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「鈍感力」を身につける方法5つ

前田郁(ライター・シナリオライター)

ストレスフルな毎日を生き抜くには、鈍感であることも重要です。今回は「鈍感力」を身につける方法を前田郁さんと考えてみました。

「鈍感力」という言葉は、2007年に作家の渡辺淳一氏が書いたエッセイによって一気に広まりました。出版されてから10年以上が経った現在、ストレスフルな毎日で自分を消耗し過ぎないために、「鈍感力」を身につける方法について考えてみました。

(1)他人の意見を取捨選択する

真面目な人ほど、周囲から言われた言葉をすべて受け止めてしまいます。でも時には、「受け取って反省する」言葉と、「受け取らない」言葉を取捨選択してみませんか? 全部はできないよ、と投げ出す勇気を持ってみましょう。

(2)ミスは誰でもすると考える

お説教されるのは、たいていは自分がミスした時ですよね(自分のせいではないのに説教された時は「受け取らない」選択をしましょう)。そんなときは「仕方ないじゃん、ミスなんて誰でもするさ」と考えてみてください。もちろんミスした原因を顧みることは大切ですが、「さ、次へ行こう」と思うことも大切。

(3)「なんとかなるさ」「ま、いいか」と口に出す

私のせいで嫌われてしまった、もうこの人とは良い関係は築けない。そんなときは、この人とは仕事だけの付き合いと思えば「なんとかなるさ」、この人とは滅多に関わることがないから嫌われても「ま、いいか」と、口に出して言ってみて。もちろん、本人に目の前で言ってはダメですよ。

(4)良い面を見つける

上司や先輩に怒られてばかりいると、職場へ行くのも嫌になりますよね。そんな時は、その上司や先輩の良いところを見つけてみましょう。怒られている時も「先輩のネックレスって、いつも素敵よね」「この上司は子煩悩」と、その人の良い面を考えてみて。そして、お小言は聞き流しましょう。

(5)余裕を持つ

怒られている時でも「この人、朝ごはん食べてないのかしら」「最近、残業続きでイライラしてるのね」と、相手より一段上に立つイメージで心に余裕を持ちましょう。それにはあなたも睡眠時間をとって、朝はしっかり食事をして、余裕を持った生活を心掛けることも必要です。

真面目な人ほどストレスを抱えてしまうので「鈍感力」を身につけよう

真面目であることは美徳ですが、そのせいでストレスを抱えやすいものです。上司や取引先からのアドバイスは、しっかりいただきますが、人格を否定するような悪口やネガティブな言葉は「鈍感」な人間になって受け流す。「あなたって鈍感ね」という言葉は嫌味ではなく、褒め言葉として受け取れるようになりましょう。

 

(前田郁)

※画像はイメージです

 

※この記事は2021年03月16日に公開されたものです

前田郁(ライター・シナリオライター)

100名近い不妊治療経験者へのインタビューから、夫婦関係、男女関係についてリアルな話を聞いた経験を持つ。現代は、結婚か仕事かの二者択一ではなく、結婚も仕事も、そして出産も趣味も、なんでもアリの世の中だけに、余計に迷うことの多い女性を応援したい! が信条。演劇は観るのも好きですが、シナリオライターとして、恋愛を題材にした朗読劇やwebドラマのシナリオも執筆、上演している。

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