【10月の誕生石】トルマリンの石言葉・意味・秘められたパワー
10月の誕生石:トルマリン
マイナスエネルギーや感情を取り除き、豊かさを引き寄せる石。
石の特徴
トルマリンは、単独の鉱物名ではなく、約10種類ほどの成分元素が、複雑に入り混じった鉱物グループを総称した名前です。
色別の名前があり、緑色(バーデライト)、赤色(ルベライト)、赤紫色(シベライト)、青色(インディゴライト)、黒色(ショール)、無色(アクロアイト)と呼ばれており、トルマリンほど多彩な色を持つ石はないといわれているほど。
また、1つの石の中に2色混在しているものを「バイカラー」、3色以上になると「パーティーカラー」と呼ばれます。
輪切りにすると、中が赤やピンク色で、周辺が緑色のものは、「ウォーターメロン」と呼ばれ希少な石とされています。
名前の由来・歴史・伝説
所説ありますが、トルマリンの語源はスリランカの言語シンハラ語の「turmali(混ざった石)」に由来とするといわれています。
摩擦や熱によって帯電する特徴があることから、和名は電気石です。
トルマリンが帯電することを発見したのは、アムステルダムの宝石商人といわれています。日向に置いてあったトルマリンが、静電気を帯び、周囲の埃を吸い付けていることに気が付き、「アッシェントレッカー(灰を吸いつける)」と呼び、刻みタバコの灰を集めるのに使ったといわれています。
石言葉
希望・忍耐・寛大
トルマリンが持つ石の力
静電気をおこすトルマリンは、出会いや豊かさを引き寄せるといわれています。
生命力を活性化させるともいわれており、心を健康に、日々穏やかに過ごせるようにサポートしてくれます。
心身のストレスを軽減する力があり、不思議と気持ちにも余裕が出て、周囲を思い遣る気持ちが芽生えてくるでしょう。
新たなるステージに引っ張っていってくれる強い力というよりは、リラックスムードで周りに人が集まるイメージでしょうか。だからこそ、高圧的に思われてしまう方が持つと良いとされるパワーストーンです。
色味によって効果は細分化されますが、緑色は健康運や人間関係のストレス緩和に、青色は精神的な成長や知識を吸収したい時に、赤色やピンク色は恋愛運や人気運・美容運アップ、黒色は健康運アップやダイエットに力を貸してくれるといわれています。
トルマリンのお手入れ方法
トルマリンのモース硬度(※)は7~7.5とやや高く、比較的扱いやすいパワーストーンといわれています。
※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。
お手入れする際は柔らかい布で優しく拭いて下さい。水晶クラスタ―やセージ、流水、月光浴、クリスタルチューナーなどを用いて定期的に浄化を行うと、よりパワーを発揮してくれますよ。
カラーによっては紫外線に長時間さらすと変色する可能性もありまので、注意しましょう。
誕生石はプレゼントにもぴったり
ガツガツと営業や婚活をしなくても、静電気に埃が吸着されるように、良いご縁を引き寄せるといわれているパワーストーン。
接客や接客業など人と関わる仕事に就かれている人におすすめの石です。自分が持つ他、人にプレゼントしても良いでしょう。
トルマリンを手にされた皆さまに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。
(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド)
※画像はイメージです
※この記事は2020年10月28日に公開されたものです