【難読】“こういち”じゃない! 「光一」の意外な読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「光一」の読み方です。
“こういち”? 「堂本光一くんのことかな?」 なんて思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「光一」の読み方は?
「光一」というと、人の名前ですよね。“こういち”と読むのは見たことがありますが……。名前以外で使うことがあるの? と、戸惑う人も多いのではないでしょうか。
気になる読み方ですが……。これ、実は“ぴかいち”と読みます。
「光一」意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「光一」の意味は以下のように解説されています。
ぴか‐いち【▽光一】
1 花札の手役で、初めに配られた手札7枚のうち光り物(20点札)が1枚で、あとが全部かす札であるもの。2 《1から》多くの中で際立ってすぐれていること。また、そのもの。「若手では光一の腕前」
つまり、一つだけ他のものよりも際立っていること、といった意味合いで「光一」という言葉を使います。
花札が語源の言葉で、20点に換算される札(光り物)が手札に1枚しかないことを、「ピカピカが1枚」ということから「光一」となったそうです。
読み方は難しいのですが、「彼の実力は昔から光一だった」など、耳馴染みのある言葉ではないでしょうか。カタカナで書くのはよく見ますが、漢字だと「光一」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「光一」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。そんな言葉に漢字なんて! という漢字、まだありそうですね。
この際ですから、カタカナも漢字にできるか調べてみるのも面白そう。驚くものがあるかもしれませんよ。
(ななしまもえ)
※この記事は2021年01月11日に公開されたものです