自分らしく働く「ワンセルフキャリ」。テテマーチ山本深雪さんの働き方
「バリキャリ」「ゆるキャリ」……女性の働き方って、本当にこの2つだけなの? 100人いれば100通りの働き方がある。一般企業で働く女性にインタビューし、会社の内側や彼女の働き方を通して、読者に新しい働き方「○○キャリ」の選択肢を贈る連載です。
取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部
撮影:大嶋千尋
「あ~、今日も仕事頑張った~」。そう思いつつ、私が仕事帰りに何気なく見てしまうもの……それはSNSです。
これと言って何が見たい、とかはないのですが、ずっと眺めてしまうんですよね。そのせいで、「時間を無駄にした……!」と思ってしまうこともしばしば。
「毎日SNSを見ている時間を肯定する理由が欲しかったのかも(笑)」。
そう語るのは、企業のSNSマーケティング支援を中心に事業を展開するテテマーチ株式会社にてプランナーを務める山本深雪さん。
ご自身もSNSで発信することが好きという山本さんが、テテマーチに入社した理由は「自分らしく働ける」から。そう断言できる理由や山本さんが考える「自分らしく働ける会社」についてお話を伺いました。
入社の理由は「自分らしく働ける環境」だったから
以前はリアルイベントを中心に企業のプロモーションを制作している会社でイベントディレクターやプランナーの仕事をしていました。
学生時代に演劇やライブをしていた経験があり、「みんなで何かを創り上げる」体験や「お客さんをどう喜ばせようか」などを考えるのが好きで……。それができるのが広告業界だと知り、イベントを作れる会社に新卒で入社しました。
自分の中でイベント関連の仕事は一通りやり切ったな~と感じていて、イベント以外で好きなことを仕事にしたいと思うようになったのがきっかけです。
その中で、イベント特有の「目の前で人が喜んでいるところを見られる」ことが、自分の中では大切な軸だと気づき、SNSもユーザーの反応がすぐに見られるという点は共通しているので、SNS業界に転職したいと思うようになりました。
好きなことやりたいことを応援してくれる環境
たくさんありますよ。
まずテテマーチらしいものとしては、SNSの発信を推奨しているというところです。社名を出してSNSをやることがNGな会社も多いと思うんですが、テテマーチはOKなんです!
そうなんです! 私は所属する会社の名前や個人名を隠さずSNSをやりたいとずっと思っていたので、それを推奨してくれるのがうれしかったですね。
会社としても、個人のSNSのいいね数をお給料に反映する「SNS報奨金制度」というものを以前は実施していました。
そうなんです。会社の人の目を気にすると、社外での活動をオープンに出来ないことも多いと思うんですけど、プライベート問わずやりたいことを応援してくれる環境なので、“自分らしく働いている”と実感できますね。
TPOをわきまえていれば服装が自由なのもこの会社を選んだポイントかも。毎日スーツとか絶対嫌!!! って思っていたんで……(笑)。仕事中も自分の気分や相手に感じてもらいたいイメージに合わせて自分の着たい服を着たいんですよね。
ポジティブな会社=自分らしく働ける会社
そうですね。今の会社もポジティブに働いている人が多いので、私自身、心が元気になりましたね(笑)。
自分らしく働きたいけど、なかなか行動に移せない人も多いと思います。もし同じように悩んでいるご友人がいたら、どんなアドバイスを送りますか?
直感を信じる……簡単に見えて難しそうです。
例えば、上司の意向で自分が提案した企画が通らなかったとしたら、諦めますよね。でも、その上司がいなかったら、やってみたかったな~と思うことってあると思うんです。
周りの環境によって、自分の中に眠る潜在的な欲求が目覚めることもあると思う。だから直感を信じてやりたいことをやってみるというのが大事なんじゃないかなと思います。
目指すは制作から発信まで自分で出来る「マルチな人間」
SNS上での没入感のある体験とは……?
※この記事は2022年04月08日に公開されたものです