増え続ける化粧品。捨てるタイミングと散らからない収納方法
年末に取り組みたい大掃除。まずはその前に部屋をすっきりさせたいところ。年始はきれいな部屋で迎えたい方、片づけが苦手という方に向けてトランクルームで循環収納を提案する「エアトランク」に所属する整理収納クリエイターの角一まり子さんが今からでも間に合う片づけ術を紹介します!
毎日使う化粧品。季節や流行に合わせて新しいアイテムが次々と発売されるので、どんどん数が増えてしまいがちですよね。
また、なかなか使い切るのが難しく、捨てるタイミングが分からないと悩む人も多いと思います。そんな化粧品は、この年末に一旦整理をしてみましょう!
そこで今回は、捨てるタイミングやおすすめの収納方法など、化粧品の片づけ術をエアトランク整理収納アドバイザーの角一まり子さんに教えてもらいました!
化粧品を片づける時の手順とポイント
まずは、たまってしまった化粧品を一度きれいにするために、片づけの手順とポイントを紹介します。
自分が持っている化粧品の使用期限を確かめる
化粧品は開封をすると、空気に触れるため酸化が始まり、時間が経てば経つほど品質が落ちてしまいます。そのため、できるだけ早く使い切ることが大事です。
海外製品には使用可能月数を意味する6M、12M、24Mなどと記載されていることがあります。
また、使用期限ではなく製造年月が記載されているものもあるので、まずは自分が持っている化粧品の中で使用期限が切れてしまっているものや、製造から年月が経ってしまっているもの、しばらく使っていないものがあれば思い切って手放しましょう。
開封した日を記載する
化粧品を上手に使っていくには、自分がどのくらいのペースで使い切るのかを把握することが大事です。
先ほど説明した使用期限を守ることはもちろん、使い切るペースが把握できるようになると余分な買い物を減らすことにもつながります。
つい化粧品がたまってしまう人は、開封した日を書いておくのがおすすめ。私はマジックで直接書いていますが、ケースをきれいな状態で残したい方はラベリングをするといいですよ。
たまっている試供品は全部使う
もらった試供品を「いつか使うから」「旅行の時に持っていきたい」と思ってずっとためているといつまでたっても片づきません……! たまっている試供品があればすぐ使ってしまいましょう。
試供品は、今使ってほしい旬のアイテムを配布していることが多いので、すぐ使わないと意味がないです。
また、自分は使わないと思ったら“もらわない”という選択肢を選ぶこともインアウトのバランスを保つ重要な行動です。
散らからない化粧品の収納方法
ここからは散らからない化粧品の収納方法を紹介します!
使った後に戻しやすい収納をする
化粧品やスキンケアアイテムはほぼ毎日使いますよね。なので、使ったらすぐ戻せる場所に置くことが散らかさないポイント。
例えば、スキンケアアイテムは洗面所にまとめて置く、化粧品はメイクボックスに入れて、自分が普段使う場所に収納するようにしましょう。
細かいものほど仕切って収納
化粧品は種類も多くごちゃごちゃしやすいアイテムです。そこで重要なのが、仕切りを使って分けて収納すること。そうすると見た目もすっきりしますし、使いやすくなります。
100円ショップなどで売られている仕切りつきのボックスがおすすめです。
細長いアイテムにはペンスタンドがおすすめ
マスカラやアイライナーなどの細長いアイテムは、文房具コーナーに売られているペンスタンドを使うときれいに収納ができます。
立てておくことで、見やすくなり取り出しも簡単になります。また、省スペースに収まるという点でもおすすめです。
化粧品は使用期限を守って使う
化粧品は流行がシーズン毎に洋服のトレンドに合わせてアップデートされています。あまり長く持たずに、使用期限をしっかり守って使い切ることが、メイクを楽しむポイントだと思います。
「使った後に戻しやすい収納」を意識すれば、毎日使う細かいアイテムでも散らかることなく保管することができますよ。
(監修:角一まり子、文・編集:マイナビウーマン編集部)
※この記事は2021年12月29日に公開されたものです