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「面映ゆい」の意味とは? 読み方・使い方・類語(例文付き)

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「面映ゆい」を使う上でのポイント

前段では、「面映ゆい」を使える場面を紹介しました。

ここでは、「面映ゆい」を使う上でどんなことに気を付ければいいかを解説します。

ゆっくりと明瞭な発音を心掛ける

「面映い」という言葉は、ビジネスシーンでも使うことができます。

「恥ずかしい」という直接的な言葉を使わずに気恥ずかしさを表せるので、知的で奥ゆかしい印象を与えます。

ただし、やや聞き取りづらい言葉であることも確かです。会話で使う時には、ゆっくりと明瞭な発音を心掛けましょう。

悪い意味では使えない

「面映い」という言葉には、「きまりが悪い」という意味があります。

「きまりが悪い」には、悪い意味で使う場合と、そうでない場合の両方があります。

前段の例文でも触れましたが、「面映ゆい」が意味する「きまりの悪さ」は、悪い意味合いではなく、「体裁良く振る舞えないこと」からくるきまりの悪さです。

そのため、他人に迷惑をかけたり、傷つけたり、嘘をついたりなど悪いことをした場合に、「面映ゆい」を使うことはできません。

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