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アベック、HK……アラサー世代に聞いた、若者が知らない昔の言葉とは?

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アベック以外にもある! 若者はたぶん知らない死語って?

アラサー女性のみなさんにアベック以外の死語を聞いてみたら、出てくる、出てくる!

多く挙がった7つの死語をご紹介します。

(1)ナウい

・「ナウい。流行の最先端という意味で使います」(28歳/情報・IT/技術職)

・「ナウい→今っぽい」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)

・「“ナウい”とか今の人は知らないような気がする」(31歳/その他/事務系専門職)

今や死語の代名詞で、「今どき」の意味で使われるのが、「ナウい」。

英語の「now」が由来で、「そのファッション、ナウいね!」というように使われていました。

「この○○が、ナウなヤングにバカウケ!(今どきの若者に人気がある)」なんてフレーズも、昔は当たり前のようにテレビから流れてきた時代だったんですよねぇ……。

(2)写メ

・「写メ。『写メ送って』とか」(28歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「写メ→写真のこと」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

・「『写メ見せて!』と今の子は言わない。メール時代ではないから」(33歳/その他/その他)

写メとは、ソフトバンクの前身J-フォンが開発したサービス「写メール」(カメラ付き携帯電話で撮影した画像を、メールに添付して送信できるサービス)の略。

サービスが大ヒットして世間に一気に認知され、「写真を添付してメールを送って」という意味から、最終的には「携帯で写真を撮る」という意味にまで広がったほど。

アラサー世代では、今でもつい「写メ撮ろう!」なんて言ってしまう人、いるのでは?

(3)チョベリグ・チョベリバ

・「チョベリバ。イライラしたら使っていた」(33歳/通信/販売職・サービス系)

・「チョベリバ、チョベリグ。テンション下がるとき、テンションが上がるとき」(26歳/情報・IT/技術職)

・「うれしいときとか、テンション上がったときにチョベリグ、気分悪いときにチョベリバ、を使っていました」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

1996年の伝説のドラマ『ロングバケーション(Long Vacation)』で、南(山口智子)と桃ちゃん(稲森いずみ)が使っていたコギャル語。

「超ベリーグッド」「超ベリーバッド」を略した言葉で、「このチョコ、チョベリグ!」「雨に濡れてチョベリバ~」なんて使われ方をしていました。

「最高」「最悪」でも通じるのに、秘密の暗号みたいに、わざわざ使うのが楽しかったんですよね。

(4)HK

・「手紙内で、話が変わるときはH/K(話変わるけど)で話題変え」(25歳/その他/事務系専門職)

・「hkと手紙に書くと、話は変わるけど、という意味だった」(26歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

・「HK。話変わるけど」(29歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

「H/K」「HK」「hk」など、表記にブレはありますが、どれも「話は変わるけど」の意味。

2000年代に、女子中高生の間で流行しました。

アンケートによると、友だちとの手紙のやり取りで使っていた人が多いようですが、現代のようにLINEではなく、手紙というのがほほえましくなっちゃいます。

(5)KY

・「KY。空気が読めない人がいるときに使っていた」(25歳/医療・福祉/専門職)

・「KY。あの子はKYだ」(29歳/医療・福祉/専門職)

・「あのおじさんKYだよね」(26歳/その他/専門職)

先ほど紹介した「HK」と同様に、このころはとにかくアルファベット2文字の略語が大流行した時代。

今でも通じるKYが生まれたのも、この時期でした。

流行した数ある略語のなかでも、この「空気が読めない」「空気を読め」という言葉が生き残ったのが、なんだか日本らしいですね。

(6)MK5

・「MK5。マジでキレる5秒前。怒る寸前のことを指す」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「MK5。イライラしたとき」(29歳/その他/販売職・サービス系)

竹内まりやさんのプロデュースで、広末涼子さんが「ずっと前かっら~♪」と歌っていたのは、1997年のこと。

この曲のタイトルが『MajiでKoiする5秒前(マジで恋する5秒前)』でした。

それを「マジでキレる5秒前」としてもじったのが、MK5です。

それにしても、あのころの広末の透明感はハンパなかったですよね~……(遠い目)。

(7)わけわかめ

・「わけわかめ。意味がわからないときに使う」(29歳/電機/その他)

・「わけわかめ。意味不明なときに使う言葉」(30歳/その他/販売職・サービス系)

・「わけわかめとか。意味がわからんときに使ってました」(31歳/その他/販売職・サービス系)

「なぜそれとそれをくっつけた!?」とツッコみたくなる言葉ですが、当時は大人から子どもまで大流行!

「わけがわからない」という意味で、「あの人の言ってること、わけわかめ~」というように使っていました。

ウチの母も、いまだに会話中、この単語をナチュラルに放り込んできます。

本当にわけわかめ。

次ページ:若い子とのコミュニケーションに使ってみるのも手かも?

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