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【難読】あなたは読める? 「頓珍漢」の正しい読み方

マイナビウーマン編集部

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「頓珍漢」です。

中華料理屋の名前? とんかつ屋かな? そんなことが頭に浮かんでいるなら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「頓珍漢」の読み方は?

多くの人が「頓」の読み方に戸惑うかもしれませんね。「珍」は「珍しい」という漢字で、“ちん”と読み、「漢」は「漢字」の“かん”、ですよね。

つまり、この3つの漢字がつながるとどんな単語になるのか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“とんちんかん”と読みます。

「頓珍漢」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「頓珍漢」の意味は以下のように解説されています。

とん‐ちん‐かん【頓珍漢】
[名・形動]《鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから》

1 物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。また、そのさま。「頓珍漢な受け答え」

2 間のぬけた言動をすること。また、そのさまや、その人。「頓珍漢な奴」「この頓珍漢め」

話がかみ合っていない時に「トンチンカン」って言っているのを聞いたことはありませんか。

頓珍漢の語源は、どうやら鍛冶屋にあるようですね。確かに、鉄を打つ時の音って、「トンチンカン」と聞こえます。それがズレて聞こえる様子を表して、この言葉ができたのだとか……。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「頓珍漢」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あ

“トンチンカン”という音、かわいいですよね。「話が見当違いだ」と言うよりも「話がトンチンカンだね」なんて使ってみると、柔らかく聞こえるかもしれませんよ。

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年02月09日に公開されたものです

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