずに！

じっくりと作品を鑑賞していけば、新しい発見があるかも。

複数の美術館を渡り歩くスタンプラリーに挑戦してみたり、芸術関連の写真集・絵画集を買ってみたりするのもおすすめです。

何度でも足を運びたいお気に入りの美術館や博物館が見つかれば、秋以外の楽しみも増えそうですね。

（6）スポーツの秋

9月に運動会を開催する学校が多いことから、スポーツの秋として親しまれることも。少しずつ気温が落ち着いてくる月なので、運動しやすくなるのがうれしいですね。

夏の間は外で思い切り体を動かせなかった人も、過ごしやすい気候を活用して運動不足を解消してみるといいでしょう。

また、自宅でホットヨガやストレッチにチャレンジする方法もあります。

秋は各地のスポーツジムが入会キャンペーンを打ち出していることも多いので、1人では運動を長続きさせられない人はこちらも検討してみましょう。

（7）オクトーバーフェスト

オクトーバーフェストとは、ドイツ・ミュンヘンで開催される世界最大規模のビール祭り。

日本でも秋になるとオクトーバーフェストが開催されることが多く、ドイツのビールやグルメを中心にさまざまな屋台が出店します。

ビール好きな人や、普段手に入らない珍しいビールを試してみたい人は、ぜひ各地で開催されるイベントに参加してみましょう！

▶次のページでは、9月の行事や食べ物、花を一覧形式で紹介します。