美容部員に聞いた「メイクを崩れにくくするスキンケア」とは?
「BOTANICAL PEAL」を販売するCREDEAはこのほど、美容部員(女性)を対象に、「メイクを崩れにくくするスキンケア」に関する調査を実施しました。
コロナ禍のマスク生活で、メイク崩れで悩む人が増加?
コロナ禍でマスクをするようになり、メイク崩れに悩んでいる人は多いのではないでしょうか? また、これから気温がどんどん高くなり、「気づいたらメイクがドロドロ……」なんてことも増えるかもしれません。
最近では、マスク生活を意識したメイクアップコスメも多く見られ、メイクのテーマとして“崩れにくさ”が掲げられることが多くなっています。もちろん、崩れにくいコスメやテクニックを駆使することで、メイク崩れを防ぐことができると思いますが、その前のスキンケアも忘れてはいけません。メイク前にスキンケアで肌のコンディションを整えることが、メイクノリやメイク持ちに大きく影響するため、重要な工程です。
とはいえ、具体的にどのようなスキンケアをしたらいいのか、わからないという人も多いと思います。メイク崩れがしにくい肌を作るためには、何が必要なのでしょうか?
そもそもメイク崩れの主な原因とは?
メイク崩れに繋がる原因は多々考えられますが、特に多い原因は何なのでしょうか?
はじめに、「メイクが崩れる原因として主に考えられることを教えてください(上位3つ迄)」と質問したところ、「皮脂が多いこと(54.9%)」と回答した人が最も多く、次いで「乾燥していること(38.5%)」「汗をかくこと(36.0%)」と続きました。
皮脂崩れ・乾燥崩れが主な原因として挙げられたことから、メイクの仕方や使用するコスメに原因があるというよりも、肌そのものの状態が整っていないことが根本的な原因であるといえそうです。
9割以上が朝のスキンケアがメイク持ちに影響すると回答!
皮脂が多かったり、乾燥していたりすることがメイク崩れにつながっているということは、メイク前の肌状態がメイク持ちの良さに直結していると考えられます。
そこで、「朝のスキンケアはメイクの持ちに影響しますか?」と質問したところ、9割以上が、「かなり影響する(58.8%)」「少し影響する(32.4%)」と回答。
ほとんどの美容部員が「影響する」と回答したことから、朝のスキンケアの重要性がうかがえます。メイク持ちをアップさせるためにも、朝のスキンケアをしっかり行っていくことが必要であることがわかりましたが、夜に行うスキンケアと同じ方法でいいのでしょうか?
そこで、「朝と夜でスキンケア方法を変えたほうが良いですか?」と質問したところ、7割以上が「変えたほうが良い(74.1%)」と回答しました。
「変えたほうが良い」という回答が多数を占める結果となりました。朝は、メイク前に肌を整え、紫外線などの外的刺激から肌を守ること、夜は、1日の汚れを落とし、ダメージを補修することなど、目的によってスキンケア方法も変えたほうが良いのでしょう。
メイクノリがいい肌を作るための、朝のスキンケアのポイントとは
では、朝はどのようなことに気をつけてスキンケアをしたらいいのでしょうか?
「メイク崩れをしないために、朝のスキンケアで気をつけるべきことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「保湿(60.7%)」と回答した方が最も多く、次いで「時間を置いて浸透させること(すぐにメイクしない)(41.7%)」「重ねすぎないこと(40.6%)」と続きました。
皮脂が多かったり乾燥したりする原因は肌の水分が足りていないことにあるため、メイク前に保湿をして肌を潤った状態にすることがメイクを長持ちさせるポイントであるといえるでしょう。
また、忙しくてあまり時間をかけていられないという人も多いとは思いますが、スキンケアをしてすぐにメイクを始めてしまうことは避けたほうが良さそうです。スキンケアをしてから、他の準備を進めつつ浸透させる時間を作ってあげると良いかもしれません。
朝のスキンケアで気をつけるべきことはわかりましたが、実際に、美容部員はどんなスキンケアをしているのでしょうか?
そこで、「朝のスキンケアで自身が使用しているものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「化粧水(75.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「乳液(61.2%)」「日焼け止め(58.3%)」と続きました。
続けて、メイク前のスキンケアで美容部員が工夫していることを聞きました。
朝のスキンケアのポイント
・「保湿はしっかりするけど、いろんなものを重ねすぎない」(20代/埼玉県)・「スキンケアからベースメイクまでの時間をあけてスキンケアを肌に浸透させる」(30代/大阪府)
・「導入化粧水を吹きかけてから、化粧水をつけるだけでも大分違います」(40代/茨城県)
・「基本的な保湿のあとメイク前にはティッシュオフを必ず行い余計な油分を取り除いてメイクする」(50代/神奈川県)
メイク崩れを防ぐためのスキンケアでは、「保湿すること」「浸透させること」「余分な油分を残さないこと」を意識すると良さそうです。
また、色々な物を使うというよりも、シンプルなスキンケアにすることで厚塗りによるメイク崩れを防ぐことができるでしょう。
美容部員のメイク直し術、どうしても崩れてしまったときの対処法は?
ここまで、メイク崩れをしないための方法について聞いてきましたが、メイク崩れしにくくすることはできても、マスクによる擦れや汗などによってメイク崩れをどうしてもしてしまう場面は多いと思います。
そこで、メイクが崩れてしまった時の対処法について尋ねました。
美容部員が実践するメイク直し方法!
・「化粧水ミストで保湿して、乳液で崩れた部分の余分なファンデをティッシュオフする。そのあと日焼け止めとフェイスパウダーで直す」(20代/東京都)・「ミストを持ち歩き常に肌の水分を保てるようにしている」(20代/神奈川県)
・「ファンデーションを重ね塗りせず、コンシーラーで気になる部分だけ直す」(30代/福岡県)
・「上から優しくティッシュオフして保湿スプレーを遠くからかける」(40代/三重県)
・「脂取り紙で皮脂を取った後、ファンデ薄塗り」(40代/東京都)
多くの人が、皮脂のオフと化粧水ミストを振ることを行っていました。メイク直しをする際は、日中に出てきた皮脂と浮いたメイクをオフすることと、保湿をして肌を枯れさせないことが重要であるようです。
また、「持ち歩き必須のベースメイクのお直しアイテムを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「フェイスパウダー(53.1%)」と回答した人が最も多く、次いで「スポンジ(33.6%)」「綿棒(30.4%)」と続きました。
皮脂がやはりメイク崩れの原因となるため、余分な皮脂や崩れてしまったメイクをオフするためのスポンジや綿棒をポーチに入れておくと良いかもしれません。
スペシャルケアで肌質をアップ!、ピーリングを行うタイミングはいつ?
メイク崩れの原因は主に皮脂や乾燥が考えられ、メイク前のスキンケアで肌の水分量や油分量のバランスを整えることが大切であることがわかりました。
先程の質問では、具体的な朝のスキンケアのポイントを聞きましたが、より良質な肌にするためにスペシャルケアとして有効なことは何なのでしょうか?
「肌質をより良くするために、スキンケアで取り入れるべきことを教えてください(上位3つ迄)」と質問したところ、「フェイスパック(50.4%)」と回答した方が最も多く、次いで「酵素洗顔(33.8%)」「ピーリング(33.4%)」と続きました。
フェイスパックで保湿力を高めることと、毛穴に詰まった角栓などの余分な物をしっかり落とすことが重要であるようです。
上位に挙げられた「ピーリング」は、肌への刺激が懸念されるものも多く、適切なタイミングで行うことが大切であると考えられますが、それはいつなのでしょうか?
そこで、「ピーリングはどのようなタイミングで行うと良いですか?(複数回答可)」と質問したところ、「黒ずみや角栓が気になってきたとき(63.1%)」と回答した方が最も多く、次いで「肌がゴワゴワしていると感じたとき(54.6%)」「メイクノリが悪いとき(43.1%)」と続きました。
毛穴の詰まりや、肌表面の状態が悪いことを実感したタイミングでピーリングを行うと良いことがわかりました。また、メイクノリが悪いと感じたときも、ピーリングを行うタイミングとしての指標になりそうです。
肌質を上げ、メイクノリの良い肌作りをすることで、メイク崩れで気分が落ち込むことを減らしていきたいですね。
“崩れにくいメイク”の前に、まずは“崩れにくい肌作り”が大切!
今回の調査で、メイク崩れの主な原因は「皮脂が多いこと」「乾燥していること」であることが判明し、メイク前にスキンケアで肌のコンディションを整えることが重要であることがわかりました。
朝のスキンケアでは、保湿を第一に、しっかりと浸透させることと、余計な油分を残さないことを意識すると良いでしょう。
また、メイクが崩れてしまった際のメイク直しでは、崩れてしまった部分のベースメイクや皮脂をしっかりとオフし、保湿することを実践してい人が多く見受けられました。スポンジや綿棒といった細かい所をオフするためのツールや、化粧水スプレーなどのメイクの上から保湿ができるものを持ち歩いておくと良いかもしれません。
毎日のスキンケアに加え、パックやピーリングなどを取り入れてあげることも、メイクノリの良い肌にするために大切です。肌レベルを上げ、メイク崩れのストレスを減らしましょう。
調査概要:「メイクを崩れにくくするスキンケア」に関する調査
【調査期間】2022年6月14日~6月15日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,020人
【調査対象】美容部員(女性)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
(エボル)
※この記事は2022年07月26日に公開されたものです