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これくらいはなきゃ! 結婚したら、世帯年収は最低いくらほしい?

フォルサ

結婚しても、子どもが出来るまでは共稼ぎという夫婦が多くなりました。子どもが出来ても夫のお給料だけではちょっと不安なので、妻も仕事復帰するパターンもあります。夫婦がある程度余裕をもって生活していけると思う理想の年収について、30代前後の男性に聞きました。

Q.結婚したら、夫婦あわせて手取り年収は最低いくらほしいですか?

1位「400万円以上500万円未満」……19.7%
2位「500万円以上600万円未満」……18.2%
3位「600万円以上700万円未満」……16.7%
4位「1000万円以上」……13.75%
5位「300万円以上400万円未満」……10.8%
6位「700万円以上800万円未満」……9.35%
※7位以下省略

1位は「400万円以上500万円未満」で約20%、2位はわずかな差で「500万円以上600万円未満」、3位が「600万円以上700万円未満」で、400万円から700万円が全体の約半数(54.6%)という結果でした。1000万円以上を望んでいる男性は、約14%いました。

1位:「400万円以上500万円未満」

・「将来の生活に少しでも余裕を持ちたいから」(34歳/情報・IT/技術職)

・「そのぐらいはないと生活にゆとりがないとおもうので」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/経営・コンサルタント系)

・「子どもの養育費の為に最低でも欲しい」(33歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「必要最低限の金額。また将来の貯蓄もできると思う」(32歳/自営/クリエイティブ職)

夫婦2人で生活するには少し余裕があって、子どもの養育費や将来のために貯金をするなら最低限400万円以上500万円未満の年収が欲しいという声が大半でした。

2位:「500万円以上600万円未満」

・「夫婦共働きだとこのぐらいあれば裕福な部類」(32歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

・「これぐらいあれば貯金もできて生活も、ゆとりが出来るから」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「子供もいるので、なるべく多い方に越したことはない。」(32歳/医療・福祉/事務系専門職)

・「貯金や普通に生活できる金額だから」(31歳/商社・卸/営業職)

1位と理由はほぼ一緒でしたが、金額100万円上がったせいか「最低限」という言葉が使われないようになり、「余裕」「ゆとり」という言葉が生活につくようになりました。

3位:「600万円以上700万円未満」

・「貯められるときに貯めて、育児休暇でもなんとかなるように」(30歳/電機/技術職)

・「不自由がないくらいの額だと思うから」(25歳/金融・証券/営業職)

・「貯金に回せる最低の年収だと思いますが」(27歳/その他/事務系専門職)

・「共働きだと平均的にそれくらいになるから」(31歳/建設・土木/技術職()

600~700万円未満の金額になると、生活に余裕が欲しいというところから一歩進んで、将来のために積極的に貯蓄に回したいという声が増えてきます。

まとめ

金銭感覚は個々によって違うので、最低限欲しい年収となると300万円未満から1000万円以上と幅がありますが、どの金額帯でも、欲しい理由は「生活に困らない金額」ということで、ほぼ一緒でした。年収が低いと「最低限これくらいないと生活できない金額」、中間層では「生活にゆとりがほしい金額」、高額層では「将来のために貯金ができる金額」という結果になりました。趣味や遊びのためという声が全くなかったのは、30代前後の働く男性は堅実に家庭を築くことを考えているということですね。

マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年5月27日~5月29日
調査人数:203人(25歳~34歳の男性)
※画像はイメージです

(フォルサ/岩崎弘美)

※この記事は2016年06月17日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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