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タイミングは? どんな言葉で? スピード婚カップルのプロポーズ

結婚は自分の将来を決定づける大きな選択なので、相手のことをしっかりと見極めたいもの。一方で「交際1ヵ月」「交際3ヵ月」など、比較的短い期間で結婚となる「スピード婚」も存在します。そんなスピード婚を決めたカップルだからこそのプロポーズが、きっとあるはず。そんな「スピード婚カップルのプロポーズ」を集めてみました。

「早く子どもがほしい」

「2人とも年齢が30を過ぎていたこともあって、付き合い始めからお互い『早く子どもがほしい』というような話はしていた。具体的なプロポーズは、『1秒でも早く2人の子どもがほしい。もっと時間を置いてからと思っていたけど、自分の年齢のこともあるし、よかったら結婚しよう』というもの。ちなみに当時、私が31歳、夫(当時の彼)が39歳、付き合って1ヵ月を過ぎたくらいだった。もうひとつちなみに、夫がプロポーズを決心した直接のきっかけは『抜け毛が気になり始めた。子供の授業参観のときに自分だけハゲ散らかしたおっさんだったら申し訳ない』というものだった」(33歳/専業主婦)

お互い「結婚したい」という強い意志がありつつも、男性から「君も結婚したいでしょ?」とは言わず、「自分の年齢のこともある」と言ったところに紳士の心遣いを感じさせます。プロポーズを決心したきっかけも、なんともいえずキュートですね。

「最初に会ったときから」

「『最初に会ったときから、結婚するならこの人と決めていた』と言われた。付き合って3ヵ月時点、それまでラブラブだったけど、その日は大きなケンカをして、その末に言われた言葉だった」(29歳/団体)

男性が、ビビッと来る“運命”的なものを感じていたのでしょうか。ケンカが、お互いが本音でぶつかり合う機会となり、そこで彼の思いが打ち明けられたようです。こんなふうに強い気持ちを示されたら、女性としてはグッとくるものがありますね。

話の流れで結果的に

「今の夫と付き合い始めたとき、お互い『今まで一緒にいてこんなに楽だったことはなかった』と言い合っていた。あるとき、夫が『こんなに楽なんだから、死ぬまで全然一緒にいられるな』と言ったので、『それプロポーズ?』と聞くと、『うん、まあ。それでもいいかも』との返事。ちゃんとした、改まった感じのプロポーズではなかったけど、結果的にそれで婚約が成立、それからすぐ結婚した。結婚までの交際期間は半年くらい」(26歳/モデル)

結果的に、日常の世間話がプロポーズのシーンへと発展したわけですが、ひょっとしたらこの旦那さんは遠回しにプロポーズしたつもりだったのかもしれません。2人ともそれぞれの恋愛経験を経て、お互い安らぐことのできる相手と巡り合うことができたみたいです。

さずかり婚!

「付き合って2ヵ月経った頃、自分が妊娠したのでそれを彼に報告した。そうしたら、『おれはずっと一緒にいたいと思ってる』と、ぼんやりしたプロポーズ。週末すぐお互いの両親の挨拶などを済ませてから籍を入れて、それから結婚式の準備に取りかかった」(29歳/医療)

入籍前に子どもを授かった場合、先に勇気を振り絞るのはプロポーズする側の男性というより、妊娠を報告する女性のような気がしますね。このエピソードは旦那さんもしっかり男気を見せてくれて、ひとまず安心でした。

付き合うときから

「お見合いパーティーで出会ったので、付き合う時点で『結婚を前提に……』という合意はあった。付き合い始めてから『結婚はいつぐらいがいい?』と聞かれ、私はその時点(交際3ヵ月)ですでに『この人なら結婚してもいい』と思っていたので、『いつでもいいよ』と答えると、『じゃあもうすぐにでもしよう』と彼。結局そのひと月後に入籍した」(32歳/生保)

「結婚を前提に……」は、大時代がかっていて最近ではあまり聞かないセリフかもしれませんね。でも「お見合いパーティー」のような出会いの場なら、「結婚が前提」が大前提。初期段階で意志が統一されているので話は早い、ということなのでしょう。

スピード婚のプロポーズには、腰を据えてじっくり準備して……という形のものはあまり見当たらず、リズムよく勢いよくトントーン!と話が進んでしまうものが多いみたいです。フィーリングが合った瞬間を捉えたエピソードが多いのも、スピード婚ならではのプロポーズの特徴と言えるかも。「結婚はタイミング」とよく言いますが、タイミングが合えばスピード婚だったとしても本人たちにとっては大きな問題ではないのでしょう。長い時間をかけてじんわりと温めた愛がこもったプロポーズもいいですが、どこか「ノリの良さ」を感じるスピード婚のプロポーズも良いものですね。

(藤井弘美+プレスラボ)

※この記事は2015年04月10日に公開されたものです

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