恐怖。LINEで「送ってはいけないこと」5つ
いろいろな意味で「LINEで送ってはいけないこと」とは? アラサー女子のコラムニストの山口ラブさんが解説します。
週刊誌などでたまに見かける芸能人のLINEのやり取り。心のどこかで「どこから流出しているんだろう」「私のLINEが晒されたらどうしよう」などと、明日は我が身に感じて不安に思うことはありませんか?
芸能人ではないけれど、私たちもちょっと気を付けたいLINEでのやり取り。今回は、なるべく送るべきではない内容を考えていきます。
(1)他人の悪口
そもそも、文章で残る形で悪口を言い合うことはあまりおすすめできません。
もちろん、腹が立って誰かのことを悪く言いたくなる場面もあるでしょう。とはいえ、大抵の場合は怒りがおさまると、言い過ぎたと後悔するものです。しかし、文章で送ってしまったものは取り返しがつかなくなります。
あなたが送ったLINEのスクショが友達の間で出回って、本人の目に触れ、傷つけてしまうリスクだってあるでしょう。
他人に対する悪口はぐっと飲みこむのが大人です。
(2)人に知られたくない秘密
上記同様の理由で、人に知られたくない自分の秘密をLINEに残る形で打ち明けるの注意したいところ。
他人は、誰かの秘密や不幸に対して敏感。うわさのネタになってしまうことも……。
あなたが送ろうとしている相手は、本当にその秘密をここだけの話にしてくれるのか。慎重に考えてから打ち明けるのでも遅くはありません。
(3)恋人への不満
彼氏とけんかになった時など、相手に日ごろの不満をぶつけたくなる気持ちも分かります。
しかし、いつでも読み返すことができるLINEでそれを届けてしまうと、恋人との不和を生む原因に。ほとぼりが冷めた後も、その文章を読み返した彼氏が不快な気持ちになる可能性だってあるでしょう。
けんかや不仲の火種は自分から撒かないこと。恋人とは極力ポジティブなLINEのやり取りをしたいものです。
(4)他人を不快にさせる自慢
マウンティングは、悲しいかな人の欲求を満たすもの。とはいえ、された側の不快指数はかなり高いです。
したがって、LINEのやり取りに残る形で、マウンティングしたいがための自慢を送りつけるのは好ましくありません。
「こんなLINEが来たんだけど!」と愚痴と共に周囲へ晒されてしまうかもしれませんよ。
(5)告白
LINEでの告白は、2つの側面からリスクがあるかもしれません。
一つは、これまでの理由同様、関係のない第三者に見せられ、うわさのネタにされてしまうこと。もちろん、こんなことをする相手はこちらから願い下げですが……。
もう一つは、気持ちや誠意がいまいち伝わりにくいこと。あなたが温度感を持って、自分の声や言葉で紡ぐ告白ほど相手の心を動かすものはありません。その時の状況や恥ずかしさもあるとは思いますが、文章に逃げてしまうことはおすすめできません。
送信ボタンを押す前に一呼吸
その内容を、その相手に、今すぐ送っても大丈夫でしょうか?
気軽に使えるのがLINEのメリットですが、たまにはその使い方を自分で振り返ってみるのも大事なことです。
あれもダメ! これもダメ! としてしまうのは確かに窮屈で、その使い道を狭めてしまいます。
常にではなく、気付いた時に“使い方のメンテナンス”をしてみてくださいね。
(山口ラブ)
※画像はイメージです
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※この記事は2021年02月09日に公開されたものです