末っ子気質とは? 特徴や恋愛傾向を解説
末っ子気質な人は、甘え上手なイメージがありますよね。この性格は、恋愛においても有利に働くことも多いようです。今回は、心理カウンセラーの熊谷佐知恵さんに、末っ子気質な人の特徴や恋愛傾向、上手な付き合い方について解説してもらいます。
仕事やプライベートでお付き合いをしている人の中に「あの人は末っ子っぽいな」と感じる人はいませんか?
今回は、末っ子気質の人の特徴や恋愛傾向についてまとめてみました。子どもは生まれた順番で、性格にある程度の違いが出ると言われますが、そんな末っ子に共通する気質や特徴を把握することで、よりうまく付き合える方法を見いだせるかもしれません。
パートナーや気になるお相手が末っ子気質だという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
末っ子気質とは?
人との付き合いの中で、その人の振る舞いを通じて、きょうだい構成による性格の違いをなんとなく感じることはないでしょうか?
私たちは良くも悪くも育ってきた環境や家族構成などの人間関係により、性格や習慣の形成に大きく影響されると言われています。それは社会に出てからも、恋愛をする上でも特徴的な一面として出てくることがあります。
また、一般的に末っ子とは、兄弟姉妹の中で一番下の子を指す言葉です。
今回、こちらで取り上げている末っ子気質とは、必ずしも家族構成でいう末っ子に限らず、末っ子に多く見られるような性格的な特徴を併せ持つ人を含めて解説しています。
末っ子気質な人の特徴
末っ子気質な人には、どのような特徴があるのでしょうか? ここでは、末っ子気質の人に見られる性格の特徴を5つに分けて解説します。
(1)甘え上手で人を頼るのがうまい
末っ子気質な人の特徴といえば、やはり「甘え上手」ではないでしょうか。
家族の中で最後に生まれてきた末っ子は、年上にかわいがられ、面倒を見てもらいながら育った人も多いでしょう。
そのため、人に対して甘えたり頼ったりすることに抵抗がなく、慣れているという方も末っ子気質と言えそうです。
(2)面倒くさがり
末っ子の人は、いつでも代わりにやってくれる人がいたり誰かのサポートが入ったりすることに慣れており、自分が責任を負わされるようなことを面倒くさがる一面も。
そのため、末っ子気質な人は、人任せにし過ぎて肝心な決断ができず、ついつい面倒なことは後回しにしてしまう傾向があるようです。
(3)洞察力に優れていて要領が良い
末っ子の人は、姉や兄の行動をよく見て学び、客観的かつ冷静に物事に取り組むことができます。
人間関係においても、他の人たちのやり取りをよく観察する中で「誰にどんなことをすると怒らせてしまうのか、喜ばれるのか」などを心得た上で、要領良く立ち振る舞うことができるのです。
空気を読んで自分が不利にならない立ち振る舞いができるので、世渡り上手な点も末っ子気質の特徴と言えそうです。
(4)マイペース
自分の行動が遅くても、周囲の人たちが助けてくれる機会が多くあったため「急ぐ」ことが苦手な人が多いのが末っ子。
末っ子気質の人も無理に誰かに合わせて行動するという機会も少なく、どんな時もマイペースでいられるのが特徴です。
「自分は愛されているし許されている」ということを本能的に知っていて、心に余裕があるので、焦る必要がないのかもしれませんね。
(5)負けず嫌い
姉や兄の失敗や成功を見て育っている末っ子は、要領が良く、人間関係においては割と有利なポジションを取ることも多いでしょう。
ですが、仕事や恋愛などでライバルが出現して、自分のポジションが脅かされそうになると負けず嫌いな一面が現れることがあります。
そのため末っ子気質な人は、負けず嫌いな性格で自己成長を遂げていくこともあります。

長男長女だとしても性格は末っ子タイプ? あなたの末っ子気質度を診断でチェックします。
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