7月といえば? 風物詩・行事・食べ物・花など一覧で紹介
7月といえば何? 7月の風物詩を豆知識と一緒に紹介。また、行事、食べ物、花を一覧形式で紹介します。7月のイベントをめいっぱい楽しむため、チェックしておきましょう。
7月は梅雨が明け、一気に夏らしさが増す月です。
昨日まで涼しかったかと思えば急に夏本番の暑さになることもあり、体が驚いてしまうこともあるでしょう。
熱中症対策などに気をつけながら、夏を迎える準備をすることがおすすめです。
今回は、「7月といえば」をテーマに風物詩・行事・食べ物・花などを紹介します。7月らしいイベントやグルメを探している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
7月の風物詩とは?
まずは、7月ならではの風物詩を紹介します。
本格的に暑くなる日々が続くので、熱中症対策をしながら夏の計画を立てていきましょう。
(1)七夕
7月7日の七夕は、天の川で隔てられた織姫と彦星が年に1回会えるロマンチックな日。
自分の仕事を忘れてずっと一緒にいてしまうくらい仲良しだった2人に怒った天帝が、天の川を挟んで引き離したという話が基になっています。ストーリーは、あまりにも2人が泣いて悲しむので、七夕の日にだけ会えるよう配慮してくれた、というもの。多くの人が慣れ親しんできた逸話でしょう。
七夕が近づくと街のあちこちに笹の葉が掲げられ、願いごとを書いた短冊を吊るす人が増えていきます。
また、七夕前後には夏の大三角形が見えることも。山や海など星が綺麗に見える場所に行った時は、天体観測してみるといいでしょう。
(2)海開き
海開きは7月の第3日曜日にある「海の日」に合わせて行われることが多く、近年はその年の気温・気候に合わせる地域も増えています。
海水浴場や海の家が開設されるので、一気に夏を実感しやすくなるでしょう。
海開き初日にはシーズン中の安全を願う祈願祭が執り行われることも。参加してみるとより夏らしさを感じられるかもしれません。
また、海開きのニュースが出てからは水着やサーフボードなどの売り場が活気づきます。豊富なアイテムの中から自分に合う一点を見つければ気分が盛り上がりそう! 夏の思い出を作ってみてくださいね。
(3)お中元
会社の取引先や親戚とお中元のやり取りをする時期でもあります。誰に何を贈ろうか、早めに考えておきましょう。
7月15日頃までにお中元を贈り合うのが一般的。あまり遅れすぎないよう手配することがポイントです。
普段お世話になっている人へ、感謝の気持ちや夏の体調を心配する気持ちを込めて贈り、その後の円滑な関係性を願っていきましょう。
贈り物に困った時は、百貨店のギフトカウンターなどに相談するのがおすすめ。夏らしいアイテムや相手の趣味に合う物が見つかるはずです。
(4)土用の丑の日
土用の丑の日は、うなぎを食べて精をつける日として有名です。
「土用」は季節の変わり目を表す言葉なので年に4回存在しますが、特に夏バテや熱中症など夏特有の体調不良が起きやすい7月の土用は注目されています。
夏に限らず土用の日が近づいたら、体のメンテナンスを習慣にすることで、季節の変わり目に負けない体を手に入れられそうですね。
(5)暑中見舞い
暑中見舞いは夏の挨拶状であり、年明けから半年程度経ってから相手の様子を窺う手紙として浸透しました。
厳しい暑さで相手が体調を崩していないか気にかけたり、夏の思い出を共有したりするのに便利です。
お中元のように贈り物を手配する必要がないので、他人行儀に接する必要のない相手や子ども同士での交換にも向いています。
主に梅雨明けから7月下旬にかけて発送されることが多く、立秋(8月7日頃)を超えてからは「残暑見舞い」と名称を変えるので注意しましょう。
年賀状と違って不幸があっても暑中見舞いを送ることはできます。しかし、不幸から間もない場合は四十九日を避けて残暑見舞いにするなど、配慮するのが理想です。
(6)熱中症
夏の厳しさは例年増しており、中には40度以上を記録する地域もあることから、熱中症リスクが高まっていることに注意しましょう。
7月はまだまだ暑さが本格的でないからと気が緩みがちですが、暑さに慣れていない体が急激な気温変化についていけないケースも多いです。
屋外だけでなく室内でじわじわ熱中症になることもあるので、油断は禁物。無理せずエアコン・扇風機を使用しこまめに休むなど、できる限りの対策をしていきましょう。
また、7月になるとバラエティショップなどで熱中症対策グッズ売り場が展開されます。
首からかけられるコンパクトな扇風機や、シャツにスプレーできる冷感シャワーなど、毎年トレンドとなるアイテムは変化します。
おいしく食べられる塩分配合のタブレットや飲み物も販売されるので、夏を乗り越えるお気に入りのグッズを手に入れてみましょう。
(7)納涼祭・夏祭り
7月になると、納涼祭や夏祭りが開催される地域が多くなります。
夕方の涼しい風を利用して涼を取ることを目的にしており、海を利用した納涼船なども出航します。
他にも、川床を利用したレストラン・バーベキュー会場・ビアガーデンなどを使った祭りも企画されるので、地域の情報をチェックしてみましょう。
バーベキューであれば動きやすくアウトドア向きの服装を、出店が並ぶ夏祭りであれば浴衣を着るなど、おしゃれを楽しめる日でもあります。
夏独特の雰囲気を実感できるタイミング。食もおしゃれも思いきり楽しんでみてはいかがでしょうか。
▶次のページでは、7月の行事や食べ物、花を一覧形式で紹介します。