気づけば背中が小さく……ウチの親も年をとったな~と感じる瞬間7選
子どものころの自分にとって、親は絶対的な存在でしたよね。怒ると怖いし、厳しいし、でも、なんでもわかってくれる。強くて優しくて、大きな存在。けれども、自分が大人になるにつれて、親はいつの間にか年を取っていた……。ウチの親も年をとったな~と感じる瞬間はありますか? 働く女性に聞いてみました。
まるであの頃の祖父母
・「老眼鏡がないと物が見えないと嘆いているとき」(28歳/機械・精密機器/技術職)・「老眼鏡をかけないと、新聞紙が読めないところを見た時」(32歳/医療・福祉/専門職)
老眼は早ければ四十代くらいから始まりますから、実はとっくに細かい字が読めなくなっていたんでしょうね。けれども、老眼鏡をかけて新聞を読んでいる姿は、まるで子どもの頃に見た祖父母の姿にそっくり!?
ビフォーアフター
・「白髪がたくさんあるのを見たとき」(24歳/機械・精密機器/営業職)・「髪の毛がうすくなってきたとき」(30歳/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)
白髪が増えてくると、一気に年を取ったように見えますよね。全部キレイに白くなれるならよいのですが、ゴマ塩頭になってしまうと、ちょっと老けこんで見えるのも事実。髪がうすくなると、見た目ががらりと変わりますよね。
ついていけません
・「スマホをなかなか使いこなせない姿を見た時」(24歳/食品・飲料/専門職)年を取ると、新しいことをなかなか覚えられなくなりますよね。脳が拒絶しているのか、はたまた許容量が下がっているのか。最初から「ムリかも」と思っているから、気持ちの問題かもしれません。
あれ、なんだっけ?
・「芸能人の名前が出てこない」(30歳/団体・公益法人・官公庁)・「父親の物忘れがひどい。会社に原付きで行って、歩いて帰ってくることがしばしば」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
ぼんやりしているわけではないのでしょうが、忘れっぽくなるのは老化現象なのでしょうね。芸能人の名前が出てこない場合は、すぐに諦めないで! がんばって思い出そうとするだけで、脳の活性化につながりますから。
ちょっと休ませて
・「疲れやすい、すぐ座りたがる」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「無理しなくなった」(32歳/学校・教育関連/技術職)
電車に乗ったときなど、以前なら立っていたような状況でも、今はスンナリ座ろうとする。子どもとしては親がいい年をして無理にがんばろうとするのは止めたくなりますが、全然がんばろうとしない姿は見ていて寂しい。ちょっぴり複雑な心中です。
いつからこんな好々爺(や)に!?
・「孫にメロメロな姿を見た時」(31歳/医療・福祉/専門職)昔、自分が同じことをやったら、烈火のごとく怒られたのに! 孫に対してはメロメロで、すっかり丸くなっちゃって……。絶対に怒らない姿を見ていると、「こんな人だったっけ?」と首をかしげたくなりますよね。
現実を映すもの
・「写真を撮った時、老けて写っていた」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)普段は記憶の目で見ているので、親の変化に気づかないかもしれませんが、写真にはしっかり現実が映っていますよね。あれ? 写真だとずいぶん老けて見えるんだなあ……。そう思ったとしたら、それは写真映りのせいじゃないかも。
子どもの頃は身体を張って守ってくれた親も、気づいたら年を取っているものですね。いつまでもあると思うな、親と金。ずっと一緒にいてくれるわけではないからこそ、今のうちに親孝行しておきましょう。これからは恩返しの時間です。
(相羽亜季実/OFFICE-SANGA)
※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数187件(22~34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません
※この記事は2015年09月16日に公開されたものです