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ゲス乙女。川谷絵音だけじゃない! だらしなさすぎる、○○たちの下半身事情!

だらしなさすぎる、昔の文豪・偉人たちの下半身事情とは?

年明け早々、世間を騒がせた「ゲスの極み乙女・川谷絵音」とタレントベッキーの不倫問題。流出したLINEからは、、離婚を「卒論」、二人をスクープした「週刊文春」をセンテンススプリングと称した軽々しいやりとりが明るみになり世間を唖然とさせました。

ネット上には、川谷の女性遍歴まで飛び交うなど、そのだらしない女性関係に非難が集まっているようですが、歴史を振り返ると、昔の文豪・偉人たちも奔放な性生活を送っていたよう……。そこで今回は、だらしなさすぎる、昔の文豪・偉人たちの下半身事情を紹介します。

普通の愛では満足できない(?)文豪「谷崎潤一郎」

使用人に厳しく激しい態度をとる美少女と、それに反発することなく追従するマゾヒスティックな男性とのSM愛を描いた「春琴抄」、少女を自分好みの女性に育て上げた男性が、その妖艶な肉体に翻弄され身を滅ぼす様を描いた「痴人の愛」など、倒錯的な恋愛小説を世に送り出してきた、文豪・谷崎潤一郎。彼の倒錯的な愛欲は、自身が書く作品だけにあらず実生活にまでおよんだそうです。

生涯において3人の妻を娶った谷崎の最初の妻は「千代子」でした。しかし結婚して数年後、谷崎は千代子の妹「せい子」と恋仲になってしまいます。傷心の千代子は谷崎の親友「佐藤」と不倫、この泥沼恋愛は千代子が谷崎と離婚し佐藤と再婚することで決着します。渦中の3人は連名で声明文を発表、この出来事は「細君譲渡事件」として広く世間に知れ渡りました。

千代子と離婚してまで谷崎が一緒になりたかった「せい子」ですが、谷崎との結婚を拒絶、結局二人は結婚までいたりませんでした。その後谷崎は、2人目の妻「丁未子」と結婚・離婚を経て、3人目の妻「松子」を迎えます。

ちなみに「痴人の愛」の妖艶な妻・ナオミのモデルは「せい子」だといわれており、作中で描かれる主人公・譲治とナオミのSMチックな関係から、谷崎のマゾ願望がチラリと見える作品となっています。

老いてなお色情に燃えた天才画家「パブロ・ピカソ」

スペインが生んだ20世紀最大の天才画家パブロ・ピカソもまた、女性がいなくては生きていけない人でした。親友の自殺をきっかけに、暗い色調で悲哀に満ちた作品を描くようになったというピカソ。彼の女性遍歴はそんなときに現れた「フェルナンド」から始まります。

フェルナンドと出会い、彼女をモデルとして絵を描くうちに、明るさを取り戻したピカソですが、二人の交際はわずか数年で終わります。そして次にピカソの前に現れたのが4歳年下の儚げで美しい女性「エヴァ」。作品に「可愛いエヴァ」と文字で書き入れるほど、ピカソは「エヴァ」にゾッコンでした。しかし病弱なエヴァは数年後にこの世を去ってしまいます。

エヴァの死後、ピカソは変わらず恋愛経験を重ねます。ロシアの将軍家の娘「オルガ」と結婚していながら、純粋無垢な少女「マリー・テレーズ」との間にも娘をもうけるピカソ。さらに妻と愛人だけでは飽き足らず、画家の卵「ドラ」とも交際、マリーとドラが鉢合わせる修羅場にまで発展したといいます。

ピカソの女性遍歴は61歳になっても続きます。良家の子女で21歳の画学生「フランソワーズ」と恋に落ちたピカソは、2人の子どもをもうけます。才能あるフランソワーズに全幅の信頼を寄せていたピカソでしたが、子供をつれて、フランソワーズは突然ピカソのもとを去ってゆき二人の関係は終わります。ピカソ最後の恋は、72歳の時に出会った26歳の「ジャクリーヌ」。その年齢差はなんと46歳でした。

女性を次々と不幸にするプレイボーイ「クロード・ドビュッシー」

10歳で名門パリ音楽院に入学を許された、フランスの作曲家クロード・ドビュッシー。繊細で美しいハーモニーを次々生み出したドビュッシーですが、こと恋愛においては肉食系そのものでした。

18歳の時、彼の良き理解者でありパトロンのフォン・メック夫人宅のピアノ教師に抜擢されたドビュッシーでしたが、メック夫人の13歳の娘に手を出しクビになってしまいます。この出来事を皮切りに、ドビュッシーは女と名のつくものは手当たり次第の女性遍歴を突き進みます。

詩人マルメラの娘、人気ソプラノ歌手、ダンサー、画家の娘など、枚挙にいとまがありません。そして37歳の時、金髪美女「リリー・テクシエ」と激しい恋に落ち結婚したドビュッシー。しかし、この結婚の陰でドビュッシーに振られた女性は自殺未遂をしてしまいます。

女性を不幸にしてまで手に入れた結婚生活ですが、ドビュッシーはまたも別の女性と恋に落ちます。その相手となる「エンマ・バルダック」は人妻。つまり既婚者同士、ドビュッシーとエンマはW不倫を犯します。そしてこの不貞を知った妻リリーは自殺未遂をしてしまいます。

天才といわれた作曲家ドビュッシーですが、その身勝手すぎる恋愛は、二人の女性を自殺の一歩手前まで追い込むほどでした。

まとめ

3人の恋多きアーティストたちは、相手が変わるごとにその作風も変化したといいます。身勝手な恋をして芸を磨いてきた天才たち。音楽界の新星といわれるゲスの極み乙女・川谷も、今回の不倫騒動により楽曲制作に変化があるのでしょうか。

(遠藤かおる/フォルサ)

※この記事は2016年01月23日に公開されたものです

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