「集中力がある人」の特徴5つ

毎日の限られた時間で、あれもこれもやりたいと思ったら集中して物事に取り組む必要があります。仕事でも集中力があればたくさんのことをこなせますよね。集中力がある人にはどんな特徴があるのか考えてみました。集中できる人になるヒントがあるかもしれません。

（1）目標が明確

いつ終わるかわからない作業を続けていると、モチベーションも下がります。「これだけの仕事をこの時間までに終わらせる」と期限を決めると、目標が見えるので取り組みやすくなります。また、「なんのためにこれをやるのか」をハッキリさせると意欲も高まるようです。

（2）タスクの細分化

編み物をするとき、今日は何センチまで編もうとか、分厚い本を読むとき、今日は何ページまで読もうと決めた経験がある人も多いのでは？ タスクを細分化することで小さな達成感を重ねることで、集中して取り組んで最後までやり遂げることができます。

（3）時間を守る

11時からの会議のために集中して資料を作ったり、定時退社するために集中して仕事を終わらせたりした経験がある人は多いでしょう。基本的なことですが締め切りを守る、時間を守る意識が、集中力を高めます。

（4）休憩するのがうまい

職場で集中力のある人を見ていると、就業中ずっと集中しているわけではなく、おしゃべりしたり、コーヒーを飲んでいたりもするんですよね。でもダラダラ休憩している様子はなく、休憩をうまく組み込んでいます。オンとオフの切り替えを見習いたいです。

（5）しっかり体調管理

集中力のある人は前日飲み過ぎたとか、週末遊び過ぎたとか、あまり言わない傾向にあります。もちろん自分ではコントロールできない身体の不調もありますが、食生活や適度な運動など意識して整えることができるものもあります。

集中力を高めて心も身体も健康に

気の緩みが人命に関わる、電車の運転手やパイロットたちは健康管理にはとても気を使っていると言います。また、集中力が勝負を分ける将棋の棋士たちは、集中力を保つために気分転換が必要なのだそうです。棋士たちに聞いたアンケートでは気分転換法は「寝る」「テレビや漫画」「スポーツ」「食事」など私たちと同じような答えが多かったそうです。なんだかできそうな気がしませんか？ 心も身体も健康に保ち、集中力を高めて、仕事もプライベートも充実させたいですね。

（前田郁）

※画像はイメージです

※この記事は2021年06月17日に公開されたものです