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連絡が続かない……。お見合い相手とのメールを続けるポイントと好印象を与えるコツ

沢宮里奈(婚活マッチメーカー/コラムニスト)

嫌われるようなこともしていないのに、お見合いで知り合った相手からのメールがぱったりと途絶える……。同じようなことが続くと「なぜ?」と悩むものですが、もしかしたら無意識にやりとりが続かないようなメールをしているのかもしれません。そこで今回は、婚活で知り合った男性とメールを続けるポイントや、好印象を与えるコツを探ります。

お見合い相手とメールが続かない人ってけっこういるの?

お見合いで知り合った相手とメールが続かないのを悩んだことのある女性はどのくらいいるのでしょうか? 経験の有無や続かなかった理由を、結婚相談所に入会経験のある女性に聞いてみました。

お見合い相手と連絡が続かず悩んだ経験のある女性の割合

Q.お見合いで知り合った男性とメールが続かず悩んだことはありますか?

はい(32.3%)
いいえ(67.7%)
※有効回答数198件

「メールが続かないことで悩んだ経験がある」という女性は約32%。およそ3人にひとりでした。誰もが経験しているとまではいきませんが、メールが続かなくて悩んだり、悲しく感じたりしている女性は確実にいるようです。

続かなかった理由は?

続いて、上で「お見合いで知り合った男性とメールが続かず悩んだことがある」と回答した女性64人に、メールが続かなかった理由を聞いてみました。

相手に興味を持たれなかった

・「相手が自分に興味がなかったのだと思う」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「縁がなかった。その相手に合わなかったからだと思います」(42歳/その他/その他)

こちらからあまり頻繁に連絡しなかった

・「最初のうちは相手のことで知らないことが多くメールが楽しかったのですが、だんだん話すことがなくなって連絡するのが減ったから」(38歳/その他/その他)

・「自分からあまり連絡するタイプではなかったから」(26歳/食品・飲料/営業職)

話が盛り上がらなかった

・「相手のことをよく知らないので話題が思いつかずメールが盛り上がらなかった」(30歳/商社・卸/営業職)

・「話題がなく盛り上がらなかったから」(34歳/医療・福祉/専門職)

メールが続かなかった理由はこのようになりました。単純に相手に興味を持たれなかったことで長続きしなかったと感じている女性が多いようです。男女問わず興味を抱かない相手と連絡を続けることは難しいですよね。

また、女性側があまり頻繁に連絡しないことで、やりとりが途切れてしまったケースも多く見られます。話が盛り上がらずにメールが途切れるという意見も見られました。

お見合い相手とのメールを続けるためのポイント

お見合いで出会った相手とメールを長く続けるためには、どんなことを意識すればいいのでしょうか? そのポイントを、婚活マッチメーカーの沢宮里奈さんに聞いてみました。

メールを続けるためには3つのポイントを意識しよう!

メッセージは長々とやりとりしない

男性は基本的に用事がなければメールをしません。そのため、やりとりを続けようとして立て続けに質問をするのは逆効果です。聞きたいことは基本的に直接会ったときに聞くようにして、メッセージのやりとりでは「相手を楽しませること」だけを考えるようにしましょう。

他には、かわいいスタンプなども男性に受けます。メッセージの長さはできるだけ相手に合わせ、頃合いを見てスタンプを使って会話を切り上げるようにするといいでしょう。

写メを有効活用する

街角で見たきれいな風景やスイーツの写メなどは会話のきかっけとなりますし、男性にも好評です。今自分が見ている風景を写メに撮り、簡単なメッセージを付けて送りましょう。

また、返信が遅かったり、短すぎしたりしても、あまり気にしないほうが結果的に長続きします。なかなか返信がないようなときは、日にちを空けて連絡を取ってみましょう。

相手の興味のあることを送る

人は「自分に興味を持ってくれる人」に興味を持ちます。もし男性が自分自身の好きなことや興味のあることを話してくれたら、できるだけその話題に興味を持ち、会話を膨らませるようにしましょう。相手男性が興味を持つような記事をメッセージに貼り付けたりするのも効果的。

逆に自分のことばかり書いてしまったり、かまってちゃんを思わせるような内容のメッセージを送ったりすると、一気に突き放されてしまう可能性もあるので、注意してくださいね。

お見合い相手とのメールで好印象を与えるコツ

メールのやりとりを行う際は、できるだけ相手に好印象なメールを送りたいものですよね。そこで、「メールで好印象を与えるコツ」を沢宮さんに聞いてみました。

好印象を与えるコツ

相手に合わせて距離を縮めていく

最初からあまりなれなれしくしすぎないことが大事です。男性との距離が縮まってきたと感じたら、それに合わせて自然に慣れ親しんでいくのが理想です。

相手との距離を見極める指標となるのは、一人称が私→僕→俺に変わるタイミングや、こちらの呼び方が○○(苗字)さん→△△(下の名前)さん→△△ちゃんなどに変わるタイミング。このとき、相手に合わせて、相手の呼び方を変えていくといいでしょう。

相手がメッセージを読む時間を考慮する

相手があなたのLINEを読みたくなる時間帯を見極めましょう。判断基準となるのは、相手が送ってくる時間帯です。もうひとつは相手の仕事が終わる時間帯です。

すぐに相手からの返信はないかもしれませんが、ホッとした瞬間に女性から「お疲れさま」のメッセージが届けば、男性を和ませることができるでしょう。

文章と絵文字のバランスに注意する

絵文字を多用したメッセージは読んでいて疲れますが、語尾にハートや顔文字がちょっと付いている程度なら、かわいらしく受け止められる傾向があります。

スタンプや絵文字を使いすぎず、全体のバランスを見ながら使いましょう。写メも効果的に使っていけば、自分らしく上品なメッセージになります。普段からメッセージ作りが上手な女性のメッセージから研究したり、積極的に取り入れたりするのもいいでしょう。

メールしたいと思わせるメッセージを送ろう

お見合い相手とのメールが続かなかった経験のある女性の多くは、その原因として「相手に興味を持たれなかったこと」を挙げています。

裏を返せば、興味を持ってもらえるようなメッセージを送ることができれば、長くやりとりを続けられるかもしれません。そのためには、メッセージのやりとりを長々と続けるのを避け、写メや絵文字をうまく使ったり、相手の読む時間を考慮したりするなど、相手を尊重したやりとりを行うことが重要。

もちろん、消極的すぎるのもマイナスですから、相手との距離を見極めながら、積極的に接することも心がけたいですね。

(文:沢宮里奈、構成:中田ボンベ/dcp)

※マイナビライフサポート調べ
調査日時:2018年7月31日~8月1日
調査人数:198人(20~44歳の結婚相談所に入会経験のある女性)

※画像はイメージです

※この記事は2022年09月05日に公開されたものです

沢宮里奈(婚活マッチメーカー/コラムニスト)

立教大学文学部英米文学科卒。東京海上火災保険株式会社を経て、カップリングパーティー日本最大手エクシオジャパンの新宿支社チーフとして延べ6万人の婚活男女をフォローしてきたマッチメーカー。現在、神戸の「結婚マッチングサービスSTORIA」の代表として「お見合い申し受け数」「申し込みオーケー率」「お見合い成立数」「交際数」を管理しながら成婚までをフォローするシステムを確立し、多くの30代男性を成婚に導いている。特に、男性を大改造する「婚活イメージコンサル」は普通の男子をモテメンに大改造するプランとして密かなブームとなっている。また最近では、女性へのカウンセリングとして、アンチエイジング恋愛講座など、50代になってもモテるための講座を数多く行っている。著者に「30年モテなかったあなたも1年で結婚できる本」(竹書房)。

沢宮里奈オフィシャルサイト http://rinasawamiya.com/
STORIA公式サイト http://dp-storia.com/

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